RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

シアターOrb 番外編

2012-07-21 21:30:00 | 美術
先日、「ウエストサイドストーリー」を見たことを書きましたが。
今回はOrbについて。

"ミュージカル専用劇場"を謳っていて今後のラインナップもミュージカルだらけ。

さて。
ミュージカル中のお楽しみ(??)は休憩(笑)
休憩のときにお酒飲むのが楽しいのですが(笑)
今回も白ワイン。
価格は同じ東急系列のBunkamuraオーチャードホールと同じでした
ワイン\600-(白・赤)、シャンパン\1,200-です(笑)

今回の反省点は羽織物を持っていかなかったこと。
館内、かなり空調効いてて寒かった
特に足元。
見ているあいだにどんどん冷えていきました……。
次からは膝掛け持っていくつもりです。



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ウエスト・サイド・ストーリー

2012-07-20 21:00:00 | 美術
見てきました

東急シアターOrb

シアターオーブは4月に開業したヒカリエ内にあるミュージカル専用劇場。
こけら落とし公演はブロードウェイの来日公演。
ミュージカル、永遠の定番ともいえる「ウエスト・サイド・ストーリー」

18日から始まり、私は2日目(19日)見てきました。
仕事は休んで(笑)
今回は一大スポンサー、母親も一緒。
母親は今回見た後泊まっていくので20日も1日お休みとりました。
20日はランチと美術館。
親孝行ですな~。
お金出さないけど。。

も~。
楽しみにしていました
会員になって先行で購入したのはもう半年ぐらい前……
その甲斐あって、今回の席はめちゃめちゃいいのです!!
舞台中央より左よりですが前から7列目。
5列目まではオケが入っているので実質2列目。
前から近すぎて疲れない?とかありますが。
そんなことって今まで1度もないです。
疲れるほど上向くってことないし、大体そんなに舞台と客席に角度があるってことはないからね。

さて。有名すぎる「ウエスト・サイド・ストーリー」
見たことなくても、内容知らなくても、名前だけは知っている。
そんな方も多いかと。
実際、私がそうでした。
名前しか知らない。
事前にある程度のあらすじを頭にいれて行きました。

うーん。
話が話だから仕方ないけど、全体的に地味な印象でした。
私は以前見た「ドリームガールズ」のほうが好みです。
ただ、今回。
トニー役が素晴らしくよかった
声がいい。歌うまい。響く。
マリアとの「TONIGHT」は鳥肌ものでした

歌って踊って。
役者がみんな輝いて見える
やっぱりミュージカルはおもしろい
生まれ変わったら……(以下略)



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夢の世界

2012-07-19 18:50:00 | 日常
今日は午後半休取っちゃいました
で、東京駅まで母親を迎えに行き。

現在、渋谷のヒカリエです
ヒカリエの中にあるミュージカル専用劇場、Orbにいます。
会員限定先行発売で買ったのはもう半年ぐらい前??
ブロードウェイの来日公演「ウエストサイドストーリー」見てきます
楽しみです

初めてきました、この劇場。
っていうのも昨日、18日がOPENでした。初日でした。

こけら落とし公演。
私は今日、2日目を見てきます。
新劇場のこけら落とし公演って初めて
なんだかいつもとは違うドキドキがあります
そしてミュージカルも楽しみ
演目が一度は見たい、ミュージカルの定番ですから

新劇場の新しい椅子で新しい舞台で跳躍する役者を見る
考えただけで胸がドキドキして苦しくってヤバイです
かなり高揚しております

劇場内をくるくる歩き回り。
パンフレット買って。

多分、これ見終わったら
「生まれ変わったらミュージカルスターになる」
「ブロードウェイ目指す」
とか言い出すんだと思う(笑)



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吉川霊華展 近代にうまれた線の探究者

2012-07-18 21:30:00 | 美術
見てきました

東京国立近代美術館

会期は2012年6月12日から2012年7月29日。
前期と後期に分かれています。
前期は6月12日から7月8日。
後期は7月10日から7月29日。

私は後期に行ってきました。

吉川霊華(1875-1929)の大規模な回顧展です。
きっかわ れいか
Who???
今回の展示で初めて知りました。
物語や道釈人物を描いた画家。
チラシで初めて見たのですが。
「線細かい~!!」
この細かい線こそが霊華作品の魅力なんです。
確かに引き込まれていくのです。


今回はチケットと出品作品一覧の紙がすごく手触りよくて(笑)
出品一覧が縦書きだったりとこだわりが感じられて、見る前から期待です。

「南極寿星」
紺に染めた絹に金泥で描いた作品。
金泥は粘りが強いため描くのが難しいそう。
そんなのお構いなしに繊細な線が人を形作っています。
確かな技術があるからこそ成せる技。
優美な色使いも素晴らしいです。

「清香妙音」、「藐姑射之処子」、「山水」あたりが好きです。
どれも繊細で優美で美しい。
筆でこんなにも細い線を描いていたってことが信じられません。

今回のチラシ、2Ver.あります。


そちらに使われている「離騒」
とにかく細い。
線が細い。
近づいて拡大鏡で見たいです。
すごい迫力でした。

どの作品においてもそうですが、線が動き出しそうです。
線が山や雲を描き出し、人物をかたどる。
独特の世界があります。

今回は代表的作品ならびに数多くの初公開作品を含む約100点、
20代からの38冊に及ぶスケッチ帳、草稿、資料、模写、印章などが展示されています。

やまと絵からはじめて広く東洋芸術を研究した霊華。
1916年に鏑木清方や平福百穂らと結成した金鈴社というグループを得て画壇にその名が知られるようになっても、帝展などの大きな展覧会からは距離を置き、自己の芸術を拓きました。
「正しき伝統の理想は復古であると同時に未来である」
という信念からです。
展覧会などの華々しい表舞台に立つことはほとんどなかった霊華の美の世界。

回顧展は1983 年にサントリー美術館で開催されて以来およそ30年ぶりとのこと。
私は一瞬でその世界に吸い込まれてしまいました。
繊細で優美な筆遣い。
独特の世界で表現される物語。
喜ぶべきか悲しむべきか、、見ている人も少ないのでゆっくりその世界に浸れます。



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乃木坂より愛をこめて

2012-07-17 21:30:00 | 美術
さて。
大エルミタージュ美術館展。
終わってしまいましたが素晴らしかったですね
(過去記事→12お土産)

今回、大エルミタージュ美術館展グッズ売り場内に芝郵便局からの出張郵便局が開設していました
そこで郵便物を出すと、「大エルミタージュ美術館展記念オリジナル消印」が!!!!!

展覧会をイメージしたデザインと、チェブラーシカとのコラボデザインの2種類。

チェブラーシカかわいい~!!
欲しい。。
ってワケで手紙を送ったのです

「押印には、50円以上の切手が必要です。」
とのことだったので。

"どうせならかわいい切手で送りたい!!"

郵便局へ行き、切手を買ってきました

チェブラーシカはロシアの人気キャラクター
それに対抗するは日本の人気キャラクター

ハローキティ!!



事前の準備はバッチリ。


ミュージアムショップで買ったバルトロメオ・スケドーニ「風景の中のクピド」のポストカードにその場でメッセージを書き、出してきました


そして届いた手紙はこちら。


うぇぇぇぇい!!
かわいい~
かわいすぎる~(≧ω≦)

日露キャラクターコラボです

こうゆう試み、楽しいですなぁ。
久しぶりに手紙を書きました
素直に言えないことも書いちゃって、さらにかわいい消印に癒されて
みんなも手紙、書いてみたらどうでしょう



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ソラマチ

2012-07-16 21:30:00 | 日常
行ってきました

その日はなんとな~く上野をぶらぶらしてて
ソラマチ行ってみる??
ってなったので。

えっと。
人多すぎっ!!
人混み苦手な私にはなかなか苦痛です(笑)

話ちょっと変わりますが。
「とうきょうスカイツリー駅」
って名前、どうなの??
私は
「業平橋」
のほうがよかったなーって思ってます。
業平って在原業平からでしょ。
なんか文学的だし、歴史も感じられてよかったのにー。
って思って。

さて。
スカイツリーには登りませんでしたが。
そもそも最初からそのつもりはないしね。
目的は
"みちくさ餅"のわらび餅
すっごくぷるんぷるんでおいしいって聞いたので



ゲヘヘ
¥180です。
うわさどおり、ぷるんぷるんでした
おいしかったよ~

これ食べてたら、他のだんごも気になり。
あぶり餅のみたらしも購入(写真ないです)
みたらしたっぷりでおいしかった~
つぎは「みちくさ餅(粒餡)」を食したいと思います

あと、Samanthaさんのスイーツショップも出店してました。

パイのなかにカスタードクリーム入ってます。
確か、¥150でした。
買ってそのまま食べちゃったので詳細な写真はないのですが。
先日、UPしたエクレアも売ってます
食べたくなったらソラマチへ



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ロシアより愛をこめて

2012-07-15 21:30:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
エルミタージュ美術館展のお土産です

ロシアで思いつくもの、、
クレムリン
赤の広場
マトリョーシカ
ボルシチ
ピロシキ
ウォッカ
プーチン
キレネンコ、、、
(最後は違う。。)

ってワケで普段お菓子をよく買うのですが、ロシアでお菓子のイメージがなかなか。。



ポストカードセット(4枚) \600
ロシアのかわいらしいキャラクター、チェブラーシカとエルミタージュ美術館展がコラボです。
絵画を眺めるチェブラーシカが愛らしい


ロシアンティー・キャンディー \650
紅茶味のキャンディーにアップルソースが入っています。
ソフトキャンディーです。
チェブラーシカの描かれたポーチに入っています。
これまた可愛らしい


ロシアンティーといえば紅茶にジャム。
と思っていたんだけど。
調べたら実は違うんですね。
紅茶にジャムを投入するのはウクライナやポーランドの習慣だとか。
紅茶にジャムを入れるロシア人は多いそうですが、必ず入れるものでもないそうです。
さらに、紅茶はジャムを舐めながら飲むものであり、ジャムを入れるのは行儀が悪いとされる場合もあるそうです。
うん、要するに
「人によって(家庭によって)違う!!」

さらにさらに。
「ロシアンティー」なるもの。
ロシアでは茶の栽培はされていないので「ロシア産の茶」ということではない。
ロシアンティーとは何か。
イギリスで「ロシアンティー」といえばレモンティーを指すそうです
イギリスといえば紅茶の国。
"アフタヌーンティー"とかあるしね。
その国で、レモンティーがロシアンティー。
19世紀末、ヴィクトリア女王がロシア王室に嫁いだ孫娘に会いに行ったとき。
レモンを浮かべた紅茶を振るまわれたのがその由来であるとか。
ヴィクトリア女王にとってそれは新鮮で、イギリスに戻ってからも紅茶にレモンを浮かべ飲んでいたそう。
祖母と孫という関係とはいえ、なかなか会えない環境。
そんな中、孫娘との楽しい出来事を思い出しながら飲んでいたとしたら、なんて素敵な話!!!

さて、今回もいつ役に立つか分からない知識を好奇心のままに詰め込みましたが(笑)
ロシアンティーとは。。
謎の飲み物です。(笑)



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ぐぐる

2012-07-14 22:17:13 | 美術
今、Google見たら、トップがクリムトの「接吻」になってた!!
私の《死ぬまでに見たい絵》リストにも入っている作品(笑)

クリムト生誕150年とのこと。

早くウィーンに行きたい

はい、それだけです。



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大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400 年 (2)

2012-07-14 21:30:00 | 美術
見てきました

国立新美術館

会期は2012年4月25日から2012年7月16日。

今回は

16世紀=人間の世紀
17世紀=黄金の世紀
18世紀=革命の世紀
19世紀=進化する世紀
20世紀=アヴァンギャルドの世紀。

と特徴付け、構成されています。

さて、16世紀、17世紀と書いてきたので、残りを。

18世紀は「革命の世紀」
1789年のフランス革命です。
ルイ15世治下のロココ美術と、ルイ16世治下の新古典派に二分されます。
ロココ時代のシンボル・カラーはバラ色。
そんなロココへの反動として生まれた新古典派はシンプル。

フランソワ・ブーシェ「クピド(詩の寓意)」「クピド(絵画の寓意)」
淡い色使いで描かれたクピドたち。
顔も穏やかで、、、ではなく。
悪そー!!!!!
目つき悪くて何かたくらんでいるかのようです。
奈良美智の描く女の子みたいな目をしています。

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
何度か見たことがある女性です。
(ヴィジェ・ルブラン展ウフィツィ美術館自画像コレクション)
絵筆を持ち、黒い服の女性画家の自画像。
若々しくやわらかい雰囲気です。

アンゲリカ・カウフマン「自画像」
美しく品のある女性が描かれています。
自画像ってことは描いた本人ってこと。
神は不公平です。
美貌と絵の技術の両方を与えるとか。。

ライト・オブ・ダービー「外から見た鍛冶屋の光景」
18世紀で忘れてはいけないのは産業革命。
イギリスで始まったこの革命を早くから絵の主題としていたダービーですが、今回の作品は鍛冶屋が扉の開いた小屋のような場所で作業している様子が描かれています。
小屋の中は人工的な明かりでものすごく明るく描かれていました。
そとは対照的に暗闇、、と思いつつも雲間から覗く月が辺りを照らしていました。
人口の明かりと自然の光の対比がすばらしいと思います。
まさに時代を映した作品でした。

先日みたユベール・ロベールなんかもありました。

19世紀は「進化する世紀」
『種の起源』『人類の起源』の著者ダーウィンに代表される革命的な思想、理論としての進化論ゆえ、とのこと。
ただ、ダーウィンの進化論にとらわれるわけではなく、政治、経済から文化にいたるまで、あらゆる面で進化、発展、変革の時代だった、ということを踏まえての「進化する世紀」
ロマン派→写実派→印象派→ポスト印象派と近代の作品でした。

カミーユ・コロー「森の中の沼」
私の好きな画家の一人、コロー。
今回も独特の空気感があり、柔らかでさわやかな印象でした。

テオドール・ルソー「グランヴィル近郊の眺め」
こちらも空気感が好みでした。
野を歩く2人の子供。
後ろには家が見えるのでそこからきたのかな。
馬がいたり長閑な光景です。

そのほかにはモネやシスレー、ルノワールにセザンヌ、ドニ、、有名どころだらけでした。

20世紀は「アヴァンギャルドの世紀」
ポスト印象派の世紀末芸術は、「アヴァンギャルドの世紀」としての20世紀の原点とも生みの親ともなっているから、とのことです。
素朴派→フォーヴィスム→キュビズムと展示されていました。

アンリ・ルソー「ポルト・ド・ヴァンヴから見た市壁」
いつも通り、なんだかおかしな感じを受けます。
ハシゴっぽいものが描かれているのですが、空にかかっているようです。
なんだかシュール。

マティス「赤い部屋(赤のハーモニー)」
マティスの初期の最高傑作として知られています。
今回のチラシにも使われていますが、思ったよりも大きかった。
当初は「青のハーモニー」として描かれたそうです。
展覧会出展の予定でしたが、直前になって青から赤に変更したそうです。
マティス自身は赤にしてよかった、と書いていたそう。

今回、結構頑張って書いたな~(笑)
もっとピカソとかも書こうとか思ったけど。
いつまでたっても終わらなくなってしまいそうだっだので。
かなり満足の内容でした。



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大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400 年 (1)

2012-07-13 21:30:00 | 美術
見てきました

国立新美術館

会期は2012年4月25日から2012年7月16日。

死ぬまでに一度は行きたい美術館、
エルミタージュ美術館。
ロシア、サンクトペテルブルグにある国立美術館で1990年に
"サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群"
として世界遺産登録されています。
とにかく外観から美しい~
惚れ惚れする。
収蔵品も一級品ばかり。
世界に10数点しかないといわれるレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を2点も所有。
ゴッホの「白い家」とかすっごく見たい!!

ちなみに「エルミタージュ」とはHermitage、"隠遁者/世捨て人の部屋"という意味だそう。
似合わない……
あと、エルミタージュ美術館ってオーケストラもあるんです
エルミタージュ美術館オーケストラ。
エルミタージュ美術館やエルミタージュ劇場を拠点に音楽祭を開いたりしています。
芸術品の前での演奏とか聞いてみたい!!
ちなみにエグゼクティブ・ディレクターは日本人!!
こんなところで日本人が活躍しているってことも嬉しいですな~。
来日公演とかしてくれないかな~。
行ってみたいな~。

さて。
前置き長くなりましたが。
今回は絵画です。
世紀別に内容を構成されていますす。
エルミタージュ美術館のコレクションを基準に、それぞれの世紀を代表するにふさわしい国、地域とその作品が展示されています。
16世紀から20世紀までの作品が出ているのですが、

16世紀=人間の世紀
17世紀=黄金の世紀
18世紀=革命の世紀
19世紀=進化する世紀
20世紀=アヴァンギャルドの世紀。

と特徴付け、構成されています。

今回、長くなります。
2つに分かれます!!
ってワケでまずは16世紀。

16世紀はルネサンス★
中心はローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアですが、
今回はティツィアーノ、ロレンツォ・ロットなど。。
以前、「ヴェネチア展」で見たメンバーです。
美しい色彩が素晴らしいです。
輝いています。

バルトロメオ・スケドーニ「風景の中のクピド」
恋の使者、ともいえるクピド。
キューピッドってよく言われてますね
唇に指をあて、何か考えてるかのように見てます。
次に射る相手でも定めているのか……
とにかく愛らしくてちょっと茶目っ気のある表情にも惹かれちゃいます
けど、よくよく見たらおなかのぼてっとした感じが、若い子というより、おっさんみたいです(笑)

ランベルト・スストリス「ウェヌス」
裸体のヴィーナスが描かれています。
横たわるポーズはおなじみのものです。
若々しくってお肌のつやつや、ぷりぷり感が伝わってきます。

レオナルド・ダ・ヴィンチ派「裸婦」
ぱっと見て分かります。
「モナリザ」を模したものって。
似たようなものをBunkamuraでたくさん見て勉強していたので(笑)
手の表現とか細部まで美しい作品でした。

17世紀はバロックの時代。
フランスでは"太陽王"ルイ14世が治世していました。
シンボルカラーは「黄金」
ヴェルサイユ宮殿などからも伺えます。
この時代は各地で"巨匠"と呼ばれる画家が続々と出てきます。
ルネサンスはイタリアが独占状態でしたが17世紀に特筆すべきはオランダとフランドル。
レンブラントとルーベンス。
この2人がいるってだけで豪華すぎる!!

アンソニー・ヴァン・ダイク「自画像」
なかなかのイケメンさんです
でも、どことなく感じるナルシストっぽさ(笑)
記録としての自画像というより「どう??オレ、どう??イケてるっしょ??」的な自画像(笑)
ヴァン・ダイクは42年という長くはない生涯でしたが、残した自画像は多数……
エルミタージュ美術館所属のこの自画像は特に有名なものとのこと。

ペーテル・パウル・ルーベンス「虹のある風景」
ぱっと目に入ります
鮮やかで美しい虹。
羊飼いや木の下で笛を持つ男などが描かれていますが、幻想的です。
人間がいるほうは暗く虹の描かれているほうは空も青く明るい。
このような明暗がドラマチックに感じさせる要因なのかな。
これ、好きです。

ヘリット・ファン・ホントホルスト「幼少期のキリスト」
蝋燭で照らされた顔と周りの暗さ。
陰影がドラマチックです。

ウィレム・クラースゾーン・ヘダ「蟹のある食卓」
蟹ってこの頃から食されていたんですね。
蟹とかえびとかウニとか、、、最初に食べた人って勇気あるよね。
、、じゃなくて。
この作品をすばらしいなって思ったところはテーブルのうえに置かれた水差し。
テロンテロンに光っているのですが。
室内が写っているのです。
画家の観察眼とそこまで描く技術力に驚き。

17世紀の作品は陰影のある作品が目立った気がしました。

本当はもっと書きたい作品があるのですが。
とりあえずこのくらい、って感じです。



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