MELANCOLICO∠メランコリコ!

ゆめと心理と占いのはなし
Por donde, amor, he de ir?
 Rosalia de Castro

悲しみ

2011-01-27 15:10:49 | 日記
昨年の夏、在籍したことのある大学のスクーリングに聴講生として参加した。基本的に聴講生は講師にとっては邪魔ものでしかないわけだけど、その先生はとても歓迎してくれて、履修生と分け隔てなく遇してくれた。 最終日、最後のコマが試験にあてられていたので、朝、授業が始まる前に「お世話になりました。来てよかった」と一言ご挨拶に行った。先生は授業の準備に手を動かしながら、「そう言ってくれる人がいると頑張れます」 . . . 本文を読む

解離性障害

2011-01-27 01:11:46 | 日記
ちくま新書の柴山雅俊著『解離性障害―「うしろに誰かがいる」の精神病理』を読んだ。解離については、以前一緒に仕事をしていた人に交代人格を感じたことがあったりして、ずっと強い関心をもってきた。 この本は、実際には、解離性障害と、初期統合失調症や離人症、境界性パーソナリティ障害などとの鑑別、識別にかなりの部分が割かれているけど、著者はあくまで、解離性障害の人たちにいったい世界がどう見えているか、どう感 . . . 本文を読む

落胆

2011-01-23 02:47:36 | 日記
先日、義兄のお兄さんのお通夜に行った。このお兄さんとはゴルフで1回、母の葬儀で1回お目にかかっただけの付き合いだったけど、会場に着くと、姉と義兄の落胆した顔がとても胸を打った。 お焼香を済ませて、控室でビールをのんで周囲の方々とお話ししてたら、このお兄さんと暮れに一緒にゴルフをして、別れ際の握手の暖かい感触がまだ生き生きと残っているという方がいた。「あんなに元気だったのに、人間は儚いですね」って . . . 本文を読む

人生は不条理

2011-01-14 16:58:44 | 日記
その昔、50年代から60年代にかけて、人間は状況のなかで自らの立場を選択し行動していく存在だと説いた実存主義が流行した。それに対して、文学の場で、人間の営みは状況の中で振り回され、徒労感に満ち、自分の意志で未来を選択できてるなんて考えるのは幻想だという「不条理」を主張する人たちがいた。 いわゆるサルトルVs.カミュ論争だ。 今日、菅内閣改造後の記者会見で、経済財政担当相から経済産業担当相に追わ . . . 本文を読む

BMI

2011-01-12 03:30:25 | 日記
ジムで誕生月のプレゼントとしてボディスキャンとカウンセリングを無料でしてくれた。インストラクターはプリントアウトを持ってきて「全体としてはいいですね」とニコッとした。最近怖い顔ばかりしてたイントラだったけど、今日はちょっと機嫌がよかったみたいだ。 BMI=22.3、体脂肪率18.5で、過去最低ではないけど最近では最低数値! ただ体重が63.7kgと過去最低に近付いているのに、ウエストが81cmと . . . 本文を読む