朝日新聞社主催の第23回手塚治虫文化賞が発表された。
高校三年生の五月に父親が急逝後、私の判断で、読売新聞を定期購読し続けている我が家では、近くのコンビニで朝日新聞を購入。😀
近年、私のイチオシ作品となる「銭形平次捕物控」総集編を合わせて購入しました。😀
以前、「100分de石ノ森章太郎」と「100分de手塚治虫」というブログを書いた事が有りましたが、今回、選考委員により、選ばれる作品が変わってしまう悲劇を感じています。
先頃、相次いで亡くなられたモンキー・パンチ先生や、小池一夫先生など、生前漫画界に多大なる貢献の有った先生方が、未だに特別賞には、選ばれていないようです。
もし、私が選考委員だったら、「月光仮面」(原作・川内康範)「まぼろし探偵」「8マン」(原作・平井和正)を作画された桑田次郎先生を始め、故・モンキー・パンチ先生や、故・小池一夫先生を、特別賞に選んでいます。
今回の各社スポーツ新聞での訃報記事の大きさから、来年以降、特別賞の候補者として、モンキー・パンチ先生や、小池一夫先生が選ばれる事も考えられますが、現在までの歴代の選考委員達では、国際的に評価の高い桑田次郎先生や、モンキー・パンチ先生、小池一夫先生の偉大さを理解出来ず、作品そのものを同時代に読む事が出来ていなかった事が直ぐに判ります。
後日、改めて、モンキー・パンチ先生、小池一夫先生の追悼記事も書きたいと考えていますが、取り急ぎ、一言だけ。
後は、以前、「100分de石ノ森章太郎」を見た時のブログ記事を再録させてもらいます。
台風21号の被災地の皆さんと、北海道地震の被災者の皆さんの生活基盤が復旧し、1日も早く日常生活が戻りますように。
「100分de石ノ森章太郎」の再放送にあわせて、ブログの更新を試して見よう❗️
「770作品超えという前人未到の漫画を描き上げギネスブックにも登録されている天才漫画家・石ノ森章太郎。(その作品の可能性を気鋭の論客たちが徹底的に論じ合う。)あらゆる既成の文法を解体し、新しい表現方法を開拓し続けたその才能に、現代のクリエイターたちも刺激を受け続けている。そこで、石ノ森章太郎をこよなく愛する論客たちが一同に会し、石ノ森作品を現代に通じるテーマから深く読み解き、石ノ森章太郎が私たちに残してくれたものを徹底的に論じ合う。」
出演者
【司会】伊集院光さん、島津有理子さん。
【出演】夏目房之介、名越康文、ヤマザキマリ、宇野常寛
VTRで竹宮惠子先生、島本和彦先生。
【語り】加藤有生子さん。【声】田中亮一さん。
第一章「少女漫画と石ノ森章太郎」1967年生まれの漫画家ヤマザキマリさんのオススメは「さるとびエッちゃん」が、0時4分~
竹宮惠子先生がVTRで登場し、「マンガ家入門」を紹介。😀
第二章
1960年生まれの精神科医、名越康文さんのオススメは、『週刊少年キング』(少年画報社)連載の代表作とも言うべき「サイボーグ009」と平井和正先生原作の「幻魔大戦」。0時27分~
第三章
夏目漱石を祖父に持つ1950年生まれのマンガ・コラムニスト夏目房之介さんのオススメは「佐武と市捕物控」0時58分~1時11分。
1時11分~15分に映像で島本和彦先生。「おかしなおかしなおかしなあの子」や、「にいちゃん戦車」など、虫プロ商事版の単行本のカラー扉絵を解説。
第四章「ヒーローの父」
1978年生まれの評論家、宇野常寛さんのオススメは、「仮面ライダー」。1時11分~
四章に分けて、石ノ森作品を、出演者がそれぞれ語る形式は、かつてのBSマンガ夜話のようだが、最後に宇野常寛さんがまとめる事で、夏目房之介さんとの完全なる世代交代、マンガ評論家の時代から、評論家の時代に進化している事を実感させてくれる。😀
石ノ森章太郎先生作品の場合、原作となる漫画だけでなく、アニメーションや、特撮など、映像化作品についても総合的に研究していかなければいけない漫画家さんとなる。
見れば解る絵の説明より、社会学視点で、時代と漫画の関わりを語る時代が突入して来ているのだ。
一番の年長者で有る夏目房之介さんは、当時の編集者で有る『少女クラブ』編集者だった故・丸山昭さんや、新井善久さん。「サイボーグ009」初代担当編集者だった故・桑村誠二郎さんや、最初の連載を打ち切った故・金子一雄編集長にインタビューをしておくべきだったのに、そのチャンスを逃してしまったのは、残念だとしか言いようがない。
因みに、漫画家としてデビュー間もない夏目房之介さんが、『ヤングコミック』の編集者で有る筧悟さんの所に作品を持ち込んだ時、『ヤングコミック』の編集長だったのは桑村誠二郎さん。
生前、桑村さんから「本間君は、夏目房之介をどう思う?」と、聞かれ、編集者として、夏目房之介さんの漫画家としての才能がない事を見抜いていた事に驚いた。
多分、夏目房之介さんは、桑村さんが、「サイボーグ009」の初代編集担当者であった事を今も知らないだろう。😀
幸い、私は丸山昭さん、新井善久さん、桑村誠二郎さん、金子一雄さんや、仮面ライダーのプロデューサーとして知られる東映の故・平山亨さん、「仮面ライダー」や、「秘密戦隊ゴレンジャー」などの監督として石ノ森章太郎先生作品に関わっている田口勝彦監督、トキワ荘で同時代を過ごされた水野英子先生や、鈴木伸一館長から、石ノ森章太郎先生とその作品、石ノ森章太郎先生のお姉さんについて、話を聞いている。
そして、漫画原作の収集と、映像の収集を今も続けている。
以下は、下書き分の再録です。😀
スカパー!時代劇専門チャンネルで、アニメ版「赤胴鈴之助」の再放送が開始されたのと、『週刊現代』にて、映画「同棲時代」について脚本家の石森史郎先生×由美かおるさん×仲雅美さんの鼎談が掲載されたのを記念して、長らく開店休業状態だったブログ、Twitterの更新、アーカイブとしての利用を再開致します。
皆さん、よろしくね!(^-^)
「赤胴鈴之助」は、雑誌『少年画報』(少年画報社)に連載され、ラジオ化、テレビ化、映画化もされ、日本中に大ブームを巻き起こしました。
2001年夏に私が監修した「少年画報大全」(少年画報社)の巻頭カラーページで、「赤胴鈴之助」の特集と、「まぼろし探偵」の特集。
「赤胴鈴之助」のラジオドラマのオーディションでデビューされ、テレビドラマにも出演。😀
続いて、テレビドラマ化された「まぼろし探偵」にも引き続き出演された吉永小百合さんの特集を組んでいます。😀
2009年3月「フイチンさん」で知られる上田トシコ先生を偲ぶ会参加のレポートを報告するために始めたgooブログ。(^-^)
私は、「少年画報大全」で、生前の上田トシコ先生にインタビューをして、戦前、戦中、戦後の暮らしと、戦後、上田トシコ先生が、GHQにて働いていた時の事を、具体的に初めて聞く事に成功しました。
さて、今年、私のgooブログも、10年目の春を迎え、皆さんの長年の変わらぬ支持のお陰で、現在、訪問者は、39万IP閲覧数139万PV。(^-^)
類は友を呼び、朱に交われば赤くなる。
全ては因果応報であり、自業自得。
努力した時間だけが夢を裏切らない!
継続は力なり。
良縁は良縁に繋がり、悪縁は悪縁ばかり呼び寄せるので、絶ちきって生きて来ました。😀
さて、私のSNSの居場所は、ストーカー対策と、セキュリティを考え、Facebookがメインとなっていた為、Twitter、ブログの更新も、随分と御無沙汰しておりました。(^-^)
Facebookは、映画、出版美術、音楽の業界関係者や、リアルな友人など、Facebookfriendとの交流がメインで、業務用でも有ります。😀
新たなる情報発信と、過去に書いた記事の再利用、社会学視点によるアーカイブの為のSNSとして、Twitterとgooブログを再活用したいと考えています❗️
アーキビスト
本間正幸
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