確かに原口自身が言うように、PKを与えてしまったことは不用意だった。エリア内でのファウルは絶対避けなくちゃならない。本来ディフェンダーでない原口はあまりに露骨に後ろから体を当ててしまった。あそこは当たらなくても振り向かせなければOKだった場面で、悔やまれる。でも、試合後のインタビューで、元日本代表の解説者から「微妙でしたが」と訊かれ、「いや、あれは後ろから行ったしPKでしょう」ってにこりともせずに . . . 本文を読む
先日のアジア最終予選のイラク戦を、内容がなかった、と酷評するメディアが多かったけど、僕の目には「よくやった。上出来だ」と映った。
勝てたこと、そして決勝点がミドルだったことは今までの日本になかったことだ。それに清武や原口といった速く長く走れる選手の活躍があったということがうれしい。未来が見えてきたような気がした。ポゼッションサッカーと攻撃的スタイルにこだわる日本人が多いのは承知だし、日本はそうい . . . 本文を読む
FIFAはずいぶんと前から理事とマーケティング会社との癒着が指摘されていた。ついにアメリカの司法当局が動いて問題が表面化して、マスコミが騒いでいるけど、こうした贈収賄はいわば関係者の間ではよく知られた暗黙の事実だった。ただ、スポーツ界ではサッカーに限らず「闇」を口にする者を排除するメカニズムが徹底していて、テレビも放映権をマーケティング会社から買っていたり、放送するにあたってのスポンサーとの関係か . . . 本文を読む
W杯も終わって世界の移籍市場は熱気が高まっている。ハメス・ロドリゲスにレアル・マドリードからモナコに払われた8000万ユーロの移籍金は仰天だけど、トータルでそれに近い金額が動いた引き抜きは10人を超える。日本では、メキシコ人のハビエル・アギーレの代表監督就任がほぼ決まったみたいだ。ザッケローニの失敗の総括も反省もないまま、それまでの責任者が次期監督選考をするって、OKなことなんだろうか。
決めた . . . 本文を読む
結果は結果で受け入れるしかない。これは人生のどんな局面でもぼくたちに突きつけられることで、思い通りにいかなかった側はまた次のチャンスまでじっと練習するしかないし、思い通りにいった側も、リベンジされないためにさらにレベルアップしていかないとならない。W杯やウィンブルドンなんかを見ていると、その当日までに選手やスタッフがどんだけ献身的に努力を積み重ねてきたかっのがわかる。
今回のW杯は、始まるまでス . . . 本文を読む