RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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二川幸夫・建築写真の原点日本の民家一九五五年

2013-02-01 21:30:00 | 美術
見てきました

パナソニック汐留ミュージアム

会期は2013年1月12日から2013年3月24日。

二川幸夫の写真展です。
はてさて二川さん、、誰??
建築詳しい方は知っているかと思いますが、建築写真家。
建築専門出版社エーディーエー・エディタ・トーキョー主宰。
設立と同時に建築写真誌"GA(Global Architecture)"創刊。
私もたま~に買ってます(笑)
美しい建築がたくさん見れて楽しいの。
世界各地の著名な建築が写真で紹介されていて、のんびり見ていて癒される。
日本での建築写真という分野を開拓した方です。

大学在学時は美術史、建築史を専攻するかたわら建築写真に強い関心を。
大学在学中より全国各地の建築物を撮影して旅行します。
大学を卒業した1956年(昭和31)以降は写真撮影に専念、
処女作『日本の民家』(1957~59)は大学在学中から約6年間かけて日本全国を旅行してまわった
丹念なフィールドワークと記録性が高く評価され、1959年の毎日出版文化賞を受賞ました。

今回はその『日本の民家』の写真の展示なのです。
全10巻、全280点のモノクロ写真から選び抜かれた約70点の展示です

写真展だからな~。
どうせ壁にずらっと展示してあるだけだろうし。。
となんとなく乗り気ではなかったのですが。
近場に行って時間があったので寄ってみようかと。
で、結果、行ってよかった!!!

まず展示方法がすごく素敵でした。
壁に写真を並べるのではなく、天井から吊り下げての展示。
足元の矢印をたどって作品を鑑賞します。
おもしろい!!
普段の展示より1点1点を丁寧に見た気がします。

個人的には「倉敷市本町、大原総一郎家」が好き。
倉敷の大原さん、といったら、大原美術館の大原さん。
さすが、と思う。
立派で味のある家。
すごくすごく素敵です。

若き日の二川幸夫が撮影した美しくたくましい日本の民家。
自然、風土、歴史、、、その中で生まれた民家はなんだかいえもせぬ安心感。
かまどなんかの写真はほっこりしてしまう。
本物なんて、博物館等の資料としてしか見たことないんだけどさ。
そうそう、かまどは西日本、いろりは東日本ってこの展示で知りました。
思い返せば確かに。。
白黒の世界なのに鮮やかな景色は一見の価値ありです。



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