他人にとってはとるたならないことだけれど私的には毎日やることがいっぱいあって、いろいろ思いつつもブログを書くことがなかった。
でも、昨今のお上の動きには日々鬱々としている。
今春の朝ドラのトラちゃんの、「はて?」と同じ思いで、数回に分けて書いてみたい。
お上は、
「最低賃金を上げています。(どうだ、困っている下々は、有り難いだろう!)」
と言いつつ、
ここ数年は、「春闘で、空前の賃上げが実現しています。(どうだ、完璧だろう!ありがたがれ!って、思っているのかも?)」
はて?
これって、いつの時代をターゲットにした経済政策なの?
と思う。
戦後、経済の底辺から、『Japan as No.1!』
そして、バブルの時代まで、どんどん経済が伸びていた時代なら、小さな街の会社でも、分配のパイはたくさんあったので、最低賃金を引き上げて底支えすれば、全体があがってきた。(ように思う)
でも、・・・
最近のは、何割かの大手企業の大幅賃上げと、最低賃金の上昇。
これを平均すれば○○%の賃上げってことで、実態とはちと違うような。
最低賃金の上昇は、法的なものだから初任給など、どんな企業もそれに従うわけだけれど、実在者まで給料を上げていく体力がないってのが古いタイプの小さな会社の実情なのでは。
シルバーバイトで使ってもらっている小さな会社も採用時の日給は上げているけれど、その他の人は据え置き。
念の為、複数の人と雑談してみたけれど、特に私の働きっぷりが悪いので据え置きということでもないらしい。
生活の主たる収入源である公的年金は今後大きくあがるということはないし、お上は物価を上げる政策をとているわけだから、実質はジワジワ目減り。
歳は確実にとって働けなく(雇用してくれるところがなく)なるし、「真綿で首をしめる」っていうのは、こんな感じのこと?(笑)
これは、たくさんの小さな会社で真面目に働く若い人たちにも共通することではないかしら。
将来の安定した生活、自分の姿がイメージできなければ、家庭も持たないだろうし、子育てもしないだろう。
また、お上の唱えている『資産所得倍増プラン』っていうのも、ぜんぜん実感なし。
倍増どころか、とられるものが多くなり、目減り傾向。
はて?
お上の今の経済政策って、日本人の格差を拡大させようとしている?
国の運営は難しいということは、理解できるけれど、納得はできん!