196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

父方の従姉妹のお姉さんとの再会

2009-07-22 02:28:41 | NHK「ファミリーヒストリー」、東北庄内「たそがれ清兵衛」「おくりびと」
今日の画像は、私が7歳の夏休みに、山形県庄内の父の実家から父と母、伯父さん二人、そして従姉妹たちと皆でドライブに行った時の写真だ。
手前で白い帽子と白いシャツを着ている小さな男の子が私である。


昨日は、父方の従姉妹のお姉さんが、岡崎から我が家にやってきた。
父の仏前に線香をあげるために。
一昨日の夜、横浜の中華街で同窓会があり、関内のホテルに宿泊し、その帰りに我が家へ寄ってくれたのだ。
山形県の庄内地方から上京し、保母さんとして働いていた頃が丁度私の幼稚園時代と重なり、幼い日の私をとても可愛いがってくれたお姉さんも、今年で還暦となる。
孫が二人おり、毎週のように家族で家に遊びにくるという。
お姉さんが七夕の時、幼い私のために手作りの浴衣をプレゼントしてくれたことを今でもはっきりと覚えている。
従姉妹のお姉さんは、それから数年後、愛知県の岡崎へ嫁に行き、その後、再会出来たのは、私が17歳の時、父の葬儀の場だった。
そして姉の結婚式で逢ったのが今から16年前。
横浜と岡崎、嫁に行ってしまったお姉さんとは、中々会う機会も少なくなってしまった。
従姉妹のお姉さんは、幼い頃の幸せ一杯だった私の家族の姿を知る貴重な一人だ。
とても可愛いらしい、幼い男の子だった私と父の葬儀の場で再会した時、不良少年と化していた私の姿を見て、最初は誰だか判らず、そしてその不良少年が私だとわかった時、従姉妹のお姉さんがとても悲しんでいたのを良く覚えている。
本好きで、山本有三の本はほとんど読んだという従姉妹のお姉さんに、山本有三などを含めた少年少女のための文学や漫画を研究する今の私が出来ることは、3歳と1歳になるお姉さんの孫の男の子達のために何か本をプレゼント出来たらなと思う。

25年前に亡くなった父の仏前にお線香をあげるためにわざわざ立ち寄ってくれた従姉妹のお姉さん。

山形県の庄内から進学や就職のために上京してきた二人の姪(共に保母さんとなった)や甥の世話を焼いていた私の父を、従姉妹のお姉さんやお兄さん達は、今でも私に会うたびに

叔父さんにはとても世話になった

と言ってくれる。
父がまだ元気だった頃には、私は退学寸前の不良少年だったために、父は私が無事高校を卒業出来たことも、大学を奨学金を貰いながら、優秀な成績で卒業したことも、何も知らない。

たいした学歴は無くても、正直で働き者だった父は、姪や甥となる従姉妹のお姉さんやお兄さん達にとても慕われていた。
父の写真は、47歳の若さのまま、いまも変わらず私達家族に優しく微笑みかけてくれている。

そんな父のことを、私は誇りに思っている。

私が、文筆業となり、自分の著書があることを父が知ったら、何と言ってくれるかな・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏休み・ハリー・ポッター・夢! | トップ | タツノコプロアニメの快男児... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

NHK「ファミリーヒストリー」、東北庄内「たそがれ清兵衛」「おくりびと」」カテゴリの最新記事