まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

言葉って難しい

2019年09月21日 | 台風15号(201909)
「非常に強い勢力を保った台風17号が日本列島に接近している」という天気予報が流れている。
 
房総半島を中心に大きな被害が出た台風15号の時は「コンパクトな台風が関東地方に接近している」というアナウンスだった。
 
コンパクトという言葉は、小さくまとまったものというイメージを持つ人が多いのではないだろうか。
 
大型で強い=大型ダンプカーとすれば、コンパクト=ノートやフィットという感じ。
コンパクトからは、危険な感じは受けない。むしろ、軽快な感じを受ける。
 
だから私も周りの皆さんも、今回の台風にはそれほど警戒心を持っていなかった。
その結果、歴史に残るような大きな被害の出た台風になってしまった。
 
言葉というものはほんとうに難しい。
 
こちらの真意が十分伝わることはむしろ稀で、相手はその置かれた環境や思惑などで自分に都合のよいように言葉を解釈する。
 
そしてたくさんの行き違い、誤解、思いこみが生じる。
その上、トラブルが発生したり、自分の思い通りにならないと、その原因を他人に求めたがる。
 
「〇〇が言ったから・・・(私は悪くない!)」という定番である。
 
だからと言って何も話さなければ自分の思いは全く伝わらない。
本当に生きるって面倒なものである。
 
東電と停電となった利用者、県と県民、市町村と住民。

今回の台風騒動の中にも、こんな事例がいくつも見られた。
 
千葉県の停電の復旧はあと少しのところまで来ているようだ。
あまり話題にならないが、家屋や道路の倒木の撤去、道路の損壊復旧などはまだ始まったばかりである。
 
交通誘導のアルバイト先も急に忙しくなったようで、昨日も道路が片側崩れてしまったとある国道の片側交互通行の交通誘導をお手伝いした。
 
電力関係者、自衛隊の車両などの他にも測量など工事関係者の車両が大変目立った。
 
大きな被害を被った場所の生活復旧は停電が解消した時からスタートする感じである。
まだまだこれからである
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<今日は何の日>
今日は、世界アルツハイマーデーです。
1994年に国際アルツハイマー病協会の国際会議で、患者やその家族への支援を進めること等を謳った宣言が採択されました。

呆け老人、明日は我が身ですが、そうなったときの周りの家族の大変さは、母親の終盤の体験からちょっと想像できます。
ほんと、たいへんですね。
 
あたしゃ、ボケちゃうからいいんですが。(笑)
コメント
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