おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

ヨーグルト大好き:豚肉のブルガリア風煮込み、ヨーグルドレ・サラダ、じゃがいものローズマリー焼き

2010-10-23 14:15:21 | 豚肉


もうだいぶ前のことだが、
カッテージチーズを手づくりしているという話をしたら、
ヨーグルトを濾紙で濾し水分を切れば、似たものが簡単にできる、
と友人が教えてくれた。

やってみたら、なんとも簡単。
だって、コーヒーペーパーをフィルターにセットし、
そこにヨーグルトを入れて置いておけば、
水分が抜けて、カッテージチーズ状になる。

硬さは時間でお好みに。
下に落ちた水分は滋養たっぷりの乳精だから、
ゴクゴクと飲んでしまってもいいし、
取り置きしてジュースに混ぜたり、顔に塗るといい。

これを使うと、ヨーグルト料理が一段と便利になる。
というわけで思い出したのが、
30年ほど前に新宿にあった、日本初のブルガリア料理店で出していた
ハンガリアン・グラーシュに似たパプリカ味の豚肉のシチュー。

見よう見まねでひところよくつくったものだが、
いつしか記憶の隅に追いやられてしまった。
生協から届いた豚肉のかたまりを見たら、
久々にそれを思い出したので、再現してみたくなった。

とはいえ、つくり方はおぼろげにしか覚えていない。
豚肉、玉ねぎ、トマト、それとパプリカ・・・・。
あとは適当に即興で行く。

まずは豚肉に塩・コショーして炒める。
次は玉ねぎをきつね色に炒め、ついでに赤ピーマンも炒めて、
これを缶トマトとブイヨン、どっちゃりのパプリカ、
赤ワインもちょびっと加えて煮込む。

グツグツ、グツグツ、材料がトロトロになるまで。
ブルガリア、ハンガリーは中東料理の影響も強いので、
ちょっとクミンパウダーも入れてみようかな。
塩・コショーとパプリカで味を整え、
盛りつけたら水切りしたヨーグルトをドカンとトッピング。

昔の味とはちょっと違うが、それでもおいしい。
ただ、肉は脂身がもう少しあるほうが、トロトロ感が出る。
これからの季節には、ピッタリのシチュー。

余った水切りヨーグルトでサラドレを。
といっても、ヨーグルトにすりおろしたパルメジャーノチーズと
レモン汁、塩・コショー。



生野菜と茹でたアスパラだけでは、ちょっとアッサリしすぎなので、
ニンニク炒めしたしめじを茹でたアスパラの下に敷けば、
サラダにコクが出る。

もう1品。硬めにチンしたじゃがいもは、
塩・コショーしてオリーブ油を軽くかけ、
ベランダのフレッシュローズマリーを振りかけてオーブンへ。
焼きあがったら、温ブロッコリーと一緒にトスして食卓へ。



シチューがガッツリ味だから、副菜は淡泊に。
お腹にやさしいヨーグルト料理、
お試しください。


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