My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

再・37才の挑戦!

2007-07-13 22:29:59 | 空手道場日誌
7月28日土曜日の行われる、AKF(Australian Karate Federation)主催のSA州の空手道大会に出場することにした。といっても、形試合のみだけ出場。形よりよほど自信のある組手は、まだ指の骨折が完治していないため見送り。オーストラリアの空手の試合では圧倒的に子供~20半ばの選手が多く、余り30代以上の選手は見かけない。日本ではそれはもう、色々な年齢層が出場しているのに…。試合に出るのは、自分にチャレンジしたいのと、20才頃に散々な結果だった形の試合(Test-phobiaのせい?)でプレッシャーの中で自分の精神統一が出来るように訓練することが目的。まあ、ともかく同じ歳の日本人女性と一緒に出ることになった。そうそう、中年女性の威厳と日本人の根性を見せなくては(笑)!!

今回の試合では、私達には女性の形試合は16歳以上のOpenと35歳以上のVeteran(爆笑!)とに出る資格がある。でもSA州は田舎なのでどうせ人数が少なく、何に申し込んでもOpenで一緒くたにされることを見込み、35歳以上のカテゴリーだけに申し込む。2つ以上に申し込むと出場費それだけもっと高くなる。といっても数ドルの違いだけどね。

「でも、試合会場を思い出す限り35歳以上の選手っていたっけ?」

「いいえ、みんなピチピチでしたよー。(注:若者ばかりって言う意味)」

「そうでしたよねー、肌なんかツルツルでしたよね。」

「ピチピチでバンッ!キュッ!バンッ!でしたよねー。でも、若い子達には負けたくないですよね。」

と、彼女とは余り当事者以外は判らない話をしながら励ましあっている。

今日、先生に何の型をするか見てもらって、慈恩・(抜塞大)・観空大・燕飛の三つで勝負することに決まった。抜塞大以外の3つは指定形。しかも、今の道場で今年の2月から練習を始めてからいくつもの新しい形を習ったのにそれが1つも候補に入らなかった…。使い物にならないらしい。まあ、先生は全国レベルの形の審査員だから信用するとしよう。どうせだから新しい形にチャレンジしたいと思ったのに…。まあ、付け焼き刃(っていうんだっけ?日本語で。)ではダメだということか。確かにその通り。昔の沖縄の空手の師範たちは各々2つか3つの形しかしなかったとか…。数少なく奥深く。量より質っていうか。これから2週間強、毎日形の特訓。頑張ろう!