浮世絵戦国絵巻～城と武将

見てきました

太田記念美術館

会期は2011年10月1日から2011年11月27日。
前期と後期に分かれていて
前期は10月1日から10月27日。
群雄割拠の時代 ～本能寺の変
後期は11月1日から11月27日。
天下統一 ～戦国時代の終焉

前期見てきました。

いくら美しくても、毎日庭園美術館はな～、と思い。
今日はカッコいい系を(笑)

迫力ある絵といったら歌川国芳。
戦国時代の武将がこれでもかと暴れております。

江戸時代は幕府の政策で家康が秀吉の家来だった戦国時代を描くことは禁じられていたとか。
だから信長が暗殺された本能寺の変を源平合戦に置き換えたり。
さらに幕末の嘉永年から慶応年間に描かれたものは幕府の検閲から逃れるために戦国時代の人物、題材を扱っていますが、本当の意図は長州征伐や四ヶ国馬関砲撃など。
海外から船が来たーとかで混乱してた様子を戦に見立てられてるのは世相を窺い知るにもおもしろい。

そうそう、
戦、関係ないのですが。
その美しさから"白鷺城"と言われる"姫路城"
"白鷺"ですから壁は白いのですが。
秀吉が築城したころは黒い壁だったそう。

戦の絵だけではなく、お城もいっぱい。
幅広く戦国時代を楽しめる展示です。



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