RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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浮世絵戦国絵巻~城と武将

2011-11-23 21:30:00 | 美術
見てきました

太田記念美術館

会期は2011年10月1日から2011年11月27日。
前期と後期で分かれていて
前期は2011年10月1日から2011年10月26日。
後期は2011年11月1日から2011年11月27日。

今回は後期です。
天下統一をかけて争った武将たちですが。
世は徳川幕府の時代へと移り変わっていきます。
今回印象に残ったのは大阪夏の陣絡みの作品。
幕府により描かれるものに制限があった時代。
工夫とアイデアが詰まった浮世絵たち。
見て楽しい、背景を考えても楽しい、そんな作品だらけです。

大蘇芳年「一魁随筆 真田左エ門尉幸村」
大坂の陣で家康の命を狙う真田幸村が描かれています。
こっそり狙っているのですが。
真田幸村も気になりますが、描かれている蓮の花が鮮やかで美しく、私はぱっと見そっちに目が行きました(笑)

歌川貞秀「大内合戦之図」
モチーフは室町時代の大内氏の反乱、応仁の乱ですが。
描かれている様子は城が炎上しているもの。
"江戸城が炎上しているかのよう"と評判をよび。
幕府からは禁止令が出されました。
色鮮やかで構図もかっこよくて好きです。

歌川広重「東海道五拾三次之内 吉田 豊川橋」
こちらは城が描かれた浮世絵。
風景の中に自然となじみ、のどかな日々が見えるかのようです。

前期も後期も、どちらも楽しめる展示でした
戦国時代の浮世絵を一気に見て、歴史の勉強もできた気分です
(気分のみ)



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