日暮しの種 

経済やら芸能やらスポーツやら
お勉強いたします

ドローンを学ぶ大学 即戦力を育成

2020-12-27 07:08:26 | 報道/ニュース

11月25日 NHK「おはよう日本」


荷物の輸送や工事現場での調査など
ドローンのビジネス市場は拡大し続けていて
2022年にはドローンの操縦が国家資格の免許制度になる予定である。
こうした動きを先取りして
大阪の大学ではドローンの撮影をカリキュラムに取り入れ
専門知識を社会で役立てようとする学生たちが学んでいる。

次々に飛び立つ練習機。
大阪府南部 河南町にある大阪芸術大学は
2年前 全国で始めてドローンをカリキュラムに取り入れた。
学んでいるのは写真学科の43人。
2年生から実習を始め
操縦資格を取得する。
今の4年生が撮影した和歌山県田辺市龍神村の映像。
ドローンの授業を受けた第1期生で
来年春に卒業後プロのドローンカメラマンとしてデビューする予定である。
プロになる技術を身につけたいと
学生は全国から集まる。
(学生)
「実家 東京なんですけど
 わざわざドローンができるということで大阪まで来たんですよ。
 ドローンも使えたら会社とか入りやすいかなぁ。」
いま民間団体が資格を認定しているドローンの操縦を
国は2年後をめどに免許制度に移行する予定である。
この大学は2年前 大学として全国で初めてドローンをカリキュラムに取り入れ
操縦できるプロを育てようとしている。
教えるのはドローン撮影の第1人者。
客員教授として招き入れた。
(大阪芸術大学 坂口客員教授)
「学生の子たちが若いうちからドローンを学べる。
 日頃ドローンに関わる側からすると優位性をすごく感じます。」
一見簡単そうに見えても
ドローンを安定させて飛ばすのは容易ではない。
学生と講師が撮影した映像を見ると
講師の映像はぴたりと止まっているが
学生の映像はふらついてずれていく。
わずかな風にもすぐ影響されるためである。
操作に不慣れだと一歩間違えれば事故につながる。
学生が飛ばすドローンを講師も同時に動かせるように2つのコントローラーを使って練習する。
(学生)
「かぜでバーっとなるんで難しいです。」
「イメージしているのとやっているのとでは違っているので難しい。」
最新設備もそろっている。
風の影響も反映される本格的な趣味レーター。
悪天候や授業のない日でも腕を磨くことができる。
実際に映画やCMの撮影でも使われる高度なドローンも練習する。
飛行ルールなどの専門知識も学び
徹底した教育プログラムで即戦力を育てる。
(学生)
「ドローンを使うことで
 領域というのが広がると思うので
 映像の面でも写真の面でも広がると思ってるんで。
 確実に仕事の幅が広がると思っています。」
(大阪芸術大学 坂口客員教授)
「ぼくらの世代は時間がかかるものが
 言ったらすぐに分かってくれる。
 いろんな産業でもドローンはすごく今活躍しているので
 そこに携わってほしいなと思います。」




コメント    この記事についてブログを書く
« 香港 区議選から1年 苦境に... | トップ | “東京大会に出られない” ベラ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

報道/ニュース」カテゴリの最新記事