RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

森と湖の国 フィンランド・デザイン

2012-12-08 21:30:00 | 美術
見てきました

サントリー美術館

会期は2012年11月21日から2013年1月20日。

フィンランド、といったら
キミ・ライコネン
アイスマンとも呼ばれる冷静で、時々おちゃめなF1レーサーの出身地。
いや、、
フィンランド、といえばデザイン。
とくに、家具やガラス、陶磁器は有名ですね。
機能性を重視しつつ、美しい。
おしゃれで洗練されたデザインで思わず欲しくなってしまう作品たち
今回は18世紀後半から現在に至るガラス作品が中心の展示です。

一部撮影可能でしたので、撮ってきました。



入り口ではスクリーンに映し出された美しい映像。
雪降る森にオーロラ。
ロマンティック



テンション上がる~

フィンランドのデザインは機能性・合理性を重視。
使いやすさと美しさの双方を誇るそう。
生活用品のコンセプトは "timeless design product(時代を超えた製品)"
また、フィンランドを代表するガラスメーカー「イッタラ社」は
"Lasting design against throwawayism(使い捨て主義に反する永遠のデザイン)"
というメッセージを掲げ現在も生産を続けています「。
その姿勢は常に地球に優しく自然とともにあり続ける、というもの。
たしかに今回の展示でもそんな印象を感じさせる作品が多々ありました。

アイノ&アルヴァル・アールト「アールトフラワー」
ガラスで出来た器が4つ重なっている作品。
花のように見えます。
1つ1つでも使えるし、4つ重ねても美しい。
今もなお作られているようです。
すっごく欲しい!!

カイ・フランク「ピッチャー5601(100cl)」「タンブラー5023(35cl、18cl、6cl)」
赤や紫などたくさんの色の重ね置きができるカップのセット。
「Toive(希望)」という名前の紙製のパッケージに入れられてプレゼント用にされたものとか。
これもらったら嬉しいよ~
第二次世界大戦での敗戦など暗い雰囲気のフィンランドにおいて、このような名前のプレゼントはきっと希望になったはず。
食卓も明るくなりそう。

タピオ・ヴィルッカラ「ウルティマ・テューレ」
「ウルティマ・テューレ」とは"世界で最も北の、最も過酷で、かつ最も崇拝されている土地"という意味だそう。
フィンランドの冬景色や透明な氷からインスピレーションを受けて、フィンランドの大自然をこのグラスに表現した、とのこと。
これ、フィンランド航空のビジネスクラスで使用されているそうです。
んん、、フィンエアーのビジネス、以前に両親が使ったぞ……
母親「そうそう、グラス、すごく素敵だったよ~。結構重かったけどね。飛行機でこんなに重いもの使うのか~と思って。欲しくって機内販売とかしてないのか確認したよ。」
うん、欲しい。
すごく欲しい。
ちなみに機内で使われているものはフィンエアーのロゴ入りだそう。
それも欲しい。

ハッリ・コスキネン「きわみの光」

暗くてごめんなさい。
ガラス製のランプが無数に吊り下げられていました。


鳥が無数に並んでいたり。




制作に使われる道具も。
型は木製だったんですね~。

展示の最後には鳥たちが。

スタイリッシュでおしゃれですな~。
赤い色した鳥もいました。


かわいい
特徴を捉えて単純化するって難しいだろうけど。。
何の鳥かすぐに分かる。

展示品はシンプルながらに美しいガラスばかり。
透明感があっておしゃれです。
暮らしに洗練されたデザインをもたらした、とのことですが、まさに「生活の中の美」
こんな美しい食器を使ったらご飯はおいしいだろうな~とか想像しながら見るのが楽しいです
フィンランドの歴史も分かりやすく、とても勉強になりました



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