HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

北へ

2016-06-20 | 日常
大げさな言い方になりますが、人生には何度か大きな分岐点というものがありますよね。多分僕にとってこの数ヶ月はそのうちのひとつだったに違いありません。
所謂「永住」権は何年か前に取得していたものの、いざそれを実行に移すとなると、何とまぁ様々なことが絡み合っていて、そのひとつひとつにリスク覚悟の大きな決断が必要になることか。
精神的にも肉体的にもすごくきつい期間でしたが、まぁくぐり抜けてしまえば何事も良い思い出に…ということにしておきます。

とにもかくにもまずは住居の取得から。住み慣れたセントラル・ロンドンのアパートメントを出て初めてノース・ロンドンに。
朝早くから深夜まで車の音や酔っ払いの声が長年のBGMだったのに、今聞こえてくるのは小鳥の歌声。家の前の道路にうろうろしている小動物、これが何と親にはぐれた子狐。朝早くドアを開けるとリスが慌てて逃げる。近くにある池からは鴨の親子が行進。one, two, three, four……全部で11匹の小鴨たち。あ、ガチョウの親子もいたな。夕食の後に散歩(膝を痛めて走れないのでもっぱら早歩き)すると月明かりの下に馬たちの優雅な姿が。



変化は外の環境ばかりでなく、住居自体にも。以前のアパートメントはミレニアムの年(2,000年)に建てられたモダンなビルでしたが、今回の家はなんと19世紀の煉瓦造り。100年以上も大丈夫だったんだからこれからも大丈夫だ、という楽観的な考え方も出来なくもないですが、やはりそれなりにメンテナンスは必要で、実際入居以来ちょこちょこと直しを入れています。
まだ全然手を付けていないのが、狭いながらも、のプライベートガーデン。ただ、これで庭いじりを趣味に含めてしまったら、一気に老け込みそうだな(笑)

ともかく、やっと落ち着いてき ました。ゆっくりとまたブログも再開しようかと思います。ずっとさぼっていたのに、いつも覗いてくれた人たち、どうもありがとう。何とか元気にやっています

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