RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

日本美術協会創設125年 有栖川宮高松宮ゆかりの名品展

2013-06-24 21:30:00 | 美術
見てきました

上野の森美術館

会期は2013年5月21日から2013年7月14日。

「上野の森美術館」
で検索すると、一番最初に
「上野の森美術館 The Ueno Royal Museum」
というページが出てきます。
もちろん、上野の森美術館の公式HP.
そこで気になるのが
「The Ueno Royal Museum」
っていう英語。
Royal……
私の知っている意味は
国王の、とか、王家の、とか。
イギリス王室とかロイヤルファミリーとかいってよくニュースで聞くし。
上野の森美術館のどこにロイヤル、、、
もしかして私の知っているRoyalとは違うRoyalかもしれない。。
いや、私が知っている意味以外に「森」って意味があるのかもしれない。。。

と、今回の展示を見に行く前に予備知識を身につけるため、チラシ&HPを見ます。

上野の森美術館の母体は日本美術協会。
その日本美術協会は1879年に龍池会として発足、1887年に日本美術協会と名称を改めました。
初代総裁に有栖川宮熾仁親王殿下、第二代に威仁親王殿下、そして昭和に入り第四代総裁に高松宮宣仁親王殿下を戴いてきました。
日本美術協会は明治期には、日本美術の振興と海外への紹介に努め、現在では上野の森美術館の運営および「高松宮殿下記念世界文化賞」の顕彰を行うことを活動の軸にしています。
ろ、ロイヤル!!
繋がった!!笑

今回の展示は日本美術協会創立125周年の記念展。
展示は1995年に開催された「有栖川宮・高松宮ゆかりの名品展」という展示で評判を呼んだ品と近年上野の森美術館に預けられた有栖川宮家伝来のディナーセットなどで構成。
この1995年の展示は22日間という短い会期で3万人の入場者という人気だったとか。
ほかに、日本美術協会とかかわりの深い作家の作品も展示。
有栖川宮家、高松宮家にゆかりの美術工芸品を中心に、両宮家の歴史や宮廷の雅の一端が見れちゃう展示であるとともに、日本美術協会の足跡も辿れる展示です。

今回の主催は
共催に静岡県。
はて、静岡……
美術館とか企業ではなく静岡……。

最初に展示されていたのは肖像画。
お~、描いたのエドアルド・キヨソーネだー。歴史の教科書みたい~。
と若干おかしなことを考えつつ。。笑

美しい蒔絵の鞍や、陣笠。
イギリス・ガラード社製のミニチュアの銀製コーヒーセット。
特に素晴らしかったのは小島d山の「象墜」
象牙の根付です。
手のひらに載るくらいの小さなものなのに、いくつもの楼閣、880人もの人々、鳥や動物などが彫り込まれているのです。
これを人が作ったなんて。。と釘付けです。

そして個人的に注目は安藤緑山「密柑」
以前にも安藤緑山の作品、見ています。
(日本美術デザイン大辞展 /三井記念美術館)
牙彫に着色したもの。
本物と並べられても間違えると思うほどの完成度。
何度見ても素晴らしいですなぁ~。

「高松宮喜久子妃所用 内裏雛飾り」
桃の節句ではありませんが。
こうやって雛飾りを見るのは何度見ても楽しいね。
とにかく立派。
雛人形のお顔も穏やかな感じだし。
上品で素晴らしい。
所蔵は静岡県。
なるほど~。
って、こんな立派なもの持っていたのか~。
3月に県立美術館とかで展示してくれたらいいのにー。

ほかにも、ディナーセットやボンボニエール。
蒔絵などの工芸品や婚礼の調度品まで。

美しくて上品な世界が広がっていました。
うっとりです



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