RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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野見山暁治展 いつかは会える

2014-03-12 21:30:00 | 美術
見てきました

ニューオータニ美術館

会期は2014年1月25日から2014年3月23日。

今回は野見山暁治(1920-)のステンドグラスの原画を中心とした展示です。
2011年にブリヂストン美術館で開催された「野見山暁治展」以来かな。。
先ほども書きましたように、ステンドグラスの原画を中心とした展示です。
東京メトロ副都心線明治神宮前駅「いつかは会える」
JR博多駅「海の向こうから」
福岡空港国際ターミナル「そらの港」
の3つのステンドグラスの原画とそれ以前の作品、、22歳の自画像などを含めた36点の展示です。

《第1章 いつかは会える》
東京メトロ副都心線明治神宮前駅に設置されたステンドグラス。
2008年に手がけたこの作品は野見山にとって初めて携わった大型のステンドグラスの作品です。
制作風景の写真も展示されていました。

《第2章 海の向こうから》
2011年にJR博多駅に設置された「海の向こうから」
ここにはその原画が展示されています。
「遠い海から」は白地に青い波。
筆の勢いが感じられます。
「誰にも言うな」は黒や赤茶色など全体的に暗い色を使った作品。
押さえつける手のようなものが描かれ、強く拒否しているかのような印象です。

《第3章 そらの港》
2013年に福岡空港国際ターミナルに設置された「そらの港」
色彩明るく、うきうきするような印象です。
「こんなに遠く」は浮遊する白い何かが描かれています。
夢のなかのようふわふわした印象。

《第4章 これまで見てきた景色》
「自画像」16歳のときの作品です。
まっすぐにこちらを見つめてきます。
「骸骨」は全体的に暗い色彩のなかに骸骨が描かれています。
これは不思議な雰囲気がして好きです。
「花と瓶」はバラの花の入った花瓶と瓶が描かれているもの。
キュビズム的な構成です。

以上になります。
こじんまりとしていますが、ふらりと楽しむには最高です。

今回、ニューオータニ美術館グッズ購入しました。

ジャン=フランソワ・ミレー「田園に沈む夕陽」
アンリ・リヴィエール「エッフェル塔三十六景 セーヌ川の祭り、7月14日」
こちらのポストカードと、同じくリヴィエールの「エッフェル塔三十六景 扉絵」のミニクリアファイル。
どれもニューオータニ美術館所蔵で好きな作品。
クリアファイルは美術館行くときのチケット入れとして使おうかと。
チケットって微妙にお財布に入らないサイズとかもあるんだよね。。
でも折りたくないし。。
そうゆうときに使っているのです。
なお、現在は「草間彌生を知りたい」という雑誌の付録を使っています。笑

これの後に使おうかな。

さて。
なんで普段は買わない美術館グッズを買ったのか。
それはニューオータニ美術館がこの展示を最後に閉館するから。
もー、ショック。。。
展示変わるたびに見に来ていたのに。。。
ぐるっとパスで入れるから助かっていたのに。。
残念で残念でなりません。
今までありがとう、としか。。。泣
所蔵作品に会えなくなるのです。
そしてニューオータニ美術館とかかれたグッズにも会えなくなるのです。。
所蔵作品たちってどうなるのかな。。
どこかで会える機会ってあるのかな。。。

最後の展示が「いつかは会える」
なんだかせつなくてせつなくて。。
今までありがとう。
楽しませてもらいました。
またいつか、会いたい。
ニューオータニ様、期待しております。
最後の展示、ぜひぜひ皆さんも見に行ってください。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hinata)
2014-03-20 20:40:24
marukoさんこんばんは。
私も行ってきました。
(私も2011ブリヂストン美術館に行ってます)
 

 野見山さんの作品は、タイトル名もグッとくるものがあり、良かったです。
 お客様も少なかったので、ゆっくり観れました
返信する
Re: (maruko)
2014-03-25 00:25:37
hinataさん、こんばんは。
ごぶさたしております。
今回も2011も行っているんですね!!
どこかの展示でいつかは会えそうですねぇ。

確かに野見山さんの作品はタイトルが素敵ですね。
私が行ったときもお客様が少なくてのんびりできました。
閉館が残念です。。。
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