RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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彫刻の時間 継承と展開

2011-10-29 23:20:00 | 美術
見てきました

東京藝術大学大学美術館

会期は2011年10月7日から2011年11月6日。

タイトルどおり、彫刻です。
彫刻科が企画した展示、とのことで。
構成は、大きく2つに分けられています。
藝大コレクションを中心とした地下の展示室1・2。
飛鳥・白鳳の仏像から近代です。
もう一方は名誉教授、現職教員の作品。

ではでは早速地下の展示室2へ。
仏像が出迎えてくれます。
私が惹かれたのは「菩薩立像」
小さめですが細かいところまでキレイで一際目立って見えました。
円空作のゆるゆるな像もあって堅苦しくなく見れます。

さて。展示室1。
ここでは今回の目玉がお出迎え。
平櫛田中「五浦釣人」
背景には大きなシルバーの壁。
そして"彫刻の時間"と。
ポスターどおりの情景があるのです。
この演出にちょっと心動かされつつ。
あ、平櫛田中ですが。
『ひらくし たなか』ではありません。
『ひらくし でんちゅう』と読むのです。
こちらの部屋は時代はもう少し近づいてきます。

今回は展示の目玉として橋本平八の作品17点、平櫛田中の作品29点が展示されています。

そして。
一番楽しかったのはここ、3階。名誉教授、現職教員の展示。
ここが楽しかった。
素晴らしかった。
彫刻ってこんなにおもしろいものなのか~と。
よく分からないものもある、はっきりいうと(笑)
そのよく分からないかんじも含めてドキドキ感のある展示でした。
こんなことを書くのはちょっと……
かもしれないけど、あんまり期待していなかったんです、
この展示。
でも、この3階見てテンション一気にUP!!
来て良かった度も急上昇!!

そんな中でお気に入りは。

増井岳人「Kind gravityよりトルソ~土偶器灯火~」
白い彫刻。
トルソとタイトルにあるのでトルソなんでしょう。
色とか形とかふわふわした感じで。
実態があるようなないような。
好きです。

深井隆「月の庭ー星が降りた日ー」
青い馬の彫刻。
大きいです。
見上げて鑑賞です。
薄暗い空間に佇む馬。
この青好きです。
なんだかずっと見ていたら大好きな有元利夫の世界に行けそうな気がしました。



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