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無人駅に人が続々!ベンチャーの秘策

2020-11-04 07:00:00 | 報道/ニュース

10月14日 NHK「おはよう日本」


群馬県水上町にあるJR上越線の土合駅。
無人駅の構内に観光客の姿がある。
お目当ては8月にオープンした喫茶店。
土合駅は35年前に無人駅になった。
使われなくなった駅務室改装しお店にした。
切符売り場もカウンターになっている。
駅員の帽子をかぶって記念写真も撮れる。
(利用者)
「電車好きなんでちょうどいい感じで休める。」
この店を運営しているのは静岡のベンチャー企業である。
土合駅の特徴は下り線のホーム。
地下70メートルに掘られたトンネルの中にあって
“日本一のモグラ駅”という愛称で知られている。
この場所ならば鉄道ファンのニーズも取り込めると考えた。
(喫茶店を運営するベンチャー企業 ヴィレッジイインク)
「ここまで多くの人に来ていただけるというのはうれしい誤算。」
ベンチャー企業とのコラボを生み出したのはJR東日本の子会社
JR東日本スタートアップ。
駅や鉄道などを生かした新たな事業を立ち上げるために2年前に設立された。
この会社は
ベンチャー企業に事業のアイデアを募集して
採択した企業に場所の提供や出資などをする。
土合駅では
維持費がかかる無人駅を活性化させたいJR側と
その場所を活用したいというベンチャー企業の考えが一致した。
(JR東日本スタートアップ)
「無人駅に人がいるようになれば
 維持管理コストを下げられたり
 賃料収入も確保できるようになる。
 ベンチャー企業のアイデア・技術力が組み合わさることでできるのではないか。」
土合駅に喫茶店を開いたベンチャー企業が乗り出している次の事業
駅舎のとなりの空き地に豪華なキャンプが楽しめるグランピング施設を整備した。
断熱性の良いテントを4つ設置。
窓からは電車が走る姿が見える。
さらにサウナも用意。
雪が積もった今年2月には実験的にお客さんを募集したところ予約がいっぱいになった。
オープンは11月を目指している。
(ヴィレッジインク)
「無人駅で
 着いた駅が宿泊の場所だという体験はなかなか出せない。
 駅をうまく使って地域の魅力を全面的に発信できるような場所にできれば。」
この無人駅の活用は他にもあって
新潟県三条市の帯織(おびおり)駅は
ものづくりの町にちなんだミニラボ的な企業の交流拠点を駅に設けている。
新規事業は今4つの無人駅に動いている。


 


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