植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

絶対に植えてはいけない

2019年09月07日 | 植物
昨日は、昔の高校の同級生と、千葉でゴルフでした。50年近く前、九州の田舎の高校生で頭もふさふさ、漲る若さと夢に満ちた少年少女が、いまや・・・・
言いますまい、お互い様ですから。

京浜急行の踏切脱線事故の影響もあってか、北に向かう高速道路にはあちこち激しい渋滞がありました。

そういうわけで、昨日は久し振りにブログ更新を怠ってしまいました。

庭や畑に何を植えようが本人の勝手でありますな。といっても、周りに迷惑をかけるような植物も多々あり、それなりの配慮が必要です。植えると危険な植物は、ネットなんかで数多く紹介されておりますが、本日は自分の経験から少しまとめましょう。

植えてはならない(危険な)植物は、その理由はいくつかあります。
1.成長が早く大きく育つので、他の植物を駆逐する。日陰を作る。
2.繁殖力旺盛で、どんどん増えてしまう。
3.つる性のため、他の植物に巻き付く、壁を這い外観を損ね壁を傷める。
4.棘があり、刺さると痛い
5.毒性が強い成分を含む
というようなことです

以下に紹介する植物の話は、ワタシの失敗談の一部で、ほとんどすべて処分いたしました。

ササ・竹  これは、地下茎をどんどん伸ばし勢力範囲を広げ、藪になります。姫笹ならよかろうと、庭植えしました。葉っぱが可愛く風情がありました。しかし、3年を経過したあたりから、周囲数メートルに葉が出てきたのに気づきました。引っ張ると細く長い地下茎が四方に伸びておりました。一塊だけ鉢植えにして、あとは抜きましたが、そこここに残って芽がでてますなー

ニセアカシア(ミモザ)  黄色の花が一面に咲き、芳香もあります。非常に姿のいい樹木ですが、これはマメ科。小さなポット苗を庭に植えたら一年で3M近くに成長しました。小花をいっぱいつけたのはいいのですが、気が付くと自慢に無数の芽が吹いています。これは、大変ほおっておくと、大木になり手が付けられなくなります。

ワイヤープランツ これは、こんもりとした葉姿が魅力で、しゃれた鉢植えやハンギングがおすすめなのですが、グランドカバー目的で地植えしたところ、猛烈な勢いで四方に広がりよその地所まで越境いたします。伸ばしたつる性の茎から根が伸びるので、広がり始めると駆逐するのが一苦労です。茎は木質化しますし。

ラズベリー 甘くビジュアル的にも素敵な実をつけますが、これも地下茎を伸ばします。非常に強健で、やせた土地でも乾燥にも暑さ寒さにも負けません。花をたくさん咲かすのですが、意外と実にならない。それでいて日陰では腰の高さ以上に伸びてきます。棘が猛烈に痛いのですよ。地上部には凶悪な棘が生えるので、駆除するときは皮の手袋長袖シャツが欠かせません。根元の土中に手を入れて抜くしかありません。あっという間に広がりますから、よほど痛みが好きな人でなければお勧めできませんね。

つるバラだけは、好きでやってるので、棘にさされても仕方がありません。

これ以外にも、オジギソウ(繁殖力旺盛、棘アリ)、桜(巨木になり他の植物が亡くなります)、玉すだれ(これもどんどん増えるし、なかなか抜けない)、イチジク(根が張って家を持ち上げることも)、ミントやローズマリーなどのハーブ、ツルニチニチソウ、シャガなども爆発的な繁殖力があります。

植えたわけでもないのに迷惑しているのはドクダミ、スギナ、ワルナスビあたりですね。
雑草に関しては、そのうちに




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