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ロンドンから徒然に

Zone2内の楽園 ~ プットニー・ブリッジ

2008-08-13 | 旅・イベント
 運動不足ということもあって、なるべく歩くようにはしています。夕食後の散歩も日課になって、最初のうちは家の周りをうろうろとしていたのですが、そのうち電車やバスを使って遠出するようになって、何だか“散歩”の域を超えてしまったような気がします(笑)
 その際に美しい風景や楽しい地域を発見すると、何だか凄く儲けもののような気がします。そういった場所のひとつがここプットニー・ブリッジPutney Bridgeです。



 その地名通りの名前の橋もすごく綺麗で、欄干にある灯も、とても趣があります。辺りが暗くなって火が灯されるとさらにロマンチックです。ロマンチックと言えば、デートの場所にも最適なのでしょう。よく川辺に佇むカップルを見かけます。
 もちろんひとりで思索に耽るのもいいでしょう。



 といっても、夏の間中は夕方ともなると近くのパブからビールを持ち出した人たちで川辺は一杯になって騒がしいです。
 そうそう、対岸にはフラムFCの本拠地Craven Cottageもあるので、土曜日の夜に試合が行われようものなら、ここの夜の盛り上がり具合はさらに増します。



 この川にはたくさんの船が常時浮かんでいるのですが、この間を縫ってカヌーの練習がしょっちゅう行われています。
 ここはかつてオックスフォードvsケンブリッジの対抗試合他数々のボートレースのスタート地点として有名でした。今はもっと上流が使われているのですが、その時の名残りで、今でも大雑把にプットニー・ブリッジがスタート地点と言われることがあるようです。



 川にいるのは船だけではありません。水鳥たちもここで優雅に泳いでいます。白鳥が川の中にいるというのも最初はちょっと不思議な感じでした。
 ロンドンの中にありながら、中心部からほんのちょっと足を伸ばしただけで、こんなのんびりしたところに行けるのは嬉しいです。
 

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2 コメント

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僕の知ってるPutneyでしょうか (Goteauxsson)
2008-08-14 02:13:20
こんにちは。
夏の東京はエアコンなしではいられません。そんなときにこのような水辺の風景は救われますね。
Putneyに会社の英国現地法人の同僚(英国人)が住んでいて、彼の自宅にも何回かお邪魔したことがありましたが、そのPutneyなのかなぁ。彼は僕と同じ世代でロックが好きで、仕事を越えて意気投合しました。彼の話す英語や話し方がかっこよくてずいぶん真似したものです。
ヨーロッパで唯一英語を話すのが英国だけど、一番英語が通じないのも英国、というのを何回も聞いたことがあります。たしかにヨーロッパでいくら英語のうまい人がいても英国人の話す英語だけがホンモノというのが僕が駐在で感じたことです。英語は英国以外ではコミュニケーションの手段ですが、英国では文化なのでわかりにくいんだと思いました。また長々と書いてしまいました。ではまた。
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たぶんそのPutneyです (Max)
2008-08-14 07:58:17
 “一番英語が通じないのが英国”“英語は英国では文化”というコメントは面白いです。なるほどね。
 Putneyはあの橋からもっと西に入ったところも緑に囲まれて良い感じで、昔住んでいた井の頭公園を思い出しました。
 こちらはずっと“寒い”天気が続いています。明日の天気予報も最高気温19度、最低気温8度です。夕方の散歩は上着なしでは無理なくらいです。イギリス人の友人たちも、今年はno summerだと嘆いています。もっとも「暑くない」なんて文句を言ったら、日本の人達に叱られそうですが(笑)
 夏バテせずにロックして下さい!
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