先週、次男の幼稚園にM.UとHiromiさんと、折り紙と太鼓とお昼のお重を持って、日本文化紹介のセッションに行ってきた。こちらの幼稚園児は4歳。言葉や理解度、そして社会性などこの時期はばらつきがかなりある。いつものように、簡単な折り紙の紹介をした後、園児数人に、子供用の七五三用や普段着の絣の着物を着せて写真撮影をする。今回は私の希望もあり、園児の両親も招待した。そして、私とMr.Uの奏でる綾子舞の太鼓と笛の演奏にあわせ、ゴージャスに私の振袖を着飾ったHiromiさんが園児を連れて教室の中をパレードする。そして、いつものように先生や生徒、そして親達からの質問を受けた。これが結構面白いの何のって!へっ!?っていうような新鮮な疑問を投げてくることもある。
Q:着物の袖って、(手首より肘や肩を出すように)短いものは無いんですか?
A:(一応、Mr.Uに確認しつつ)見たこと無いですね。でも、女性の着物の袖の長さは、年齢や着物を着ていく場所によってかわります。例えば、Hiromiさんの着ている着物は振袖といって、未婚の女性のみが着るものとされていますー。たとえ彼女がそんなに若くなくても、まだ未婚なので着ることができますが、私はまだ若くても既婚者なので着ることはもうありません。(ここで笑いが起こる…)この振袖は未婚女性の一番格の高い礼装で、袖がとても長くされています。
~そういえば、夏の室内着に大正時代に袖なしの丈の短い着物が作られたらしいが、それは今の甚平の始まりだそうな…。
Q:(スリランカ人の女性から)着物の袖って長いですけど、洗い物とかするときにどうするんですか?
A:(そこらへんに落ちていた着付け用のお紐を見て閃く!)そういう場合は、この紐をこうゆう風にタスキ掛けにして、縛ってとめますー!(そして、皆、「オー、なるほど!」と沸く…。)
Q:夏は、どうするの?違うスタイルの着物を着るの?
A:同じ形の着物ですよー。でも、素材はもっと薄くて涼しいものを使います。綿のカジュアルなものだったり(浴衣のこと)、下着(長じゅばんのこと)が透けて見えるような素材だったり…。シースルーですよー。
Q:(なんかセクシーな想像をしているらしく)ウワーオッ!
そして、説明の最中に、「着物は38センチくらいの幅の数メートルの反物で出来上がっています。ほとんどが直線にきって縫い合わせているので、着物はほとんど直線にできています。女性の着物を着付けるときは、あちらこちらにしわができたりしないように綺麗に着るために、あちらこちら補正が必要になります。例えば、あなたがもし胸がとてもおっきくて、お尻がバーン!とあってセクシーな体型をしていたら、着物が綺麗に着れない体型ですね。(「ワハハ!}と何故か、ここでも皆受ける…。)ウェストあたりにタオルを巻いたりして、まっすぐな体型にするように心がけます。」といったら、みな新鮮にフムフムと聞き入っていた。
いつも思うことだが、オーストラリア人の着物に対する憧れや興味はかなり強い。オーストラリアに来てから、しかもここ数年にめっきり着物を着る機会が多くなった。どうせ着るなら綺麗に恥ずかしくないように着たいし、着物に関することももっと色々知りたい。来月半ばから、某着物学院の先生に個人的に着付けを教えてもらうことになっているので、この機会にばっちり仕込んでもらうと思う。
初めて着物も帯びも最初から最後まで着付けた振袖。振袖の着付けはとてつもなく難しいものだと思っていたが、所詮は人間の着るもの。なんとなくそれらしく着付けることができた。帯のふくらすずめが可愛い!Hiromiさん、モデルお疲れ様!!
Q:着物の袖って、(手首より肘や肩を出すように)短いものは無いんですか?
A:(一応、Mr.Uに確認しつつ)見たこと無いですね。でも、女性の着物の袖の長さは、年齢や着物を着ていく場所によってかわります。例えば、Hiromiさんの着ている着物は振袖といって、未婚の女性のみが着るものとされていますー。たとえ彼女がそんなに若くなくても、まだ未婚なので着ることができますが、私はまだ若くても既婚者なので着ることはもうありません。(ここで笑いが起こる…)この振袖は未婚女性の一番格の高い礼装で、袖がとても長くされています。
~そういえば、夏の室内着に大正時代に袖なしの丈の短い着物が作られたらしいが、それは今の甚平の始まりだそうな…。
Q:(スリランカ人の女性から)着物の袖って長いですけど、洗い物とかするときにどうするんですか?
A:(そこらへんに落ちていた着付け用のお紐を見て閃く!)そういう場合は、この紐をこうゆう風にタスキ掛けにして、縛ってとめますー!(そして、皆、「オー、なるほど!」と沸く…。)
Q:夏は、どうするの?違うスタイルの着物を着るの?
A:同じ形の着物ですよー。でも、素材はもっと薄くて涼しいものを使います。綿のカジュアルなものだったり(浴衣のこと)、下着(長じゅばんのこと)が透けて見えるような素材だったり…。シースルーですよー。
Q:(なんかセクシーな想像をしているらしく)ウワーオッ!
そして、説明の最中に、「着物は38センチくらいの幅の数メートルの反物で出来上がっています。ほとんどが直線にきって縫い合わせているので、着物はほとんど直線にできています。女性の着物を着付けるときは、あちらこちらにしわができたりしないように綺麗に着るために、あちらこちら補正が必要になります。例えば、あなたがもし胸がとてもおっきくて、お尻がバーン!とあってセクシーな体型をしていたら、着物が綺麗に着れない体型ですね。(「ワハハ!}と何故か、ここでも皆受ける…。)ウェストあたりにタオルを巻いたりして、まっすぐな体型にするように心がけます。」といったら、みな新鮮にフムフムと聞き入っていた。
いつも思うことだが、オーストラリア人の着物に対する憧れや興味はかなり強い。オーストラリアに来てから、しかもここ数年にめっきり着物を着る機会が多くなった。どうせ着るなら綺麗に恥ずかしくないように着たいし、着物に関することももっと色々知りたい。来月半ばから、某着物学院の先生に個人的に着付けを教えてもらうことになっているので、この機会にばっちり仕込んでもらうと思う。
初めて着物も帯びも最初から最後まで着付けた振袖。振袖の着付けはとてつもなく難しいものだと思っていたが、所詮は人間の着るもの。なんとなくそれらしく着付けることができた。帯のふくらすずめが可愛い!Hiromiさん、モデルお疲れ様!!
フィジーに来てから、着物を着ることなど全くなくなってしまいました。フィジーでは何でもカビがはえるので、着物も日本の実家に置いたままです。日本で虫に食われているかなあ。。。。。
私も日本にいるときは着付けを少しだけ習っていましたが、すっかりわすれてしまいました。海外にいても着付けが習えるなんて、うらやましい。私もまた習いたいなあ。
写真二あるのはモデルのHiromiさんでしょうか。とっても素敵です。
オーストラリアにきたら是非着物を一枚持ってくることをお勧めします。きっと息子さんたちも見ほれると思いますよ。QLD州は湿気が多いので、着物の管理が大変かと思いますので、是非是非(私も2枚持っていますが)浴衣などの木綿かポリエステルの洗える着物をお勧めします。今では、洗える着物特有の安っぽい柄だけではなく、結構おしゃれな柄もかなりありますし、結構安いですよ。着物の先生もお勧めしていました。
時々特別な用事が無くても、気軽に来て出かけてみては??いいリフレッシュになりますよ、きっと。
着物の柄といい、帯の雰囲気といいすごくゴージャスな感じが伝わってきます。いっしょに着付け習いたいですね。