世界三大ブルーチーズ

　“クリスマスにポートとスティルトン”という、どこかの広告を見て試してみたら、これが確かになかなか合うのです。スティルトンのほのかな酸味とポート・ワインの甘みが微妙にマッチしていい感じです。
　スティルトンはイギリスのブルーチーズなのですが、これがフランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラと並んで“世界三大ブルーチーズと称されています。”

　ところで、この“世界三大…”なのですが、いったい何を根拠に誰が決めたのか良く分かりません。調べてみたら、他にもたくさん存在します。世界三大夜景、世界三大土柱、世界三大夕日、世界三大がっかり、世界三大階段、世界三大架空の探偵、世界三大ＲＰＧ，世界三大ビール生産地、世界三大預言者、etc….なんてものもあって、ますます分からなくなりました。

　先日こちらでレッド・ツェッペリンの復活コンサートがあった時、ＴＶでキャスターが「世界五大バンドのうちのひとつ」と紹介したら、隣にいた女性アシスタントが「他の４つのバンドって何なんでしょうね？」と何気なく問いかけました。
　するとたちまち電話やＦＡＸやメールがじゃんじゃんとＴＶ局に舞い込んだみたいで、それから何分か毎に、その内容を細切れに紹介していました。
　ちなみに、ビートルズとストーンズは例外なく入るみたいですが、残りの２つにクィーンだとか、ビーチ・ボーイズだとか、ザ・フーだとか、ポリスだとか色んな意見が飛び交っていました。

　今日チーズ専門店に寄って来ました。店内はスティルトンを始めとするたくさんのチーズが溢れて幸せな匂いが漂っていました（“臭い”としか思えない人も多いと思いますが）（笑）