シリアで山本美香さんがシリア軍に殺された。彼女は「現場を見て、情報を伝えたい」と、戦場に赴く数少ない日本人女性の一人だった。youtubeへ投稿された映像では、体は毛布や紺の布に覆われ、顔に傷はなかったが、右腕の一部が銃弾ではぎ取られたようになっていて、銃撃の激しさを伝えていた。
最期の瞬間、何を思ったのだろうか。そんな余裕もなく即死だったのだろうか。移送されたトルコの病院の廊下で、所属するジャ . . . 本文を読む
中学や高校の生徒が暴行、恐喝、わいせつ行為などで逮捕されている事件が続いている。でも、こうした事件は昔から同じようにあって、決して増えたり、悪質化しているわけじゃないと思う。たぶんマスコミが取り上げる頻度が高まったから、そう感じられるだけだろう。マスコミはかつて第三の権力といわれたけど、今や第一の権力と言ってもいい。今や世相も、消費トレンドも一番大きな影響を及ぼしているのはテレビであり、新聞であり . . . 本文を読む
暴力オヤジのことを語ってくれた女性がいる。廊下を何メートルもブッ飛ばされたときの怖さと痛さが今でも忘れられないと、視線を宙に浮かせた。その父親に子どもの頃、空手道場に通わされたという。自分でも空手は好きになって、競技会で優勝してメダルをもらったという。「それは宝だね」と、左手の手の平にイメージしたメダルを、右手で愛おしそうに撫でた。「空手でオヤジをやっつけてやりゃよかったのに」って冗談言ったら、「 . . . 本文を読む
大阪地裁で先月30日、姉を殺害した42歳のアスペルガー症候群と診断されている男性に対して、「被告の障害に対応できる受け皿がなく、再犯の恐れが強い。許される限り長期間、刑務所に収容することが社会秩序の維持につながる」と、求刑が懲役16年であるにもかかわらず、懲役20年の判決を言い渡したことが話題になっている。
亡くなられたお姉さまは、本当にお気の毒だと思う。きっと弟を思ってあれこれと意見したことが . . . 本文を読む
壁紙を変えた。まあ、平均して年に１回くらいは変えてるんだけど、いつも変えるときは衝動的に変えるので、それはとても自分の無意識を表しているように感じる。
7年ほど前にデスクトップ型のvaioを買ったときは無人のプールの写真をどこかで拾ってきて、それを2年くらい使ってた。「プールの水面って、誰かがじゃぼんと飛び込んで波立っても、暫くするとまた鏡のように平らに戻る」とか、どこかにウンチクを書いた記憶が . . . 本文を読む