RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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休日に全力で生きるOLの日記(笑)

茶会への招待 - 三井家の茶道具-

2012-02-13 21:30:00 | 美術
見てきました

三井記念美術館

会期は2012年2月8日から2012年4月8日。

今回はお茶
何度も器は見ているのですが、三井記念は展示の仕方が素敵で大好きなのです。
かっこいいんです。

「備前火水指」
模様がすごく素敵
何度も戻ってきて見てました。
それぐらい。

「色絵桐巴文水指」
仁清作のもの。
優しい色使いと柔らかなフォルムが美しい

「黒楽茶碗 銘俊寛」
以前も見たことあるのですが。
黒が濃くて美しい。
お抹茶が映えそうな器です。

そして、今回は特別展として。
新町三井家からの寄贈品も展示されています。
その中でも注目、、そして見たかったもの。
それは「白氏文集」
先日、報道されていましたが。
中国唐代の詩人、白居易の詩文集です。
世界最古とみられる写本2巻が発見されました。
今回、展示されているのです。

見つかったものは、鎌倉時代に金沢文庫(横浜市)に収蔵されたものの、その後散逸した写本のうち
「巻二十三」と「巻三十八」
平安時代のものと見られ、これより古いものは中国にも存在しないそう。
寄贈品のなかにあったそうです。

これってすごい発見だと思う。
そして、日本だから残っていたんだろうな~と。
中国って焚書とかするしね。
(焚書:書物を焼却する行為。支配者や政府などによるもので、言論統制、検閲、禁書の一種。特定の思想や学問、宗教等を排除する場合などが。)
世界だとナチスなんかも行ってますね。
中国なら始皇帝の焚書なんて有名すぎるし。
文化大革命のときも多くの文化遺産が失われたし。
韓国も似たようなことするし。
というより、今の時代でも大統領変わると前大統領が逮捕されちゃったりする国だからね……。

貴重な文化財を災害から守り続けてきたご先祖様には頭の下がる思いですな~。

そしてその文化財を「もとは韓国のものだから」と韓国に返還してしまった民主党のアホっぷりに笑える。
次の世紀に残っているかどうか……

さて。
白居易といえば大変人気のあった方で、古典文学には引用なども多い詩人さん。
枕草子にも「香炉峰の雪は簾をかかげて見るのがよい。」という白居易の詩を踏まえた清少納言の行動が記されています。
私、この場面、大好きなのです
だからしっかり覚えているのです(笑)
平安時代のものってことはもしかしたら清少納言が、紫式部が読んでいた可能性があるのです!!
夢が、夢が広がる~(*´∀`*)

もう、感激です。
この発見により、更なる研究がすすんでいくことを期待します。


そして、気になる次回展ですが。

「ホノルル美術館所蔵 北斎展」
イヤッッホーイ!!
ホノルルの北斎といえは、昨年、開催予定だったのに地震の影響で流れてしまった展示ではないか。
1年後、来てくれるなんて……
ホノルル美術館、ありがとう~
私、昨年のチラシも捨てずにとってある(笑)
いつか来てくれるって信じてとっておいた
それほど楽しみにしていたんだよー。

おぉ、日付が違うだけで構図一緒だ~(笑)
楽しみぃぃ~



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