RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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オリエントの美術

2013-01-15 21:30:00 | 美術
見てきました

出光美術館

会期は2013年1月11日から2013年3月24日。

今回は出光美術館でオリエントの美術。
って、何故にオリエントなんでしょう。。
出光美術館といえば仙がいのコレクションなどのイメージ。
と思っていたところ。
出光美術館のオリエントコレクションは、エジプト・イラン・トルコ・地中海地域を中心に考古美術品が充実。
しかし、出光佐三初代館長はオリエント美術蒐集の経緯や目的などについて、多くを語っておらず、また記録もほとんど残ってないとか。
きっかけは1950年代終わりごろ、縁あってイランのルリスターン青銅器コレクションを入手する機会を得たこと。
後に理事となる三上次男博士がイスラーム陶器研究者でもあったことから監修の下にコレクションが充実。
コレクションの主要な一分野へ成長。
そして1979年以降は中近東文化センター(三鷹市)で常時公開しているそうです。
その質・量は国内有数。
知らなかった~。

今回は、先史時代からイスラーム時代。
石製品・土器・陶器・ガラス器・金属器、細密画などが展示されています。
オリエント美術の名品を出光美術館で展示するのは34年ぶりとのこと。

う~ん、なんとなくピンとこなかったのですが。
だって、あの辺りの文化って難しいじゃん。
とりあえず行くことに。

今回は素直に感心したもので。
「朱鷺のミイラ」
ミイラって人間だけじゃないのか~。
でも、あまりに外観がキレイすぎて本当にミイラなの??と。
そこにあった1枚の写真。
CTスキャンの写真。
って、足を押り曲げた朱鷺が本当に入ってる!!
状態もよくって、ちょっと感動(笑)

「女性土偶」
やっぱり土偶は腰から下がどっぷりしていますね。
ここが可愛らしくて好きなのですが。
この土偶さん、首元と手首になにやら模様が。
そう、服を着ているのです。
かわいい。
顔も可愛らしいです。
癒し系。

「金彩鉢」
こちらはガラス。
金で細工がなされていて美しい。
この鉢、2枚の微妙に大きさの違うガラスをくっつけて1つの鉢にしてあるそう。
2枚の間に金の細工を入れて、綴じている、って感じです。
ふちをよく見ると2枚のガラスがくっついているところが見えます。

オリエントって神秘的。
見てきたけど、いまだによく分からない(笑)
でも色鮮やかで技術高くて。
高度な文明・文化があったんだな~、と。
こういった不思議系の展示は興味が尽きなくて。
また新発見も次々出てくるから面白い。



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