まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

二年ぶりに

2019年07月23日 | 旅行
令和の時代を迎え、地域の先輩たちに声をかけてもらい、7月20日~22日の二泊三日で、二回目の月山登山の旅に出た。
 
房総半島からは、『七つ立ち』の定番でアクアラインへ。
そして、お馴染みの海ほたるPAで最初の休憩。
 
 
これ、川崎側へのトンネルを掘った掘削機のヘッド。
大型船の通行量の関係で、木更津側は橋梁で、海ほたるを挟んで川崎側は地下トンネルになったんだそうだ。(ガイドさんの解説より)
 
このアクアラインのおかげで、南房総は息をついている、そんな感じの有難い道路である。
 
今年はずっと湿気っている。
出発の20日も雨模様。
 
先輩たちに声をかけてもらったが、今回も雲の中を雨合羽を来て、メガネ両面水滴&くもりの視界最悪で、ドキンちゃんジイサンマンには辛い修行になりそうな予感がしていたが、一泊した朝、曇りながらも、月山方面だけは雲がない!ヽ(^o^)丿
 
地元の先達さんも、今日は今シーズンいちの絶景です、という環境で月山登山&参拝がでいきた。
 
8合目までバスで上がる。
 

中の宮に向かう途中、振り替えると、鳥海山、飛島、最上川の流れと河口、日本海まで見えた。
 
 
こんな道を、先達さんの腰にぶら下げられたクマよけの鈴の音に導かれ、一歩一歩歩を進める。
 
 
頂上付近にはまだ雪がたくさんのこっていた。まさに、非日常の世界。
 

ちなみに、ブルーのリュックの先輩は84歳。
ウルトラマン級の、スーパージイサンマンである。
生活に組み込まれた農作業とシルバー人材センターの仕事で充実した毎日を送っているらしい。
特にウォーキングをするということはないようだが、上りも下も雪渓も、私より元気に最後まで歩ききった。

手本にすべき先輩だと、いたく感心。
 
 
9合目をこえると、そこは雲の上。
 
何事も最後の1割、ツメが結構つらい。
『行者返し』や雪渓が待っていて、なかなかだった。
 
以前は山頂から湯殿山へ歩いて下山していたようだが、今はメンバーが高齢化ということもあり、途中のスキー場ロープウェイで下山している。
下山側には、けっこうな雪渓が残っていてた。
 
  
スキー場ロープウェイで逆コースで上がってくる辛そうなみなさんに、「こんにちは、ご苦労様です。あと少しですよ」と声をかけながら、上がってくる方と会話することもあり、こんな交流もいいな、と心を洗われる。
 
都会ですれ違ったら、能面のようにかわされるに違いが、山ではみな素直になれる。
 

ロープウェイでの下山は、さすが文明の利器。
楽である。

ロープウェイに乗ったあたりからガスがかかり、すっかり視界も悪くなったが、無事下山。
 
2泊目は赤湯温泉に宿泊。
上杉の秘湯を堪能してきた。
 
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」
 
ひと月分のシルバーバイト代が消えたが、いい旅になった。
また、ちょっと頑張って働こう。
 
為せば成る
問題ない!
 
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<今日は何の日>
1989(昭和64)年の今日、第15回参議院議員通常選挙。自民党が過半数を割る。「マドンナ旋風」が流行語に。
 
今回の参院選はほぼ無風。
 
野党勢力が大勝するとは思っていませんでしたが、もう少し纏まったグループの数が増えると、批判勢力として頼もしいのですが、残念でした。

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