1月にHipHopのイントラに誘われてWorld Wideというダンスイベントを観にいった。初めてだったけどすごくよかった。こんなにたくさんの人がこんなにすごいダンスを踊れるなんてすごいと思った。たぶんもっと他にもこんなイベントがあるんだと思うと、日本にはどんだけたくさんのダンサーがいるのかって、少し新鮮に驚いてしまった。
この日、一番印象に残ったのがCaratというDJ/ダンスヴォーカルユニット。歌がとびぬけて上手いってわけじゃなかったけど、ダンスのキレと、そのパフォーマンスの一生懸命さがヤバかった。2週間くらいして、やっぱ気になって、ツイッターで検索して、改めてYoutubeも見たらガツンとハマった。
そのうち、メンバーのYumeって子がツイッターとMixChannelを使って「♯Yumeは出来る子YDK」っていうのをやってて、好きなアーティストの好きな曲に合わせてダンスを発信しているのを見つけて、電車の中でも見るようになった。ヤバい。
この子のダンスが世界で一番すごいってことじゃないんだけど、なんか、やっぱり、この一生懸命さには心洗われる。Yumeさんは最近二十歳になったばかりなんだけど、ビデオでは、鏡の中に自分を懸命に探している感じがあって、なんとも言えずいとおしくなった。ぼくが二十歳のころは「♯自分は出来ない子」って、思い続けていたから、Yumeさんはあのころのぼくの「影」だ。時が流れ、若いときの自分の「影」を無条件に愛せるようになっている自分がいて、ヤバいと思った。
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