ずいぶん昔に読んだ本ですが、
今読み返しても、じゅうぶん再読に耐えると思います。
超肥満体の主人公、ビリー・ハリックが、じわじわと痩せていき、ついには骨と皮だけの姿に…
という、心理的に訴えかける恐怖を描いたホラー小説です。
スティーブン・キングといえばホラー小説の大家で、また、映画化されている作品も多いのですけど、
「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」など、
どちらかというと彼の作品としてはホラー色のうすいものが、多くヒットしているようです。
それだけ、ホラー小説の映像化というのは難しい、ということでしょうか。
最近、彼のデビュー作の「キャリー」がリメイクされましたが…
また、「シャイニング」は典型的なホラー映画で、ヒットもしましたが、
原作者であるキングとしては気に入らなかったようです。
それはさておき、この「痩せゆく男」は、
モンスターや猟奇殺人犯などを一切登場させずに、凍りつくような恐怖を描いていること、
アメリカの人種差別問題などについても言及していることなど、
ホラーがホラーとしてちっとも怖くない現代において、
読む価値のある、見事な小説といえると思います。
そして、数字がそのまま目次になっている。
それが徐々に減っていくのが面白かったです。
映画は僕は観ていないのですが、寝てしまいましたか(笑)
コメントありがとうございました!
痩せる。食べても食べても痩せる。
おデブには嬉しい状況かもしれませんが、
何事も限度というものがありますよねー。
作中では、主人公にかけられた呪い、ということになっています。
これ、映像化もされてるようですが…怖いですね~。
宮ちゃんも、びゅーてぃふる・さんでー!
骨川筋衛門になるーーーーーーーーー
キャー -----------
怖いーーーーーーーーーーーーーー
内容は知りませんが
なんか、怖そうーーーーーーーーー
トロさん、びゅーてぃふる
さんでーーーーー
ふぉーーゆーーーーーー
海外の小説は、翻訳する人の力量によっても、面白さが変わってしまうと思います。
特にキングは翻訳者泣かせの作家だそうです。
恐怖を楽しみたいなら、やっぱり小説が一番なのかな、という気がします。
いい作品も多いですが、確かに名前がごっちゃになりますね(笑)
ようやく晩夏を迎えたようですねー。
甥っ子の夏休みも終わりです。
「グリーン・マイル」は、テレビで見ましたが印象に残る映画でした。
この人の原作だったんですね。
トロくんが恐怖を感じたと仰るのなら、相当怖いお話なんでしょうね。
興味ありますが、外国の小説は随分読んでません(^-^;
名前がごっちゃになってしまうので…
名古屋も、朝晩は涼しい風が感じられるようになって嬉しいです♪