My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

空手指導員への第一歩

2007-07-03 23:22:13 | 空手道場日誌
先週、長男の空手クラスの師範の補助指導員を始めて務めさせていただいた。最近、長男のクラス(4~7歳)の生徒がやたらに増えて、6人くらいだったのが急激にその倍くらいになっている。どうせ私も長男のクラスを客席で見ているのだから、お手伝いくらいはさせていただこうという話で先週からこのクラスだけ師範の手伝いをすることになった。

私のこの日の役目はと言うと…

基本形(太極初段ともいう)の突きや下段払いなどの受け技や方向転換の意味をデモンストレーションするときのモデルになる

先生の目の届かないところにいる子供達の基本技の指導(先生が通り過ぎると手を抜く子供が多いのにはビックリ。手を抜くというよりは集中力が極端に短いというか。)

前からこのクラスにいた子達(つまりクラスでの先輩格)の形の指導

-とざっとこんなところである。

いつも長男の形の練習を家で見ているし、子供相手に教えるということがどんなに忍耐力が要るかということをうちの子供達相手に実感しているので緊張もしなかったし結構楽しかった。ただ、私の英語の発音に慣れていないせいか時々「あれ?」っていう顔を子供達がしていた。かわいい!でも大丈夫、子供はすぐに慣れるから。が、やはり疲れる…。茶帯や青帯などの大人の中上級者を教えるほうがよほど簡単だ。何が大変って、あの集中力の短さ!子供によっては丸々60分間、人の話を全然聞けない子供もいる。空手は基本の技の練習から始めるが、基本的な体の動かし方が一番大切で、そしてはじめが一番難しい。そして子供の気分のムラ。機嫌よく練習していたと思ったらちょっと難しいことにぶつかるといきなり泣き始めてお母さんのところに行ってしまったり…。先生はとても子供の扱いがうまく、冗談や遊びをチョコチョコ交えてとても上手に教えている。私も、今週基本形の順番を早く覚えられるようににゲームでも考えていこう。

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9月には先生の薦めもあって、スポーツ指導員1級の資格を取得するコースを取ることになった。この子達は私の空手指導員としての始めての生徒となることになる…。皆よろしくね。押忍!