植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

傍若無人なスミレ

2019年05月11日 | 植物
昨日は、書道の先輩方をお招きして昼食会でした。
といっても、男の手料理、カレーと自家製野菜のサラダという質素なもの。
何やかやで、ブログはお休みとなりました。

今朝は、庭植えのカンナの移植を行いました。カンナ(ハナカンナ)は熱帯地方原産、暑さには
めっぽう強く、乾燥と寒さが苦手です。時々道路端や植え込みに野生化しているのを見かけますね。
「トロピカル」シリーズというのが日本では普及種になっていて、かなり寒い地域でも冬越え出来る
ようです。赤やピンク・黄色の花を次々に咲かせ、花期が長いのもいいです。ただし、まめに花ガラを
摘まないと、茶色に枯れて見苦しくなりますな。

いつもの花菜ガーデンで、職員の方に育て方を教わりました。冬が近づくと地上部が枯れこんでまいります。
敷き藁やもみ殻をかぶせておけば4月には新芽が吹きます。
そこで、見かけた「ダーバン」という品種が、それはそれは存在感のある見事な植物でしたね。
濃い赤紫の大きな葉にピンクの葉脈が走り、オレンジ色の巨大花を咲かせます。
早速、ネットで探したところ、これがなかなか見つからず、見つかっても「売り切れ」。約2年間、思い出したときに
ネットをチェックしてました。

移植ごてをカバンに忍ばせて、花菜ガーデンで一欠け、地下茎を失敬しようかと本気で思いましたが
これは窃盗、思いとどまりました。おそらく頼んでも県の運営ですから断られるでしょう。



その「ダーバン」をようやく見つけて取り寄せ、母屋の庭とマイガーデンに植え付け、何年美しい花を咲かせております。
病害虫もつかず、旺盛な生長と沢山の花付きでもう2種類を育てております。

ところが、この春に問題発生!
こいつですよ。


 スミレ!
これが、庭をほじくるわけです。カンナの芽を齧るわけです。ですから、いくら葉が出ても大きくなる前に
ぼろぼろになってちっとも育たないのですね。ビールケースを逆さにしてかぶせても、あっという間に
撃破。

これは完全に植物虐待ですぞ

そこで、急遽全部掘り上げ、彼女の手の届かない裏手に移植をいたしました。思ったとおり地下茎は増えておりましたので
ついでに5,6個ばかり鉢に植えました。首尾よく芽が出たら、、、、ネットで販売しちゃるぞ

本来のカンナは、こうなっている時期です。

移植後の一部の鉢はこれですよ。


もう一種「ベンガルタイガー」という、緑の縞々模様のカンナも素敵ですが、これまたなかなかネットで売ってないんですよね。

気長に探すとしたもんです
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