植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

嵐が過ぎたら、、、ささやかながらハッピーなことがありました

2019年05月22日 | 植物
昨日の嵐が去って、今日は陽光が降り注いでおります。

バラをはじめいろんな草木が倒れ、茎は折れるわ、ボカシ肥料は水浸しになるわ、であと片づけが大変ですね。
しかし、バラも一巡して咲き終わりに来ているので、丁度いい剪定作業になりました。つるバラの誘引もやります。
普段は、花びらが変色してきたものは手で摘み取っていくのですが、正当なやり方は殺菌消毒したバラ専用のはさみで、
花ガラをカットします。5枚葉の数センチ上から切ると、次の花蕾がまた上がってきます。
例によって雑な作業ですから、剪定した後の片付けも一仕事、散々棘がささりますが、仕方ないです。バラ用の手袋も
ありますが、茎や葉に泥を付けたくないので素手で格闘ですよ。

いいこともいくつかあります。
まずは、ロンガン(龍眼)の苗です。沖縄から取り寄せて3年目になりますな。当然熱帯性の果樹ですから鉢植えにして
室内(温室)で冬越しになります。屋上の温室で60℃以上の高温や強風、乾燥と過湿みたいなことを繰り返した
せいか、まったく花も咲かず、ここ半年くらいは、成長が止まっていました。一緒に買った「ライチ」の苗はとっくに
枯らしてしまいました。
せめて、息を吹き返させるために、鉢を大きくし根を切り新しい土を入れ、強風の当たらない地上に
おろしました。いくつかの液肥を与えて日に当てていたところ、急に若葉が出てまいりましたよ!

バラなんかもそうですが、こういう赤い新葉は美しく、ガーデナーの気持ちを高めてくれます。

さらに、同じく熱帯性果樹の「セレージア」、たしかブラジル原産で、零度くらいなら耐える耐寒性もあり。
フトモモ科、果実は美味しいらしいですがまだ口にしたことはありません。
一年目の冬は室内に置いたのですが、2年目思い切って地植えしました。すると晩秋に落葉したまま、枯れ木と
なっていました。藁で防寒したつもりでも、幼木でしたから早すぎたのですね。

そしたら今朝、新芽が出ましたよ♫🎶

枯れてなかったんですね。秋までに葉が出てきたら、も一度鉢に戻すことも考えます。

こちらは、「ハナキリン」トウダイグサ科でマダガスカルに自生するらしいです。やはり寒さに弱いので
最低5度くらいまでは保てる温室に入れておりましたら、なんとか花が咲き始めました。


屋上のスイレンも咲いてきました。カラスに荒らされて心配していたのでひと安心。


それでは、またバラの剪定とブドウの伸びすぎたツルの始末、消毒剤の散布と仕事が待っておりますのでこれにて。
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