早朝のTBSラジオで、「所有者不明の土地は全国で20%、九州本土を大きく上回るのくらいの面積になっており、私有財産制度がネックで再利用ができないという状況が進み、対策が必要」という話題をきいた。
ネットには「このまま対策を講じなければ2040年には北海道全土に相当する約780万ヘクタールにまで拡大する可能性がある」という記事もあった。
昭和の時代から国が豊かになり、生活環境は改善し長寿となった。
大変結構なことではあるけれど、制度の前提が変わってしまった公的年金制度の位置づけも変わり、ここ数日老後資金2000万円問題などで話題になっている。
また、核家族化が進み、若い世代は都市部に移り住み、少子高齢化。
親世代だけが残った地方の字田舎の集落はどんどん無人化している。
テレビの『ぽつんと一軒家』をみると、切実に感じる。
ネット社会の定着で、お金の管理、日常の使用も無通帳化がどんどんすすんでいくだろう。
郵便物での通知も廃止されていく方向なので、本人しか知らず、相続にかからない休眠口座なども今まで以上に増えていくのかもしれない。
ここへきて、日本が豊かになってきた過程で作られたきた良い制度が、限界というか、まがりかどにきている。
あまり意識のないまま、周辺部から徐々に豊かな緑がなくなっていく。ほんと、砂漠化のような動きである。
豊になった社会を維持し続けることはとても難しいけれど、ただただ上に突き抜けるような社会ではなく、孫子の社会は、社会保障が充実した静かな社会になってほしいなぁと思う。
依存から自立。
国を守る覚悟、社会を守る覚悟、自分の家族・生活を守る覚悟ってものを一人一人がかえないと、社会は変わっていかないかも。
国を守る覚悟、社会を守る覚悟、自分の家族・生活を守る覚悟ってものを一人一人がかえないと、社会は変わっていかないかも。
ラジオはテレビと違い、ときどきいい話題を提供してくれる。
今日は雨なので、ラジオ三昧だ。
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<今日は何の日>
今日は、『暑中見舞いの日』です。
<今日は何の日>
今日は、『暑中見舞いの日』です。
1950年(昭和25年)の今日、暑中見舞いはがきが初めて発行され、一週間で売り切れてしまう程の人気だったようです。
手紙文化もいいものですが、人の世の流れの中で、ずいぶん様変わりしてきましたね。