大雨土砂降りの日だったけど、友人に誘われ、京王線に乗った
京王線沿線、誘われない限り、自分で行くには遠すぎるなあ。よくわからない地域だなあ。なので、お誘いを嬉しく思った。
友人というが、実はコロナ前までたいへんお世話になっていた旅行オペレーターさんだった。人情深く温厚、現場の声をあらゆる方向から集め、ギシギシしがちな現地に行って自らクッションになってくれる、誰からも信頼されるお人柄。その人と一緒なら、ツアーが最高点に到達することも容易に出来る。おどろくべき、オペレーションの極みをいく人だった。
オペレーターさんの中には机上でツアーを手配し現地なんか知らない、という人もいる、のは(申し訳ありませんが、)確か。
そんな中、現場ありきでツアーを作る、その人はとても希少なすごいオペレーターさんだった。
しかし、同職の人からは「無駄なことばかりしてスロー」とのおどろくべき声も。人は、何をどう大事に思われ評価されるのか、なんだか、すっきりしないんだ。
コロナで大打撃を受けた旅行業界で、お世話になったオペレーターの方々も、多く、業界を離れざるを得なくなった。
神代植物公園を勧められていたのだけどあいにくの大雨。そこで隣の深大寺に行った。
側構には湧水。地下から自然に湧き上がり、悠々と流れている。深大寺の境内にも複数の水源地があるという。都心にこんなに近くて、湧き水豊富な恵まれた土地があるなんてびっくり
深大寺は奈良時代の733年に開創。浅草寺に次ぐ歴史の古さなんだね
江戸時代の重なる火事で現在の本堂は大正時代の再建とのこと。7世紀に造られた銅造釈迦如来倚像(椅子に腰掛けている)は国宝で釈迦堂に。火災にも見舞われたようだが木造でなくて良かった。
いろいろ調べると、なかなか貴重な寺宝あるお寺。興味津々、足を踏み出したが、雨がさらにひどくなり、寺を目の前にして、散策断念。え~ん
雨宿りも兼ねて、早々に、本日もう一つのお目当て、深大寺そばを食べるぞ〜
深大寺の周りには、豊富な湧き水を利用したお蕎麦屋さんが約30軒ほどある様子。
深大寺そばと味噌田楽、葛餅のセットで1000円なり。お得
たいへん寒い日だったので、蕎麦には熱燗
観光そっちのけで雨宿りなものだから、熱燗片手にとことん語り続けましたわ
最後、「娘とご家族とで食べて」といただいたお菓子はこんなに可愛いひよこちゃん
元気そうで良かった。
かなわないけど、本当は、また一緒に仕事がしたいよ
コロナによって、突然引き裂かれてしまった縁だけど、このように、今度は友人として、よろしくお願いします
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