うちのにわの甘夏かんがたわわになり、おじいちゃんとおばあちゃんが
収穫してくれました。
2年前までは、皐月さんが、マーマレードにしたり、甘夏かんのケーキ
を作ってくれたりしたのですが、昨年、大学に進学して下宿するように
なったので、今年は私が作ってみました。
皐月さんは、甘夏の皮の白い繊維をスプーンの背で丁寧にとってい
ました。私も昨晩、テレビを見ながら、二度ほどゆでこぼした甘夏の
皮の白い繊維を取り去り、一晩水につけて、今朝、薄皮を剥いた甘
夏の実と皮の総重量を測り、その重量の50%のグラニュー糖を入
れて、鍋でぐつぐつ1時間ほど煮ました。本当は電子レンジでするつ
もりだったのですが、甘夏4個分だといつもイチゴジャムを作る容器
では入りきらず、鍋で煮てみました。鍋で煮て、水分量が蒸発したら
電子レンジにしようと思っていたのですが、ちょっと片付けている間
に、ガスのセンサーが作動してガスが止まり、ちょうどいい具合に煮
詰まっていました。
思ったほど、酸味がきいていなかったので、冷蔵庫にあったレモン
(家の庭でとれたもの)1個分の果汁を搾りいれて、仕上げました。
おばあちゃんに味見してもらったら、「おいしい、これ何?」と言って
くれたので、少しおすそわけしました。
マーマレードはあまり好きではなかったのですが、糖分をひかえ、白
い繊維を取り除くと苦みもほどよくなり、おいしかったのです。
パンに塗っても、ヨーグルトに混ぜてもおいしく、マフィンやマドレーヌ、
シフォンケーキに混ぜて焼いてもおいしいので今年はちょっとがん
ばってみました。
皐月さんがどれぐらいの分量でやっていたのかわからず、ネットで
検索もしないで、皐月さんがやっていた皮をゆでこぼして、白い繊
維をスプーンの背でそぎ取ることだけは真似して、砂糖の量も50%
と適当にした割にはおいしくできあがりました。
先日、インディアカの試合の折にマドレーヌに文旦の皮を入れて焼
いたものをいただき、おいしかったので、私はマフィンをつくってみ
ました。
甘夏の香りとほどよい酸味でおいしかったですよ。
ピンクダイアモンドが咲いて、今年のチューリップは終わりです。
窓の外から見たウィンドウボックスの様子です。