ロンドンでは色んなアート・フェアが行われていて、絶えることなく案内が送られてきます。日本で展覧会とかに行くと、皆ちょっと畏まって“文化”だとか“教養”だとかを意識しているような雰囲気が漂ってしまうのですが、こちらの人は本当に“エンタテインメント”として美術を楽しんでいるような気がします。
その意味では毎年10月にリージェンツ・パークで行われるコンテンポラリー・アートの展覧会、Frieze Art Fairも皆が楽しみにしている催しのひとつかもしれません。
世界各国の画廊が集まって自慢の作品を競いあっているのですが、何しろ文字通りの“コンテンポラリー”なだけに、テーマも表現も形式に囚われない自由な作品で溢れます。中には意味不明で首を傾げるものもあれば、過激すぎて子供連れにはちょっと、と思われるようなものもありますが、エンタテインメントとしては面白いんじゃないでしょうか。来場者の中には本人の服装自体がアートしている人もかなりいましたが。
画廊が集まるフェアというのは、本来は美術品の購入目的で訪れる人が多いのですが、このFrieze Art Fairに関しては、4日間の会期中に集まる47,000人もの来場者の80%以上が、購入よりは鑑賞自体を目的としているそうです。それ故かこの手の催しにしては入場料が高く、平日で大人20ポンド(約3,700円)、土・日で25ポンド(約4,600円)もします。
そんな金額はもったいないと言う人も、実は無料で美術を楽しむことができます。
秋真っ盛りのリージェント・パークは木々が黄色に変わり、落ち葉を踏む音がさくさくと気持ちいいのですが、そこに様々なタイプの彫刻群が突然現れるのです。子供たちが周りで一緒に遊ぶ姿を見ると、これこそが本来の彫刻の在り方のような気がします。
木の葉が全て落ちて冬に突入してしまう前に、少しでも“藝術の秋”を堅苦しくなく楽しもうと思います。
その意味では毎年10月にリージェンツ・パークで行われるコンテンポラリー・アートの展覧会、Frieze Art Fairも皆が楽しみにしている催しのひとつかもしれません。
世界各国の画廊が集まって自慢の作品を競いあっているのですが、何しろ文字通りの“コンテンポラリー”なだけに、テーマも表現も形式に囚われない自由な作品で溢れます。中には意味不明で首を傾げるものもあれば、過激すぎて子供連れにはちょっと、と思われるようなものもありますが、エンタテインメントとしては面白いんじゃないでしょうか。来場者の中には本人の服装自体がアートしている人もかなりいましたが。
画廊が集まるフェアというのは、本来は美術品の購入目的で訪れる人が多いのですが、このFrieze Art Fairに関しては、4日間の会期中に集まる47,000人もの来場者の80%以上が、購入よりは鑑賞自体を目的としているそうです。それ故かこの手の催しにしては入場料が高く、平日で大人20ポンド(約3,700円)、土・日で25ポンド(約4,600円)もします。
そんな金額はもったいないと言う人も、実は無料で美術を楽しむことができます。
秋真っ盛りのリージェント・パークは木々が黄色に変わり、落ち葉を踏む音がさくさくと気持ちいいのですが、そこに様々なタイプの彫刻群が突然現れるのです。子供たちが周りで一緒に遊ぶ姿を見ると、これこそが本来の彫刻の在り方のような気がします。
木の葉が全て落ちて冬に突入してしまう前に、少しでも“藝術の秋”を堅苦しくなく楽しもうと思います。