5月31日(月)、朝起きて天気予報を見ると、「9-12時の時間帯から晴れ」の予報に変わっていたので、「ほぼ第4案」のデジボーグを持ち、富士山と鳥の両狙いで、秦野の弘法山公園内にある権現山(展望台とバードサンクチュアリがある)に行きましたが、予報が外れて殆ど晴れず、またまた富士山は見えませんでした。
*「ほぼ第4案」:L135mm 鏡筒内側には、ドロチューブが摺動する部分を除き、内面
反射防止用植毛紙が貼ってあり(写真の手前の黒い部分)、このままでドロチューブを
専用品から 15mm 長い標準品に差し替えると、植毛紙が邪魔して、ドロチューブが
完全には収納できず、植毛紙をカットして貼り替える必要があるため、今回は、
専用ドロチューブのままとした点が、「第4案」と異なります。
バードサンクチュアリには、メジロ/ヤマガラ/シジュウカラ/エナガ/ガビチョウ/ヒヨドリなどが出て来ましたが、デジボーグの操作に不慣れなこともあり、シャッターチャンスを逃すことが多かった上に、ピンボケ写真の山を築き、260枚ほど撮影した鳥写真の中で、ピントチェックで残ったのはたったの18枚(7%)と、今までに経験がないほどの酷い結果でした。
なお、最終的には手持ちあるいは半手持ちでの撮影を目指していますが、今回は初めての実戦投入ということもあり、三脚を使用しました。
ただ、ピント合わせ時に拡大表示する余裕はなく、しかも、電子マウントアダプター(下の写真。以降、電子マウント)を使っているにも拘わらず、E-3/E-P2 とも、なぜか、フォーカスエイドは働きませんでした。
*考えてみると、今まで、4/3 用レンズでも MF が多かったのに、フォーカスエイドの
ことは気に掛けていませんでしたが、働いていなかったような気がします。
*今後、OLYMPUS やヨックレンズ(電子マウントの購入先)とも相談しながら、原因を
追求したいと考えています。
・E-P2 は、位相差検出型 AF ではなくコントラスト検出型 AF のため、コントラスト
AF 対応レンズでないと、フォーカスエイドが働かないのかも知れません。
また、電子マウントには、事前にレンズの F 値(テレコンを装着したときに、公称 AF 限界の F5.6 になるように、F4.0 に設定)と焦点距離(510mm)を設定しておきましたが、焦点距離の方は、途中で別の値に変わっていました。
*EC-14 を併用して試し撮りしたら、チャンと「721mm」と記録されていたので、後で、
テレコン併用かどうかも判断でき、「これはいいなぁ~!」と思ってたんですがねぇ~!
*この件についても、ヨックレンズに相談して見る心算です。
・電子マウントには、1年間の「安心パック」(期間中、万が一支障が生じれば、
原因問わず新品交換)を付保しています。
そんな訳で、デジボーグの解像感を実感するほどの写真は撮れませんでしたが、そんな中でも「少しはマシ」と思えるものを、4枚アップします。
なお、今回のシリーズでは、拡大画像も従来通りの長辺 800 ピクセル(100KB 前後)ですが、もう少し解像感のある BORG らしい写真が撮れるようになったら、画像クリック時には「フォト蔵」に飛ばして、長辺 1600 ピクセル(500KB 前後)の画像が開くようにする心算です。
*「フォト蔵」なら、必要に応じて、原寸でもアップできます。
1.秦野・弘法山公園 100531
シジュウカラ(四十雀)
OLYMPUS E-3
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
一応は目にピントが来ていますが、ISO1600 のため、ノイズが酷い(涙)
2.秦野・弘法山公園 100531
ガビチョウ
OLYMPUS E-P2
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
残念ながら目にピントが来ていません(汗)
ただ、今回の拡大画像では判りませんが、ピントの合った羽の部分(特に大雨覆)は、かなり解像しているようです。
3.秦野・弘法山公園 100531
メジロ(目白/繍眼児)
OLYMPUS E-P2
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
今回の拡大画像のサイズなら、結構シャープに見えると思いますが、ピクセル等倍で見ると、やはり甘いですねぇ~!(汗)
4.秦野・弘法山公園 100531
ヒヨドリ(鵯/白頭鳥)
OLYMPUS E-P2
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
これも ISO1600。もう少しノイズが少なければなぁ~!
ところで、撤収前の片付け時に、カメラマウント(ボーグ)と電子マウント(ヨックレンズ)の接続部が外れ、カメラ(E-P2)が落下してしまいました。
*最初から、円周方向に 7mm 程度のガタがあったが、「外れることはなさそう!」と
思っていました。
*落下後の再確認では、ロックしても、少し力を入れて回すと外れてしまいました。
・カメラなしの状態での確認で、カメラ付きなら、もっと小さな力で外れそうです。
・という訳で、現在は OLYMPUS の純正マウントアダプターを使用しています。
(当然、フォーカスエイドは働きません。)
*この不具合は、この組み合わせでのみ発生し、カメラマウントと他のマウントアダプタ
(OLYMPUS/八仙堂)の組み合わせや、電子マウントと OM レンズや中間リング
(OLYMPUS)の組み合わせでは、発生しません。
*原因は、カメラマウント と電子マウントの双方のロック部の幅寸法が、OM マウント
規格の許容差を僅かに超えていて、この組み合わせでは、その相乗効果(?)で、
ロック爪がロック溝に完全には入らないのではないか? と考えられます。
・でも、原因が2社に跨っているとすると、交換要求は難しいかも知れません。
自分で、キチッと嵌るように加工するしかないかな?
ここまでは、直焦点撮影(テレコンやディフューザーなどの追加レンズは使わず、天体望遠鏡の対物レンズだけで撮影)の場合について検討していますが、パーツ構成については、今後も、ディフューザーの組み込みなどを考慮しながら、まだまだ試行錯誤が続きそうですし、実際に色々と検討もしています。
*ボーグ使いの猛者たちの中には、市販カメラレンズを改造してボーグと組み合わせ、
AF 化さえも達成されていますので、何れは私も・・・って、無理だろうなぁ~!(笑)
・PENTAX のカメラボディーと「AF テレコン」を使用すれば、一部改造は必要ですが、
もっと簡単に AF 化できるそうです。
また、ボーグの扱いに慣れるために、撮影の練習も繰り返していますが、今回の「100527~ デジボーグがやって来た」は、取り敢えず今回で完結とし、追加検討の途中経過や結果、デジボーグでの撮影画像などは、何れまた・・・とさせて頂きます。
なお、デジボーグにご興味を持たれた方は、先ず「(ボーグ)トピックス BORG WORLD > 中川昇ブログ 」をご覧ください。
時々の新着情報とともに、中川さんやトミーテック写真同好会の方々の写真や、一般のボーグ使いの方々の投稿写真が一杯あり、素晴らしい解像感を満喫できることと思います。
ページのトップには、各種「作例画像集」などへのリンク集がありますし、ページの末尾には、過去の「トピックス」へのリンクもあります。
ただし、「ボーグ沼」も、かなり深いようですので、十分にご注意ください(笑)
(110122)リンク切れを修正
*「ほぼ第4案」:L135mm 鏡筒内側には、ドロチューブが摺動する部分を除き、内面
反射防止用植毛紙が貼ってあり(写真の手前の黒い部分)、このままでドロチューブを
専用品から 15mm 長い標準品に差し替えると、植毛紙が邪魔して、ドロチューブが
完全には収納できず、植毛紙をカットして貼り替える必要があるため、今回は、
専用ドロチューブのままとした点が、「第4案」と異なります。
バードサンクチュアリには、メジロ/ヤマガラ/シジュウカラ/エナガ/ガビチョウ/ヒヨドリなどが出て来ましたが、デジボーグの操作に不慣れなこともあり、シャッターチャンスを逃すことが多かった上に、ピンボケ写真の山を築き、260枚ほど撮影した鳥写真の中で、ピントチェックで残ったのはたったの18枚(7%)と、今までに経験がないほどの酷い結果でした。
なお、最終的には手持ちあるいは半手持ちでの撮影を目指していますが、今回は初めての実戦投入ということもあり、三脚を使用しました。
ただ、ピント合わせ時に拡大表示する余裕はなく、しかも、電子マウントアダプター(下の写真。以降、電子マウント)を使っているにも拘わらず、E-3/E-P2 とも、なぜか、フォーカスエイドは働きませんでした。
*考えてみると、今まで、4/3 用レンズでも MF が多かったのに、フォーカスエイドの
ことは気に掛けていませんでしたが、働いていなかったような気がします。
*今後、OLYMPUS やヨックレンズ(電子マウントの購入先)とも相談しながら、原因を
追求したいと考えています。
・E-P2 は、位相差検出型 AF ではなくコントラスト検出型 AF のため、コントラスト
AF 対応レンズでないと、フォーカスエイドが働かないのかも知れません。
また、電子マウントには、事前にレンズの F 値(テレコンを装着したときに、公称 AF 限界の F5.6 になるように、F4.0 に設定)と焦点距離(510mm)を設定しておきましたが、焦点距離の方は、途中で別の値に変わっていました。
*EC-14 を併用して試し撮りしたら、チャンと「721mm」と記録されていたので、後で、
テレコン併用かどうかも判断でき、「これはいいなぁ~!」と思ってたんですがねぇ~!
*この件についても、ヨックレンズに相談して見る心算です。
・電子マウントには、1年間の「安心パック」(期間中、万が一支障が生じれば、
原因問わず新品交換)を付保しています。
そんな訳で、デジボーグの解像感を実感するほどの写真は撮れませんでしたが、そんな中でも「少しはマシ」と思えるものを、4枚アップします。
なお、今回のシリーズでは、拡大画像も従来通りの長辺 800 ピクセル(100KB 前後)ですが、もう少し解像感のある BORG らしい写真が撮れるようになったら、画像クリック時には「フォト蔵」に飛ばして、長辺 1600 ピクセル(500KB 前後)の画像が開くようにする心算です。
*「フォト蔵」なら、必要に応じて、原寸でもアップできます。
1.秦野・弘法山公園 100531
シジュウカラ(四十雀)
OLYMPUS E-3
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
一応は目にピントが来ていますが、ISO1600 のため、ノイズが酷い(涙)
2.秦野・弘法山公園 100531
ガビチョウ
OLYMPUS E-P2
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
残念ながら目にピントが来ていません(汗)
ただ、今回の拡大画像では判りませんが、ピントの合った羽の部分(特に大雨覆)は、かなり解像しているようです。
3.秦野・弘法山公園 100531
メジロ(目白/繍眼児)
OLYMPUS E-P2
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
今回の拡大画像のサイズなら、結構シャープに見えると思いますが、ピクセル等倍で見ると、やはり甘いですねぇ~!(汗)
4.秦野・弘法山公園 100531
ヒヨドリ(鵯/白頭鳥)
OLYMPUS E-P2
BORG 77EDII 510mmF6.6 <F6.6>
これも ISO1600。もう少しノイズが少なければなぁ~!
ところで、撤収前の片付け時に、カメラマウント(ボーグ)と電子マウント(ヨックレンズ)の接続部が外れ、カメラ(E-P2)が落下してしまいました。
*最初から、円周方向に 7mm 程度のガタがあったが、「外れることはなさそう!」と
思っていました。
*落下後の再確認では、ロックしても、少し力を入れて回すと外れてしまいました。
・カメラなしの状態での確認で、カメラ付きなら、もっと小さな力で外れそうです。
・という訳で、現在は OLYMPUS の純正マウントアダプターを使用しています。
(当然、フォーカスエイドは働きません。)
*この不具合は、この組み合わせでのみ発生し、カメラマウントと他のマウントアダプタ
(OLYMPUS/八仙堂)の組み合わせや、電子マウントと OM レンズや中間リング
(OLYMPUS)の組み合わせでは、発生しません。
*原因は、カメラマウント と電子マウントの双方のロック部の幅寸法が、OM マウント
規格の許容差を僅かに超えていて、この組み合わせでは、その相乗効果(?)で、
ロック爪がロック溝に完全には入らないのではないか? と考えられます。
・でも、原因が2社に跨っているとすると、交換要求は難しいかも知れません。
自分で、キチッと嵌るように加工するしかないかな?
ここまでは、直焦点撮影(テレコンやディフューザーなどの追加レンズは使わず、天体望遠鏡の対物レンズだけで撮影)の場合について検討していますが、パーツ構成については、今後も、ディフューザーの組み込みなどを考慮しながら、まだまだ試行錯誤が続きそうですし、実際に色々と検討もしています。
*ボーグ使いの猛者たちの中には、市販カメラレンズを改造してボーグと組み合わせ、
AF 化さえも達成されていますので、何れは私も・・・って、無理だろうなぁ~!(笑)
・PENTAX のカメラボディーと「AF テレコン」を使用すれば、一部改造は必要ですが、
もっと簡単に AF 化できるそうです。
また、ボーグの扱いに慣れるために、撮影の練習も繰り返していますが、今回の「100527~ デジボーグがやって来た」は、取り敢えず今回で完結とし、追加検討の途中経過や結果、デジボーグでの撮影画像などは、何れまた・・・とさせて頂きます。
なお、デジボーグにご興味を持たれた方は、先ず「
時々の新着情報とともに、中川さんやトミーテック写真同好会の方々の写真や、一般のボーグ使いの方々の投稿写真が一杯あり、素晴らしい解像感を満喫できることと思います。
ページのトップには、各種「作例画像集」などへのリンク集がありますし、ページの末尾には、過去の「トピックス」へのリンクもあります。
ただし、「ボーグ沼」も、かなり深いようですので、十分にご注意ください(笑)
(110122)リンク切れを修正