一読し、まあこれは僕のために書かれたような本だなあと(笑)
「億を稼ごう」というのはもちろん、年収が1億円以上、ということでしょうが、
出版不況、活字離れが進んでいる今、そんなことが可能なのだろうか、とも思ってしまうのも確かです。
よく言われることなんですが、小説家は、デビューして5作出版するまでに、9割が消えてしまうと。
また、稼げるのはほんの一握りで、仮に稼げたとしても年収100万がせいぜいだ、とか…
僕などは、年収100万なら悪くないかな、などと思ってしまいますが、
よく考えてみると、それはどんな職業でも同じなんじゃないか、と思います。
サラリーマンでも、ユーチューバーでも、ホストでも、稼ぐやつは稼ぐ、稼げないやつは稼げない。
一握りなのは何だって同じで、打ち出の小槌みたいな職業が、存在するわけはないのですね。
まあそんなわけで、この本では、徹底して「小説を書いて稼ぐ」ということについて書かれています。
それも「億を稼ぐ」のタイトルどおりのことです。
実際、著者の松岡圭祐さんの名前は、書店のあちこちで見かけますし、
正真正銘「億を稼いでいる」方が言われることには、説得力があります。
でも、やはり一番大切なのは、真摯に創作し、良い小説を書くことのような気がします。
お金は、後からついてくるものです。
僕も最近は、自分が小説家を目指していることを、忘れそうになったり、
疑いを持ってしまったりしていますが、
この本が良い起爆剤となって、創作の炎がメラメラと立ち上ってくれるといい、と思います。