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テキサスに“日本人街” その理由は?

2018-04-08 07:00:00 | 報道/ニュース

3月15日 おはよう日本


人口28万人の都市 テキサス州プレイノ。
ヒューレット・パッカードや大手百貨店JCペニーの本社があるが
これまで日本人にとってはあまりなじみのない町だった。
ところが去年 街なかに日系スーパーがオープン。
店内には日本のビールや松前漬け
日本から運ばれてきたシラス
日本から空輸したウニやタコ
さらに和牛や納豆まで豊富な食材をそろえていて
多くの日本人客でにぎわっている。
(客)
「アメリカ人はハンバーガーやピザが主食で
 味覚と合わなくて苦労した時があったが
 ここがあると聞いて安心した。」
スーパーができた理由はトヨタ自動車の進出である。
北米トヨタ本社ビルは横に長いのが特徴である。
敷地面積は東京ドーム8,5個分と広大である。
まるで大学のキャンパスのような新本社。
カリフォルニア ニューヨーク ケンタッキーに分散していたオフィスが集約された。
4,100人が勤務し
日本からの駐在員は100人ほど。
一見少なそうに感じるかもしれないが
続々と関連企業が進出していてこの町で暮らす日本人が増えている。
回転ずしや100円ショップのダイソーなどが次々とオープンしている。
美容院では日本人の美容師が。
(客)
「アメリカで生活している中でひとときのオアシスみたいな感じです。」
一般の商業施設の中には日本人向け学習塾。
今は50人ほど通っているが生徒はさらに増える見込みである。
(学習塾 井沢真吾さん)
「日本人が多くてビジネスチャンスというか
 親がトヨタの生徒ばかりではなくいろんな企業の子がいるので
 これからもどんどん入って来ると思う。」
トヨタがテキサス州に集約させた理由は
分散していたオフィスを集約するということのほかに
アメリカ国内の工場が近いところにあり便利なこと。
さらにテキサス州の税制優遇である。
アメリカでは企業の南部シフトが鮮明になっていて
北と南
都市と都市の間での格差が表面化してきている。



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