MELANCOLICO∠メランコリコ!

ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

朝だよ!

2014-03-29 04:51:07 | 日記

忙しくなるとか、行き詰るとか、煮詰まるとかしたとき、いつもぼくが座右の銘にしているのは「沈黙は金」。黙っているということプラス、慌てず騒がずということを心がける。よく考えないで下手に動いたり話したりするとやけどする。墓穴を掘る。地雷を踏む。取り返しのつかないことになりがちなので、無言無動でいく。

でも、ぼくはサービス精神が豊富なのか、相手が無口な人だったりすると、沈黙に耐えられない相手をおもんぱかって、言いたいことがまだ決まってないうちに話し出してしまって、言わないでもいいようなことを口走ってしまうという悲しい性がある。

こんな性はどこからきているのか考える時があるけど、たぶん、幼くして母子家庭となって、物ごころついたころから、母親が援助してくれる親戚にものすごく気を使っていたのを目の当たりにして育った。ぼく自身も、、叔母の家でご飯を食べさせてもらうとき、従兄より先に食べないとか、三杯目のお代わりを遠慮したりしていたことを覚えている。

ひねくれちゃうよね。母子家庭の子は、やはり「守られていない」っていう感覚が強いので、反発して虚勢を張って「フリョー」になっていくか、惨めったらしくオドオドしながら家でも学校でも過ごしていかなくてはならない。もちろん一部はウザい視線を跳ねのけ、貧しさや惨めさをバネに自分が家族を守っていかねばと、しっかりと目標を立てて頑張る子どももいる。「早期完了」のタイプだ。彼ら/彼女たちは思春期に目標をしっかりと立て、それに向かって勉強をしていく。

ただ、母子家庭の子は(父子家庭もそうかもしれないけど)、多かれ少なかれ決定的な深い傷を負っている。これはマイノリティとして、多くの人たちには分かってもらえないという切れ味の悪い包丁で刺されるような感じかもしれない。そして簡単に癒えないというところはACの傷と似ていないこともない。

このへんのこと、もっと資料を漁り、原典を読み、現場を体験してみたい。残された時間は少ない。計画を立ててがむしゃらに突き進んでいきたいと思うようになった。だから、毎日早起きして集中力高めなくちゃと思っているんだけど、今日ももう夜明けだ。日曜、早起きしてみんなと公園で10キロ走れるだろうか。


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