名馬電機社長の事業報告という名の日記

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シルクロードS、京都牝馬S、根岸S回顧

2012年01月30日 | 競馬回顧
シルクロードS
前後半3ハロンのラップが34.1-34.2というこのクラスにしてはスローとも言えるゆったりした流れ。今開催続く京都芝の前残り傾向に加えてこのペースでは、いくら前行った組がしんどくなる(そして前残りの淀短と結果がガラっと変わる)シルクロードSといえども逃げたエーシンダックマンでも残れてしまう(ただ他の掲示板組は中団から来ており2番手いかの先行勢は総崩れだけに差し有利なレースであることは確かなようだが)。
それを差し切ってしっかりと着差を付けて勝ったロードカナロアは強いのひと言。確かにこれまで同様相手もそれほど強くなかったし、厳しいペースになってどうかという課題はあるものの今年の高松宮記念は直線が延びてしかも改修直後で騎手が傾向掴みきれていない可能性が高く、これまで同様のスローペースになる可能性も高く、大して気にしなくてもいいのかもしれない。


京都牝馬S
昨年同時期のシンザン記念で1番人気ながら5着に敗れたドナウブルーが同じコースのこのレースで重賞初制覇。また短期免許で来日中のC.デムーロ騎手も日本で重賞初制覇。兄デムーロはじめリスポリ、ピンナなどイタリアの騎手は日本への適応力が高く馴染むのが早い気がする。このあたりはお国柄くる騎手本人のキャラクターが大きいのかな、などと想像したりする(某フランケル主戦騎手の方を見ながら)。ちなみに「1000万勝ち直後の馬はしんどい」という過去傾向はあっさり破られた。
ショウリュウムーン、アスカトップレディは京都金杯4着、3着からの臨戦過程。牡馬相手であれくらいやれていたんだからここでも、ということで順当な結果といえよう。どちらもマイルがベスト。
逆にビッグスマイルはマイルだと少し短くエンジンがかかりきる前にレースが終わった印象。


根岸S
1番人気のダノンカモンは馬群のなかで揉まれる競馬。レース前に鞍上が「控える競馬」を示唆していたが、それによって起こりうる最悪のケースが露呈した感。スムースな競馬が出来ないと今回のようになるんだろうが、逆に言うとスムースに行けばフェブラリーSで巻き返して何ら不思議ではない。
勝ったシルクフォーチュンはおそらくコーナーで徐々にスピードに乗せていくような器用な競馬ができないのでプロキオンSの時のように完全に前がバタバタになるようなハイペースの競馬か、東京コースのようにしっかりと直線距離があるコースでないと来れないのだろう。
2連勝で出走してきたトウショウカズンは1400が得意っぽい。血統的にはマイルくらいなら軽くこなしても不思議ではないんだが、果たして次どうか(そもそも賞金的に出られるのかどうか把握してないけど)。
テスタマッタはJCDで折り合いに不安があるところを見せただけに距離短縮は良かったんだろう。ただこのあと再度距離を伸ばしたときにどうなるのかは逆に不安。

ダートグレードコンテスト途中経過
http://www.eonet.ne.jp/~maybadenki/dgc12f.html
ダノンカモンの5着のみポイント加算で順位に変動ほぼなし。



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