HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

生まれ変わるアンティーク・ビル

2010-03-18 | 日常
 一昨日百貨店のことについて書いたらたくさんの人からコメントのみならずメールもいただいて、こういったテーマに対する女性の方々の関心の高さを改めて思いました。
 と共に、やっぱりブログって難しいなということも思い知りました。ここで書ける範囲はしれているし、僕の文章力ではつい舌足らずになってしまうこともあり、そこで触れた“エンタテインメント”の意味も、ストレートに字義通りの意味ではなく、置いてある品物やその売り方含めて創り出される雰囲気というか、空気感にエンタテインメント“性”があって、ついその場を訪れたくなる、といったような.......あぁ、ダメだ、かえってまた誤解を生むかな(苦笑)

 いや、今日はこれを深く掘り下げるつもりではなかったんですが、ちょっと関連するかなと思う出来事です。

 先月NYに行く前に、お土産を買おうと久し振りにポートベロー・マーケットに行ったんです。幸い早めに見つけることができたので、あの人混みの中を長い時間歩くことはなくて済んだのですが、Westbourne Groveに突き当たった角にドーンと大きなお店が。
 ここはずっと工事中だったのですが、出来上がってみたらALLSAINTS(イギリスの洋服のチェーン店です)が店を構えていました。

 (アンティーク)マーケットの“エンタテインメント性”はインディペンデントの小さな店がいくつもあって、他では見つからない商品を探して、お店の人と値段の駆け引きをする(haggle)ところにあると思うのですが、こういったチェーン店が幅を利かすようになると、その楽しみも薄れそうで不安です。

 実はうちの近くのKing’s Road上にも、アンティークを扱うブースが軒を並べたビルがあったのですが、このところずっと大掛かりな工事をやっていました。
 最近やっと外側の工事壁が取れたと思ったら、どうもビル全体がファッション関連のお店に生まれ変わるみたいです。



 この19日にオープンらしく、今は連日夜遅くまでディスプレー等に精出している様子が見られます。
 あのごちゃごちゃとしたブースのアンティーク店はもう見られないのかと思うと残念ですが、このビルなかなか雰囲気があるので、どのように内装したのかもちょっと興味あります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。