植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

がんばれなでしこジャパン

2024年02月24日 | スポーツ
先日の松山秀樹選手の優勝は見事でした。テレビ中継は見ておりませんが、ニュースで知ってあちこちのサイトや動画で見直しました。恵まれた体躯・どっしり安定感のあるスィングで、無類の飛距離と正確性を合わせて備える松山選手です。うーーーむこれで6億円か、凄いですね。ゴルフにはとんと興味が無い家内も「日本人として嬉しいわね」とはしゃいでりおりました。
ホンダLPGAタイランドが開かれていますが、古江彩佳選手がトップから2打差ー8の6位タイ、岩井千怜選手はー7で10位タイ、渋野日向子選手がスコアを二日目に6つ伸ばし、17位タイで2日目を終えており、日本人選手の活躍が目立ちめでたいことであります。

ワタシは昨年来患っている鬱病が災いしてテレビを観たくない、テレビが点いているとなんとなく気持ち悪くなり、特にテレビが発する様々な音が不愉快極まりなくなるのでほとんど観る事が無くなっています。
また、日々のライフサイクルが前がかり(笑)になって、早く目覚める代わりに夜は8時に布団に入るという状況なのです。

しかし、今夜の五輪アジア最終予選サッカー女子の「北朝鮮戦」、これだけは見逃すわけにはまいりません。なでしこジャパン自体の試合がこのところ極端に少なく、特に国際試合は、Wカップかオリンピックがらみでないと滅多に行われません。
ましてや、アウェーながらもめて中立国開催(サウジアラビア)がやっと試合開始数日前に決まったので、放送するかどうかも心配したのです。NHKが生中継してくれるので観戦出来るようになって幸いでした。NHKグッジョブでありますが、飛行機のチケット確保からホテルの予約、放送機材持ち込みとセッティングとなかなかハードで大変でしょうね。

なにより気になったのが、北朝鮮の世界ランクであります。これまで実は北朝鮮とは24回対戦経験があり、7勝5分12敗 と大幅に分が悪いのです。最新のFIFAランキングでは、日本8位、北朝鮮9位!。

ワタシの知るところでは、かつて澤穂希が活躍した時代がなでしこが一番強かった、それはそうですが、現在のなでしこも相当に強い、と感じていました。天才長谷川唯ちゃん、DF熊谷を中心に、海外のクラブに所属して今回呼ばれていたのが11人です。それ以外にも、田中 美南・藤野 あおばなど期待の常連のFWも居ます。

一方の北朝鮮、想像するに海外選手や指導者の招へいや自国選手の海外クラブ所属、国内リーグの確立など、どれもちゃんと出来ているとは思えません。国際交流試合なども気軽にやれるはずもなく、ある意味世界的にはハンディを負っている小国と言えますよね。人口26百万人、日本の1/4ですよ。それで世界のランクが日本に続く9位というのがなんとも不気味であります。
国際試合での結果がそれだけの成績を出してきたという証拠でもあります。

これも想像ですが、北朝鮮のスポーツ選手は、その結果やパフォーマンスによって、将軍様の機嫌や考え次第で家族もろとも運命が激変するような過酷なシステムが待ち構えていて、命懸けで実力以上の力を発揮するのかもしれませんね。

いずれにせよ、今日は午後から女子ゴルフと。女子サッカーのテレビ放送は見ないわけにはいきません。痛いの痒いの行ってる場合ではなく、なでしこたちのプレーを応援し、しかとこの目に焼き付けたいと思うのです。
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国会議員は税金免除の特権階級か

2024年02月23日 | 時事
昨日はワタシ達が経営する零細企業の面倒をみてくれている税理士事務所の代表と、担当の方が見えました。年に一度・納税義務・国民の責務「確定申告」の書類を渡すためであります。

一応準備していたフレーズ「ワタシら納税者はこうして真面目に収めているのに、なぜ国会議員は脱税しても許されているの?」と伝えたら、先生ちゃんと想定していた様子で、そういわれると思ってきました、と所長が苦笑い。職業柄そのフレーズを何十回となく聞かされて辟易している様子でした。

彼らのやってきたことが「明らかな脱税」として遡及されても恐らく3年分、国に入るその納税額など大したことはありません。大したことがあるのは、国会議員とりわけ安倍派の連中が、安倍氏健在の頃からやりたい放題、国政を私物化してきたことが明るみに出たことであります。また、納税者・国民感情からしたら、普段えらそうなことを言っておきながら裏で金を貰って知らんぷりしていたのは許せない、という総意が膨らんでいるということでしょう。

いまだにマスコミや国民を小ばかにするような対応・措置をとってお茶を濁し、時間稼ぎしているように見える政府与党は、いずれその考え違いを身をもって知ることになるでしょうね。

さてその確定申告では、1円の所得のごまかしも出来ず、医療費控除も10万円以上でないと適用されません。どうして?なんで?なんの経費の節税もありませんでした。おりしも過去最高値の株価だそうです。
ワタシは「終活」に突入し、様々な小口の金融資産を整理に掛かっております。現役の時にこつこつ会社の持株会で溜めた金融株が数千株あります。これを今売れば利益が100万円位出るようなのです。せめて昔高値で買ったゴルフの会員権を今年処分し、その所得価格との売却損を少しでも株の儲けで軽減できればと思ったら、金融資産と不動産(会員権)は損益通算(合算)出来ないのだそうです。つまり株のもうけの部分を会員権の損で埋めて、せめて20万円の税金くらいは軽減できるかと思ったら、「出来ません」というのですよ。

庶民にとってはがんじがらめで、当局の都合のいいように税制や徴収ルールが定められているので、こちらが思うような節税など全て封じられているのです。
なのに、国会議員は許されているのです。使い途明細も不要、キックバックも中抜きも貰った党からの収入の使い残しも「みいーーーんな」闇の中非課税であります。政策活動費 という曖昧な費目にぶっこめばなんでもお目こぼしにするという「国会議員」が決めた決まりですよ。これを撤廃せねばダメでしょうよ。個人なら「必要経費・生活活動費」を領収書もつけないで青天井で収入から差し引くなんてことをしたら徴税制度は瓦解するでしょう。それを議員だけ許しているのは「困る」と税務署が声を上げねばいけませんよね。

今回ずるずると長引いている問題ですが、少なくとも「お金と税金」については税務署が明白な脱税行為と認定して例外なく追徴します!と公式な見解を出すべきでしょう。
そうしないから税務署の窓口を訪れる申告者からは異口同音に、「どうして国会議員はいいの?」と大きな声で聞かれることになっているのではないでしょうかね。
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とりにがす マイガーデンに来る野鳥たち

2024年02月22日 | 動物
ガーデニングの極意、があるかどうかは知りませんが、ワタシにとっては外に出て「自然」と一体化することにあります。暑い日も寒い日も、陽がさしたり雨が落ち、風が頬を撫でていく、その中で植物と土を触る、それこそ園芸そのものではなかろうか、と思うのです

そこで登場するのがほとんど害獣・害鳥と言える野鳥たちであります。蝶や虫なら花について花粉を媒介するという大事なメリットがあります。しかし野鳥は①うるさく鳴く ②糞を落とす ③野菜の新芽若葉をついばみぼろぼろにする ④果物を突き食べてしまう・・・といった害ばかりが目立ち、ガーデンに恩恵をもたらすことはほとんどありません。

空気銃で打ったり、カスミ網で捕獲したり爆竹などで追い立てるなど物騒なことはできません。鳥を追い払うだけなら長い竹竿を振り回したり、圧縮した空気や炭素ガスを吹きかけるという手はあります。これを「鳥にガス(取り逃がす)」と言いますな(笑)。

そもそも、彼ら(彼女たち)は自然の一部なので「共存」しなければならない、と考えるのです。なので、彼らがいても知らんぷりして野良仕事を続けるようにしております。ただ、ワタシのいないときに畑を荒らすのをやめさせることが出来ればいいとは思っていて、ビスケットを割って畑に撒き、食欲を満たしてやるという非科学的な行為をしております。

さてそこで、やってくる鳥の種類ですが「カラス」は除外します。あいつらは人間社会に従属しゴミを漁って食い散らかしている動物で「自然」とは一線を画します。必ず人が住むエリアに出没するのです。おそらく人里離れて暮らしていけないと思います。

大きい方から順番に「ヒヨドリ・イソヒヨドリ・ハクセキレイ・すずめ・メジロ」というのが常連であります。彼らが、ワタシをどう考えているのか、そこを聞いても答えませんが想像するに、彼らにとっても「自然」の一部だとみているのではないかと思います。そばに来て追っ払うでなしかといって手なずけるわけもなし。ただ気まぐれにビスケットを撒くので「食い物を供給する生き物」で害はない、という認識なんだろうと思いますね。

というのも、野生の鳥たちがワタシを見ても近づいてもほとんど逃げようとしないからであります。先日驚いたのがワタシの仕事場の上、屋上の階段で側の電信柱に留まった「イソヒヨドリ」こいつは、ワタシが2mくらいまで近づいても、じっとこちらをみたきりで逃げようとしないのです。野鳥ですよ。手を延ばせば届くような距離でも、こちらを危険な個体と思わない=顔などで個人を認識している、としか思えないのです。
地表ではこんな姿のイソヒヨドリ。普段は河川や海のそばに生息して、砂の中にいる小動物や小魚を捕らえて食べるようですが、この子は、どうもワタシの仕事場の周辺がお気に入りの様なのです。(ひょっとすると、屋上のメダカたちも食べられているかもしれません)

一年を通じてやってくる主たちが「ヒヨドリ」であります。
こいつらは、イソヒヨドリに比べるとだいぶ警戒心が強く、ワタシのそばには寄って来ません。寄って来ませんが、隠れて遠巻きに眺めているようなのです。ビスケットのかけらを放り上げると、パッと飛んできて空中でくちばしでキャッチします。手渡しとはいきませんが、それでも投げたものを受け止めるために待機しているのですからたいしたものです。

ヒヨドリは、白菜・キャベツ・ブロッコリーなどの葉物の若葉をつつき、食い散らかすのです。また枇杷・柑橘・いちじく・柿などの果物も大好きなので油断ならない相手であります。食べごろになった果物は果樹全体をネットで覆うようにしていますが、それでも潜り込んで荒らしていきます。本音は捕まえては根を毟り焼き鳥にしたいところなんです。殺生を好まず、自然と一体化を志すこのワタシは、なんとかヒヨドリたちと折り合いをつけながらガーデニングを続けております。どうやら鳥たちはワタシをなめているようです。やっぱり鳥にガスでも吹き付けて追い散らした方がいいのかなぁ。

毎日様子を見に来る雀たち、そんなワタシをどう見ているのでしょうかね。

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春の花が咲き始めました

2024年02月21日 | 植物
暦の上でも実際の陽気も、間違いなく春本番であります。それどころか気温は上昇して、初夏のようでさすがのワタシもセーターは脱ぎました。

穏やかで暖かいので草むしりには絶好のお日柄であります。ワタシの管理するコンビニの周囲の「緑地帯」、ここに一年中ゴミと雑草が溜まっていくのです。捨てられるのは紙・ビニールゴミ、カップ麺のおつゆ、煙草の吸殻、紙コップ・ペットボトル・・・なんでもありです。ごみを除きながら草むしり。もう下着のシャツ一丁で汗だくとなりました。

ついでに国道沿いの歩道にある「植え込み・緑地帯」もお世話します。ゴミ拾いと草抜き、樹木なら簡単な剪定作業を行っています。どこかのビッグモーターとはえらい違いなのです。街路樹を伐採し、低木は引き抜き除草剤を撒いていたそうです。ワタシは、自分のポケットマネーで買ってきた苗木を数本植えてあります。南天とかツツジなどの低木です。 

あまりの高気温で、日本各地で早くも桜の開花情報が上がってきていますね。草むしりをしながら自分が植えた草花・樹木の開花も本格的になってきました。庭いじりは汚い土仕事でもありますが、小さな発見・ささやかな花の香などが心地よく楽しみなのです。

まず香りの花沈丁花が開花がはじまりました。園芸歴10年で、香りのいい花を咲かせる植物を優先的に育てています。

こちらは柊南天の小花。まだ蕾で目立ちません。

ビバーナム・ティヌス(トキワガマズミ)、葉っぱの緑が美しい常緑樹で、お隣さんの家の中が直接覗かれないように植えたものです。

こちらが「クリスマスローズ」、ローズと名前があってもバラ科とは全く縁が無いキンポウゲ科 で、日陰を好む陰樹として有名ですね。

秋から春までずっと咲いてくれる大変重宝な花「ユリオプスデージー」
手間いらずで病気知らず。これは本当にお勧めの植物であります。

黄色い花と言えばクロッカスも咲いておりました。可憐な花ですね。

こちらも黄色い可憐な花「姫立金花(ヒメリュウキンカ)」、これがクリスマスローズと同じ仲間「キンポウゲ科」であります。道理で同じ時期に開花するはずですね。


さて最後にかなり珍しい植物の花(蕾)を載せておきます。今日明日にも開花するという「ウコンラッパバナ(ソランドラマキシマ)」南米原産の熱帯性植物でつるは10mにも伸びるそうです。黄色い花は巨大でバナナのような香りがするのです。咲いたら本ブログにてご紹介いたします。



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たとえタダでも子供だましではない印を彫る

2024年02月20日 | 篆刻
今朝は4時起きであります。

前夜の夕食時間が早い(大体5時半)のと糖質を極力減らしているので、朝早い時間からお腹が空いているのです。また、眠くなる薬などの薬効も切れて目も冴えてくるので、それ以上寝ようとするのは難しいのです。

一旦起き出してお腹を満たし、ちょっと薬をのんで寝直すというのと、まぁいいかと早起きをし、いつものように朝食を済ませ、眠気を覚えたら寝るというのは大差ありません。なので、やむなく起床とあいなりました。

ワタシは実は非公式ながら「篆刻家」を自認しております。こうみえても数十人の方に頼まれて印を彫り提供してきました。ただ「生活が懸かっているわけではない」しどちらかと言えば趣味でやっている世界なので、印代は基本的には頂かないことにしているのです。

するとFacebook経由で旧友C君から「篆刻印の調製依頼」が入ってきたのです。このところ体調不良が続いて今年に入ってまだ3個しか彫っておりません。ところが、今回の件を含めると3口、篆刻印のオファーがあるのです。といっても「手すきの時に彫って貰おうかなぁ」程度の話であります。

C君の依頼内容はこうでありました
・孫が今度高校生になる。彼は読書家なのでお祝いに蔵書印をプレゼントしたい。一番下が4歳の孫で合計6人孫がいる。同じように高校進学の時にお祝いを贈りたい。自分も以前から丸印に「SHU」のアルファベットの印が欲しかった。M君(ワタシ)は日展や公募展に出品している篆刻家なのだと思うが、どのくらいの謝礼を払えば彫ってもらえるか?

お代なんぞ要りませんよ。高校時代の同級生、卒業して50年以上経つのにいまだに「友人」としてお互いに認識している仲です。そんな彼からお金を頂けましょうか?しかも、これから10年がかりで他のお孫さんに順々に「蔵書印」を贈ろうなんて、うーん泣ける話じゃありませんか。問題は、10年後製作者たるワタシが「印を彫れる状態か?まだこの世に居るのか?」であります。

それですぐにLINEを繋げ連絡し合うことになりました。ざっくり希望を聞けばあとはワタシ任せにしてもらいます。やり取りしているさなかにもう石選びをする、せっかちなワタシなのであります。

そして早速18mmの角印、割合良質な寿山石で獅子紐のある印材で彫ってみました。
無限の将来性がある高校生ですから、閉じ込めるような外枠はわざと落として、枠無しの「朱文印」であります。このところちょっとブランクがあって、腕がなまって感覚が落ちているかもしれませんが、何年か何十年か先まで記念に残るかもしれないものです、ちゃんと制作いたしております。

これにもう少し手を加えて仕上げたいと思います。
側款には「勇斗君祝入学 祖父贈 篩石刻」などと入れましょう。
あとは、C君に ローマ字の丸印を彫ります。

すると、なんとなんと偶然、同じ高校時代の旧友から「ジャカルタに居る孫が七五三で日本に一時帰国する。お祝いに篆刻印(姓名印)を贈りたい」と連絡が来ました。歳を聞いたら5歳です!!。だったら普通おもちゃだろう、とつっこみたくなりますよね。」
大変残念ですが、ワタシの彫る印は「子供だまし」程度と思われているようであります。
ワタシにしたら、書道の師匠だろうが5歳の子供だろうが同じ気持ちで、手抜き無し、必死に彫りますよ。


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