メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

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2011年12月14日 | ようこそ!/挨拶

オモンイトトンボ オオアオイトトンボ 110907 箱根湿生花園にて

 (111222) 叢雲さんが教えてくださいました。オオアオイトトンボとのことです。
   叢雲さん、ありがとうございました。


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メカロクの写真日記
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(メカロクの) アルバム <フォト蔵>
 私なりのお気に入り写真を テーマ(被写体種類など)別に 集めています
 他より大きな画像も ご覧頂けます
アルバムを見る方法は ここをクリック!
 (111214) アルバム「BORG で撮った 生物以外-1」に 写真を追加しました
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   BORG で撮った 生物以外-1 BORG で撮った 生物以外-1 by (C)メカロク
 (111212) 次のアルバムに 写真を追加しました
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   BORG で撮った 水鳥類-3 BORG で撮った 水鳥類-3 by (C)メカロク
   BORG で撮った 花-1 BORG で撮った 花-1 by (C)メカロク

(mekaroku の) アルバム <フォト蔵>
 この直下の 「(メカロクの) ギャラリー <Fotonoma>」は サービス終了に伴い
 写真をアップできなくなったので その代替として新設し こちらに移行しました
  *<Fotonoma>でも 代替アルバムを用意して呉れたのですが 大きな画像が
   見られないなど 機能的に こちらに劣るので こちらに移行することにしました
  *「(メカロクの) アルバム <フォト蔵>」の中に作ると タイトル数が多くて
   見にくくなるので 新しい ID を取得して 2本立てにしました
 「(メカロクの) アルバム <フォト蔵>」は テーマごとに集めていて 気が向いたときに
 気が向いたものだけ アップしていますが こちらは 撮影月別に集めていて
 遅れはあっても 確実にアップしますので 私の作風(というより好み?)や その変移は
 こちらの方が判り易い と思います
  *そのためにも 「2008年02月」~「2011年01月」の写真は 「(メカロクの)
   ギャラリー <Fotonoma>」でアップした写真と同じものを アップしました
 なお アルバムを見る方法は 「(メカロクの) アルバム <フォト蔵>」と同じです
 (111209) 大変遅くなりましたが アルバム「2010年09月」を アップしました
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   2011年09月 2011年09月 by (C)mekaroku

(メカロクの) ギャラリー <Fotonoma>
 私なりのお気に入り写真を 撮影月別に集めていましたが
 サービス終了で アクセスできなくなりました
 この上の 「(mekaroku の) アルバム <フォト蔵>」に移行しましたので
 そちらを ご覧ください

(メカロクの) Fotopus
 OLYMPUS 写真投稿サイトの 私のページです
 ぼちぼち乍ら 投稿を再開しています


111210_皆既月食

2011年12月14日 | BORG 作例
「111210_板橋区・赤塚植物園-0(速報)」で、ちょっと触れていますが、12月10日(土)の夜には、朝の予報に反してほぼ晴れ上がり、「デジタルカメラ全盛時代になってから初めての本格的な皆既月食といっても良い」(BORG の中川昇氏)ほどの天体ショーが見られたので、撮影に挑戦しました。

既にニュース性はありませんが、余り遅くなると間が抜けてしまうので、「111120_裏高尾/座間谷戸山公園」シリーズが完結した機会に、1回限りの「111210_皆既月食」をお届けします。

月食の撮影は全く初めてのことで、もう、戸惑い通しでした。

例えば、使用機材。
最初に持ち出したカメラは E-5 で、「雲台はねじを緩めると不安定な自由雲台よりも3ウェイ雲台の方が楽だろう!」と、何年も使っていない3ウェイ雲台に取り替えて臨みました。
しかし・・・被写体が真上に近いため、パン棒(正確には、パン用でなくティルト用のハンドル)が三脚本体に当たりそうで、自由が利かないし、E-3 では使ったこともあるライブビューの拡大表示の方法が判らない・・・で、結局は、使い慣れている E-P2+VF-2(EVF=電子ビューファインダー) と自由雲台に取り替えて撮りました。
 *雲台の件は、後で、「雲台のヘッドを90度横に倒して、レンズを横から支持すれば
  良かったかな?」と考えたのですが、価格.コム掲示板では、それを実践して
  「上手くいかなかった!」との話もありました。
  さらに、同掲示板で、「カメラ(レンズ)を雲台に取り付ける際に、
  前後逆にすれば良い。」との書き込みがあり、「なるほど!」と感心しました。
 *ライブビューの拡大表示ができない件については、後ほど OLYMPUS に電話で
  質問したら、「Fn ボタン機能」を「拡大」にしていたためと判明。
  そういえば、約1年前の購入直後に弄っていて、このことに気づいたのに、その後、
  拡大表示を使わなかったため、すっかり忘れていましが、何のことはない、
  「INFO ボタン」でなく、「Fn ボタン」を押せば良かったんです(汗)

例えば、被写体の捕捉。
初めの内は未だ良かったのですが、皆既食になる頃にはレンズが真上を向く感じで、カメラの真後ろに頭を入れるのが難しく、暫く暖を取っている内にファインダー視野から外れると、再び捉えるのにかなり手間取ってしまいました。
こんな時には、やはり、視野の広いファインダー用望遠鏡が必要なんですね。

例えば、露出。
初めの内は、「スポット測光」には変えたものの、「AE(自動露出)モード」は、いつもの 「A」(絞り優先)にしていたのですが、食が進んで来ると、僅かの動きで露出が大幅に狂ってしまうので、途中から 「M」(マニュアル)に変更しました。
なお、BORG のサイトで、「赤道儀で追尾しない場合は、月の動きによるブレ(被写体ブレ)防止のため、SS(シャッタースピード)は 1/4 秒以上にするように!」という趣旨の注意書きがあったので、暗い場合は ISO 感度を上げて、、1/4 秒を確保しました。
 *添付写真の1枚目だけは 1/800 秒(ISO200)、他は 1/4 秒(ISO1250)です。
また、露出ミスを補うため、0.7EV ピッチで3枚の 「ISO ブラケット」で撮り、ブレ防止のため、「IS」(手ブレ補正)は OFF で、「低震動モード」(2秒)を使っています。

例えば、ピント合わせ。
初めの内は、月面模様でピントを見ていたのですが、食が進むと暗くなり、EVF のゲインアップが大きくなるので、ファインダー画像の荒れが酷くなり、半影食が終わりに近付くと、月面模様ではとてもピントが見えないという状態になりました。
それでも、勘とピントずらしで対応していましたが、ふと気づいて、拡大画面内に月の端が入るようにして、この端の部分でピントを見るようにしたところ、随分楽になりました。

因みに、撮影は、屋外の有料駐車場で、車止めブロックに腰掛けたまま、立てた EVF が覗けるように高さを調整して行い、数枚撮っては 5~10 分ほど車内で暖を取る・・・の繰り返しでした。

1.皆既月食 111210
  21:59:46(部分食開始後約 15 分)
  OLYMPUS E-P2
  BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
  50%トリミング
20時半頃には駐車場に行ったものの、様々なトラブルで半影食の写真は全滅で、何とか見られるものが撮れたのは、部分食が始まって暫く後でした(汗)
なお、表示時刻はカメラの内蔵時計によるもので、撮影前に時刻合わせをしましたが、秒まで正確かどうかは微妙です。


2.皆既月食 111210
  23:02:46(皆既食開始直前)
  OLYMPUS E-P2
  BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
  50%トリミング
部分食が進むと、本影の部分は段々とこのような赤銅色に変わって来ます。
それとともに、本影の部分と半影の部分との輝度差が非常に大きくなり、私の腕では、真っ黒と真っ白!
この写真は、皆既食開始直前で半影部分が殆どないため、現像時の調整で何とかなりました。
なお、月の明るさの減少に伴い、周囲の星が見えるようになったので、2枚目以降は、近くの星を入れてトリミングしたため、月の位置が大きく偏っています。


3.皆既月食 111210
  23:07:28(皆既食開始直後
  OLYMPUS E-P2
  BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
  50%トリミング
皆既食になったので、月面の輝度差がかなり小さくなり、その分、平均的な明るさを上げるように調整できるため、2枚目よりも綺麗にできたと思います。


4.皆既月食 111210
  23:33:32(皆既食期間のほぼ中間)
  OLYMPUS E-P2
  BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
皆既食期間のほぼ真ん中のため、月面の輝度差はさらに小さくなり、より綺麗に調整できたのではないかと思います。
ここで、今回の天体ショーの約半分が終わった、いい替えれば、もう半分は残っている訳ですが、最後まで付き合う気力はとてもないため、ここで切り上げました(汗)
なお、510mm(35mm判換算 1020mm 相当)では、月が画面に占める割合がどの程度なのかご覧頂くために、4枚目だけは、トリミングなしの写真もアップします。
 4-1.50%トリミング

 4-2.トリミングなし