TVは大抵ニュース専門番組を付けているので、あまりドラマだとか他の番組は詳しくないんです。でも誰でもその存在を知っているのが長寿番組の“EastEnders”。放送が始まったのが1985年2月といいますから、なんと25年も続いていることになりますね。
いわゆるsoap operaと言われる類のメロドラマなんですが、そう言い切ってしまうとコアなファンに叱られそうなくらい、家族に関する色んなテーマが詰まってドラマティックです。
実はこれまで殆ど見たことがなく、今年になってたまたまその時間帯に(あ、ソープオペラから連想するような午後の時間帯ではなく夜にやっています)TVを点けたら気になって何回か見てしまったのです。
というのも、チャンネルを合わせたらいきなり同性愛のふたりのラヴシーンがあって、しかもそのひとりが(因習的にこういうことには煩いと思われる)インド系の男性で、さらに別の女性との結婚を控えているという緊張感に満ちた設定でした。
アメリカやイギリスのファミリー・ドラマを形容するのに、時々crockery-smashing rows(陶器を粉々にするような騒ぎ)という言葉が使われますが、事ほど左様にストーリー展開が派手だということなんでしょうか。
そんな外国の人に古い日本映画、特に小津安二郎監督の静かな深い瞑想的な(言い換えれば“地味”とも映りかねない)家族の表現なんて理解されるんだろうかと疑問でしたが、なんとどの映画評も絶賛して、たくさんの人が映画館に足を運んでいるみたいです。
その流れで是枝裕和監督の“Still Walking(歩いても 歩いても)”も公開され、小津監督の流れを継ぐ作品だと紹介されています。
考えてみたら、日本に比べたら明らかに子供の数が多く、“家族”という単位がむしろ日本の古い映画の設定に馴染む環境なんじゃないでしょうか。
彼らもこれらの映画を観て考えるところが多いのでしょうね。
いわゆるsoap operaと言われる類のメロドラマなんですが、そう言い切ってしまうとコアなファンに叱られそうなくらい、家族に関する色んなテーマが詰まってドラマティックです。
実はこれまで殆ど見たことがなく、今年になってたまたまその時間帯に(あ、ソープオペラから連想するような午後の時間帯ではなく夜にやっています)TVを点けたら気になって何回か見てしまったのです。
というのも、チャンネルを合わせたらいきなり同性愛のふたりのラヴシーンがあって、しかもそのひとりが(因習的にこういうことには煩いと思われる)インド系の男性で、さらに別の女性との結婚を控えているという緊張感に満ちた設定でした。
アメリカやイギリスのファミリー・ドラマを形容するのに、時々crockery-smashing rows(陶器を粉々にするような騒ぎ)という言葉が使われますが、事ほど左様にストーリー展開が派手だということなんでしょうか。
そんな外国の人に古い日本映画、特に小津安二郎監督の静かな深い瞑想的な(言い換えれば“地味”とも映りかねない)家族の表現なんて理解されるんだろうかと疑問でしたが、なんとどの映画評も絶賛して、たくさんの人が映画館に足を運んでいるみたいです。
その流れで是枝裕和監督の“Still Walking(歩いても 歩いても)”も公開され、小津監督の流れを継ぐ作品だと紹介されています。
考えてみたら、日本に比べたら明らかに子供の数が多く、“家族”という単位がむしろ日本の古い映画の設定に馴染む環境なんじゃないでしょうか。
彼らもこれらの映画を観て考えるところが多いのでしょうね。
小津映画の何がイギリス人に受けるのか・・・。自然・緑との接し方は似てる気がします。無常観みたいなものも案外共通しているのか?
ところで。スモークサーモン×ウォッカ試してみました。白ワインより断然美味しかったです。