ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

時代の流れ

2020-11-30 11:55:54 | 日記

結婚した長男夫婦が遊びに来た。長男夫婦とは久しぶり会った。両家顔合わせ以来だから2ヶ月ぶりくらいかな。

久しぶりだったのでつい張り切りすぎて、あれもこれもとたくさんの食べ物を出してしまった。

長男はもともと大食いなのでいいとして、細身で小柄なお嫁さんも全部食べてくれたのは嬉しかった。こんなことが嬉しいんだ、、、と姑の立場になって初めて気づかされる。

ところで話しは年末年始のことになった。

年末年始といえば、夫の実家で過ごす、、、と言うのがまだまだ残っているようだが、それはもういいのではないかと思っていた。

夫はわりと古い考えを持っていて、こちら(夫の実家)で過ごすのが当たり前と思っていたようだが、嫁の立場からすれば気疲れすることばかり。

台所で何を手伝えばいいのか、ずっと座ってテレビを観ているわけにもいかないだろうと考えて気疲れする。

また夫の実家でのお正月は、親戚へのご挨拶周りも気疲れだった。結婚したての頃は、まるで市中引き回しの刑の如く親戚宅を回った。

だからお正月とお盆に夫の実家に泊まるのは苦痛という話はよくわかる。

しかし嫁の立場から今度は姑という立場になってみても、やはり気疲れはするだろうと思う。

この気疲れ、、なぜするのだろうと考えてみたら、すべては相手に気に入られたいということだと思う。

素の自分では相手に気に入られないはず、無理をしても相手に気に入ってもらいたいと頑張るから疲れる。

これがわかってから、もう気に入られなくてもいいや、、、と思ったのがお姑さんが亡くなる3年くらい前だった。

しかし今度は姑として長男のお嫁さんには出来るだけ気を使わせたくないと、気を使う自分がいる、、、あ〜あ。

というわけで、長男夫婦がうちで過ごしたいと言うのなら歓迎するが、そうじゃないのなら別に泊まって行かなくてもいいんじゃないかと思っていた。

すると長男夫婦から提案があった。

「それぞれが自分の実家に泊まる」ということ。

そうすればお互いに気を使わないし双方の親も喜ぶ、、、と考えたようだ。

とても良い考えだと思ったが、若い頃に私がそれを提案しても夫はきっと首を縦に振らなかっただろう。「夫婦が別々に自分の実家で正月を迎えるっておかしくないか」と言ったはずだ。

ところが今回は長男の提案はすんなり受け入れて頷いていた。(歳をとって丸くなったかな?)

でも来年のお正月はいつものお正月とは少し違う。

お姑さんの喪がまだ明けないので、特にお正月のお祝いはしないつもりだし、コロナが騒がれているので年始に親戚と会うことも無い。

時代は流れていろいろなことが変わっていくのだなあと思う。

すべては良くなる方向へむかってほしいものです。

 

 


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お芋

2020-11-25 15:37:58 | 日記

車で30分ほどの行ったところにある直売所に野菜を買いに行ってきた。

11月も下旬になると、野菜の種類が少なくなっているだろうなあと思って行ったのだが、意外や沢山の野菜が売られていた。

露地物のカボチャやジャガイモ、玉ねぎ、大根が種類豊富に並んでいたし、ハウス栽培のほうれん草や小松菜、水菜やわさび菜などの葉物野菜も充実していた。

山と積まれた野菜を見ると、野菜好きとしては、がぜん購買意欲が湧いてくる。

あれも美味しそう、これも美味しそうと次々とカゴに入れていったらあっという間に二つのカゴがいっぱいになった。(でもそんなに高くならないのが野菜の良いところ)

今回は旬の山わさびがあったので購入。

山わさびとは白いわさびで、よく知られている緑のわさびと違って畑で育つ。すり下ろして醤油を垂らし、熱々ご飯の上にのせて食べるととても美味しい。鼻につーんとくる辛味がクセになる。

それから地物ではないが、さつまいもも買った。

さつまいもは道央や道南でも栽培しているそうだが、ほとんど市場では見かけない。どこにあるのだろう?

ところで徳島県の道の駅で、袋詰めされた立派なさつまいもが、たったの300円で売られているのを見た。

帰ったら300円でこんな良いさつまいもは買えないし、、、と、買おうかどうしようか真剣に悩んだが、結局持ち帰ることを考えて買うのを止めた。

帰ってからもずっと300円のさつまいもが脳裏にちらついていたので、ついさつまいもを買ってしまった。

道内でお芋と言えばジャガイモのことをいう。

今は「じゃがバター」とか言って、道内の観光ホテルでビュッフェの料理の中に並んでいたりするのを見かけるが、私は決してそれに手を伸ばすことはない。(ジャガイモは嫌いではないが)

子どもの頃、日曜日のお昼ご飯と言えばジャガイモだった。

母が大鍋いっぱいにジャガイモをふかして、バターをつけて食べた。

最初は美味しいと思って食べるのだが、途中からだんだん飽きてくる。

もうこれ以上食べられないと思うまで食べて、残ったお芋は潰して芋団子を作り、後日のおやつになった。

大人になってじゃがバターや芋団子が食べたくないのは、子どもの頃に食べすぎたからではないかと思う(贅沢だけど、、、)

でもさつまいもは違った。

滅多にさつまいもは食べられなかったが、たまに食べるさつまいもの天ぷらや蒸したさつまいもは私の中ではスイーツだった。

さつまいもはたまにしか食べられない特別なお芋だと思っていた。

今は食べようと思えば、いつでもさつまいもを食べられる様になった。

でも、やっぱり今でも分類はスイーツかもしれない。

ところで四国観光でホテルに着く前にバスガイドさんが苦笑いしながらおっしゃった。「次のホテルの食事は、さつまいもばかり出てきます。サラダに煮物に揚げ物にと何にでも入っていますから覚悟してくださいね」

覚悟どころか、さつまいも大歓迎。どれもみんな美味しかった。

たださつまいもを食べ慣れているガイドさんにとっては、覚悟が必要なのかもしれない。私のじゃがバターのように。

 

 


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色のこと

2020-11-20 15:53:11 | 日記

四国を旅して特に目を引いたのは「色」だった。

観光バスに乗って、まず目に飛び込んできたのはみかん畑の黄色と柿の実のオレンジ色。

窓ガラスに顔をくっつけるようにして外を見ていた人たちから「わ~みかんがなってる!」と歓声が上がった。

故郷の北海道では、赤い実のなるリンゴの木はあっても黄色やオレンジ色の実をつける木は無い。皆さん、めずらしそうに見ていた(私も・・)

そしてもうひとつ目を引いたのが、南国特有のエメラルドグリーンの海の色。

今の季節、北海道はすでに紅葉が終わり木々は茶色の幹や枝だけになってこげ茶色と常緑樹の深緑色が目立つ。

雪解けの春から楽しませてくれた色とりどりの花も見ることはできない。

そして、冬の海はだいたい鉛色だ。

四国(というか南国地方全般)では、みかんや柿の黄色やオレンジ色、そしてエメラルドグリーンの海の色から暖かさだったり明るさを感じさせてくれる。そのような色を見ているだけで、なんだか心まで明るく元気になれるような気がする。

「色の秘密」の著者、野村順一氏によると「色彩は光である」と書かれている。

紫外線は人体に当たると50%が身体に取り込まれ熱に代わり、ビタミンDを作る働きをする。色彩はどこで見ているのか。当然目であるが、皮膚でも色彩を見て感じている。(色の秘密より)

たとえば赤い部屋と青い部屋で過ごした場合、赤い部屋で過ごした方が体温や血圧、脈拍数が上がり、筋肉の緊張が高まり脳波はβ波(緊張から興奮した状態)が優勢となるそうだ。(青色の部屋はその逆)また時間の感覚さえも変えてしまうらしい。赤と青と言えば、某国の選挙戦を思い出すが、、、

つまり寒い冬には部屋のインテリアを暖色系にして、夏には寒色系にするとよいというのは理にかなっているということだ。

ところで今の季節は北海道と四国で色がまったく違うことを書いたが、これはおもしろいことに北と南では売れる服の色まで違うそうだ。

特にそれが顕著なのがネクタイで、北海道・東北地方では寒色系が、中国地方から四国・九州・沖縄では暖色系がよく売れるのだとか。(ちなみに私も洋服では寒色系を選びがちになる)

これは日照時間や気候といった光の違いで、色の見え方や好みが分かれるということで、野村順一氏によると「色彩嗜好は、太陽光線と空気の透明度に影響される」そうだ。

というわけで暖かそうな色が多かった四国から、焦げ茶色が多くなった場所へ帰って来た。

いつもは寒色系のブルーや水色を好んで身につけているのだが、なんだか急に暖色系を身につけたくなったのは旅行の影響かもしれない。

たまにはがんばって赤でも着てみるかな~

ちょっと自分が違和感を感じるような色を選ぶと、脳へのよい刺激になるそうなので・・・

 


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四国旅行

2020-11-17 16:09:04 | 旅行

「えーこんな時期に行くの?やめたら?」と散々次女に言われた旅行。

ニュースを見れば(特に札幌は)日に日にコロナ感染者数が増えているという。

北海道をゴーツートラベルから外すとか外さないとかのニュースの結果が気になった。それならいっそのこと外してほしい。そうすればきっぱり止められるのに、、、なんてことを思っていた。

実は一ケ月ほど前に国内旅行の団体ツアーを申し込んでいた。

団体で行く国内旅行というのは初めての体験だったが、ゴーツートラベルでずいぶん安く行けることがわかり夫が申し込んでくれた。

行先は四国。4泊5日で四国をぐるっと巡るというものだった。

団体ツアーなので添乗員さんが付き、観光場所もホテルもすべて決められ、予め決められたスケジュール通りに観光地を貸し切りバスでまわる。

次女が心配したのは、「感染者が少ない四国へ行って感染を広げたらどうするの?北海道から来たと言ったらぜったい歓迎されないんじゃない?それから何日も一緒に団体で同じバスで移動したら、感染リスクが高まるのではないか」ということだった。

旅行会社に確認してみると、今回北海道から行く客は総勢70名だった。

2台のバスに45名と25名で分かれて乗車して、松山空港からそれぞれ逆回りで回るのだと言う。コロナの増加でキャンセルした人はまだおらず感染対策には気を付けています・・・とのことだった。

なぜ45名と25名なのか、なぜ35名ずつにしなかったのかわからないが、私たちは25名の方のバスだった。

さて出発だが、新千歳空港から松山までは直行便が出ているはずだが、今回は減便の影響で乗り継ぎをして行った。

四国、遠っ!と思いながら、新千歳→羽田→伊丹→松山となんと三回も飛行機に乗った。

というわけで一日目はほとんど移動だけで終わり、宿に向かう前にテレビで観た道後温泉をささっと観光して終了した。

翌日からはいよいよ本格的に観光だったが、なんせ4日間で四国をぐるっと周るというのでかなり忙しかった。

朝は暗いうちに起きて、朝食を流し込むように食べてからバスに乗り込む。

そして午前8時前にはホテルを出発して、目指す観光地へバスを飛ばす。

いやいや、バスの運転手さんはホントによく飛ばしてくれました。こんなに早いスピードのバスに乗ったのは初めてかもしれないというくらい、旅のスケジュールに合わせてすばやく移動して下さった。

またずっとガイドをして下さった愛媛のバスガイドさんの喋りは絶品で、さらさらと流れる清流のように、ほどよく笑いを取りながら、かゆい所に手が届くような案内をしてくださった。

優しい方言の混じる語りを聞いていたら気持ち良くなって、ついつい瞼が閉じてしまうことも何度かあった(朝が早いのでなおさら、、、)

旅の最後に添乗員さんに「バスガイドさんすごく上手でしたね」と言ったら、「本州のバスガイドさんは皆さん上手ですよ。北海道は当たり外れがあるんですよ」とのことだった。

道内で観光バスに乗ったことが無いので分からないが、日本中を何度も旅している添乗員さんがそうおっしゃるのなら、そうなのだろうと思う。道民としては、ちょっと残念だけど。

初めて訪れた四国は、まだコスモスが咲きチョウチョが飛んでいたりと、初冬をむかえている北海道から行くとまるで夢の世界のようだった。

松山城、今治城、高知城といった北海道では見られないお城を見て、四万十川で暖かな日差しを浴びながら川下りをしたり、祖谷のかずら橋を渡ったり、鳴門公園で渦の道を渡ったり、琴平・金刀比羅宮を参拝したりと、とりあえずは押さえるべき名所は行ったかな・・・という感じで忙しく観光して来た。

時間に追われるようにしか観光や参拝ができなかったのはとても心残りではあるが、これもパックツアーなので仕方がないのだろう。

また次女に「北海道から来たとわかったら嫌がられるんじゃない?」と脅されたが、実際はとてもよくして頂いた。

かつおのたたきや鯛めしの食べ方を親切丁寧に教えてくれたおばちゃんたち、観光バスに手を振ってくれた農作業中のおばあちゃん、琴平・金刀比羅宮を案内してくれた面白いおじいちゃん、たくさんのよい思い出ができた。

食べ物も美味しかった!愛媛のみかん、鯛めし、うどん、ワカメ、さつまいもにかつおのたたき、、、実はかつおは苦手だったのだけど、こんなに美味しいものだったのかと驚いた。臭みが全くなくて本当に美味しい。さっそく教えてもらったように家で作ってみようと思う。

でも本当はその土地でとれたものは、その土地で食べるのが一番美味しいのかもしれない。

そして最後に忘れてはいけないのが、5日間一緒だったツアーの方々。

「このツアーのお客さんはみんな良い方ばかりで、わたしもとてもやりやすかったです」と添乗員さんがおっしゃった通り、皆さん良い方ばかりでツアー最後の日は名残惜しかった。

というわけで四国を満喫してきたのだが、やっぱり残念だったのはもっとゆっくりしたかったという事。

今度は個人旅行で来ますと、四国を離れる飛行機の中で思って帰ってきた。

 


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楽しみ

2020-11-11 15:21:00 | 日記

早朝すぐに窓の外を見たら一面の銀世界。

5~6センチの積雪だったが、今シーズン初の雪かきをした。

こうして雪が降ってくると、足元が悪いので散歩に出かけることも少なくなる。

そこで家で何をしているかと言うと、動画サイトでアニメを見ている。

「鬼滅の刃」からすっかりアニメの面白さにハマり、次女から教えてもらった「約束のネバーランド」を見ていた。

「約束のネバーランド」も映画化されたほど人気が高いアニメだそうで、なるほど・・・次々と続きを見てしまうほどおもしろい。

ただおもしろいことはおもしろいのだが、一抹の悲しさをおぼえる内容だった。そこを書くとネタバレになるので書かないが、現実世界でも似たようなことがあるのかもしれないなぁなんて考えると複雑な心境になる。

さてアニメを見ながら家の中でじっとしていると、どんどん衰えてくるような気がして相変わらず週に5日は筋トレをしている。

今年の2月から始めた筋トレだが、三日坊主にならずに続けているのは効果が目に見えるからかもしれない。

今年の夏、久しぶりに着た袖のないワンピース。

ところが鏡を見て目を疑った・・・ワンピースからは、誰の?と思われるようなマッチョな肩と腕が出ていた。

そう。。。今年から始めた筋トレで肩と腕がすっかりマッチョになってしまった。恥ずかしくて、もう袖なしの洋服は着られない。

とか言いながら、これまでの筋トレが無駄ではなかったということが証明されたようで、すこし嬉しいのも確かかもしれない。

「お母さんのここ、たくましいね~」と言いながら、肩や腕を触ってくる長女に「そう?」と言いながら力こぶを見せる59歳のおばさん。

いくつになっても筋肉をつけることは可能なのだと実感している。

また筋トレをしてよかったことは、マッチョになったことだけではない。(よかったのだろうか?)

全身に筋肉がついたせいか、歩いても走ってもあまり疲れなくなった。

前はヨッコイショと立ち上がっていたが、今は楽にす~っと立てるようになった。

前は雪が重たいと思いながら雪かきをしていたのが、今はそれほど重く感じない。

マッチョになることは予想外だったが、来年1月にはもう還暦なわけで、これからは油断するとすぐに筋肉が落ちるかもしれない年代になると思うと、マッチョでもなんでもいいので筋トレは続けようと思う。

自宅筋トレは無料。しかも力こぶの成長を楽しみにしてがんばれる。

コロナ禍の今、仕事を失うなどつらい状況の中にいる方々が大勢いらっしゃると思うが、日々の暮らしの中で何かささやかでも楽しみを見つけられるといいなと願っている。

 


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眠りの意味の続き

2020-11-09 14:06:53 | 日記

今もまだ続いているが、アメリカ大統領選挙に関する話題がテレビやインターネット上にあふれている。

色々な情報があり過ぎて何が真実なのか分からないまま、日本の為にはなんとなくT氏が勝つといいなと思っていた。

すると不思議なもので、T氏を擁護してB氏を非難する記事ばかりが目に入ってくるようになり、B氏が大統領になったら恐ろしいことが起こるのではないかと思う気持ちがどんどん強くなっていった。

B氏ばかりを持ち上げるメディアに腹が立ち、しまいには「どっちもどっちだが、どちらかと言えばまだB氏の方がマシなんじゃないか?」と話す夫にも腹を立てた。

しかし一方では、他国の大統領選にこんなに熱くなって怒っている自分にも呆れていた。

もちろんアメリカの大統領選というのは、日本にも大きく影響するということは理解している。

理解はしているが、自分が熱くなっても何一ついいことは無いし、それで変わることもない。

先のことを心配しても仕方がない。なるようにしかならない。

そのように思ってからは、できるだけどちらにも偏らないフラットな頭でいようと思った。

またそれが無理な時はもうそこから離れよう、そのかわりに自分が好きなこと、楽しむことをしようと決めた。

夫とはもう大統領選の話はしない。夫が話を振ってもスルーして、かわりに楽しくなる話に切り替える。

しかし一番身近で心を許している相手と意見が違うということは、なかなかさびしいものがある。

そんなこんなで、ちょっと心が疲れていたようで、ここ最近とても眠い。

日中に眠気がくることはないものの、夜9時半を過ぎるともう眠くて眠くて仕方がない。

そこで午後10時前には布団に入るのだが、ものの数分で眠りに落ちる。

これは最近なかなか寝つけず、眠り用のサプリを買ってみようかと真剣に思っていたのに信じられないことだった。

眠りについてから途中で何度か目を覚ますのだが、またすぐに眠ることができた。

ただ目を覚ました時に、何かとても懐かしい気持ちになっていることがよくあって、これはなぜなんだろうと思っていた。

たぶん目が覚める前まで見ていた夢のせいなのかもしれないが、目覚めた瞬間は憶えているものの、朝起きるとどんな夢だったのかすっかり記憶から消えている。

とても懐かしく優しい気持ちになる夢。起きた時に元気になっている夢。今度は憶えているうちにメモっておこうかと思うが、やはりだめだ・・・眠気に勝てないかも。

ところで前に自分で書いたブログ記事を思い出して、珍しく読み返してみた。

眠りの意味」という記事のなかで、47年間不眠だった女性が話したことが書いてある。

人間は寝ている間に、深い意識を超えた世界に入ります。
その世界では、人間同士が現実やエゴの世界から離れて、単に人間としての存在の世界に入っていきます。
そして、みんなが同じ状態で眠りを通して共通の生命を生きるのです。
そこでは生命のつながりがあって、みんながあたたかい思いを交換し合っているのです。

まさにこれだな・・・と納得した。

 


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美容室へ行く

2020-11-06 17:28:33 | 日記

「また美容室行って来たの?この前、行ったばかりでしょ。美容室代だって安くないんだし、まだ行かなくてもよかったんじゃない?もったいない、、、」

次女が仕事帰りに美容室へ行って来たと聞いて、つい言ってしまった。

次女はカラーだけとかトリートメントだけとかで、かなり頻繁に美容室へ行く。

自分で働いたお金で行くのだから、とやかく口を出すことではないのだが、私がそんなに頻繁に美容室に行かないのでもったいないという気持ちになる。

これも長い専業主婦生活で染みついた節約精神の賜物だろうか。

思い出せば、若い頃は今の次女と同じことをしていた。

「また美容室行った?よく行くね」と、会社の同僚に言われたことがあった。

あの頃は仕事でストレスが溜まってくると無性に美容室に行きたくなった。

仕事が終わると、行きつけの美容室へ猛ダッシュで向かった。

お酒を飲む人ならススキノに行くのかもしれないが、残念ながらお酒が飲めない私のストレス発散の場が美容室だった。

当時はシャンプーをして髪を切ってもらうと、頭も心の中もスッキリして、それまでの悶々とした気持ちがなんとか明日もがんばれそう、、という気持ちにまで持ち直せた。

きっと次女もストレスを発散させているのだなあと思う。親子って不思議と同じことをするもんだ(笑)

これからは余計なことは言わないでおこう。

ところで私も次女の真似をして、今日は久しぶりに美容室へ行ってきた。

今回はいつも行く近所の美容室ではなくて、思い切ってちょっと高めの美容室にしてみたのだが、美容師さんに丁寧にシャンプーしてもらって髪を切ったら、頭も心も軽くなって、さらに気分も明るくなったような気がした。

これからはもっと美容室へ行こう。

そして、3回に1回くらいはグレードの高い美容室へ行こう。

美容室へ行って、こんなにウキウキ気分が続くのなら安いものかもしれない。

ちなみに今日は長女も一緒に行ったのだけど、長女は長かった髪をばっさり切ってイメージチェンジした。お気に入りの髪型になって、何度も鏡を見てはニコニコしている。

というわけで、今日は母娘でウキウキウキウキ。。。

 


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映画の余韻

2020-11-01 14:24:48 | 日記

次女に映画に行こうと誘われて、最近コロナがまた増えているしなぁと悩んだが、観たかった映画だったのでやはり行ってきた。

映画は、今大人気の「鬼滅の刃」

すでに放送されたシリーズは観ていたので、今回はその続きで映画化されたものをぜひ観たいと思っていた。

映画の券はネット予約の販売ということで、次女が発売と同時に深夜0時になるのを待って買った。

そんなに頑張らないと買えないものなのかどうかは分からないが、とにかく映画館は満席だった。

席は以前のように一つ開けて座るというのではなくて、通常通り詰めて座るようになっている。

ちなみに私の隣は、おひとりで来ていた60代くらいの男性だった。

それにしても、この映画は観に来ている人の年齢層の幅が広い。

幼稚園くらいの小さなお子さんから中高年まで、色々な年代の方が来ていた。

ただ今まで観た映画よりずっと静かに感じたのは、やはりコロナのせいなのだろうか?

笑いを誘う場面でも笑い声は聞こえない。ただ泣ける場面ではあちこちから鼻をすする音だけが小さく聞こえていた。

私の隣の男性もハンカチを握りしめて鼻をすすっていらした。

そんなわけで静かに笑って、静かに泣いて、めちゃくちゃ楽しんできた映画だった。

帰り道は次女と二人で映画の話で盛り上がり、余韻に浸りながら帰って来た。

帰宅後、夫から「君の名はと鬼滅の刃、どっちが面白かった?」と聞かれた。

夫はほとんどアニメには興味を示さないが、唯一「君の名は」だけはおもしろかったと言っていた。

「どっちと言われても、どっちもとしか言えない。だって二つは似た所がない作品だから」と答えておいた。

夫曰く「鬼滅の刃は少し観たが、君の名はと違って絵がいかにも漫画っぽい?のが観る気を失せる」そうだ。

残念・・・もうちょっと観ればハマるはずなのに。

ネタバレになるので映画の内容は書けないが、やはり思い切って観に行ってよかったと思えるくらい面白くて、今日もまだ映画の余韻が続いている。

この続きが、またまた楽しみになった。

 


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