植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

忘れられないのー収穫の季節よー

2023年11月13日 | 植物
一昨日からめっきり寒くなりました。ガーデニングも暑い暑いといいながらもなんとか続けていたのが数週間前。今度は雨が降り寒くなったと家に籠るようではガーデナー失格であります。

そんなところで本日は、マイガーデンの果樹コーナーで育てている果物の現状であります。本日の写真は今朝「とりたて」のものであります。
先日柿もぎして「干し柿」作りをこのブログで紹介しました。それが。現状こうなっております。やや日照不足とはいえ、寒さが出て来たので順調と言えます。来月初旬には出来上がると思います。屋上に吊るしてあります。
屋上にはもう一つの果樹「パッションフルーツ」があります。沖縄あたりに自生する熱帯性の植物なので、当地平塚などでは地植えすると枯れてしまいます。厳冬期に入る前に温室で冬越しさせるのであります。

果樹コーナーではとても珍しい世界一甘いと言われる「ヌアールドゥカロン」というイチジクを植えてありますが、夏場に2,3個小さな実をつけて食べられましたが、現在は、いくつかついた蕾がそのまま完全に1か月凍結状態、これはもう熟すことが無いでしょう。

次はフェイジョア。これは一見南方の植物ぽいですが、普通に地植えできます。ただ、自家受粉しないので2種類以上の木を混植し、開花時期には綿棒などで花粉を採取して別の木の雌蕊につけるか、花そのものを折り取って別の花にこすりつけたりします。本来ならばその役割は蜜蜂なのですが、当地では数年前からほとんど見かけることが無くなりました。一説によると「ネオニコチノイド系の農薬」が蜜蜂を絶滅に追いやっているということのようです。
これは熟すと自然落果いたしますので、追熟させなくても食べられます。
中は少し透明感があって、スプーンで掬っていただきます。トロピカルな風味と香り、甘くそしてやや酸味がありとても美味しいものです。

今年のメインになるはずの「アイスクリームバナナ」。だいぶ前から危惧していたのです。だいたい開花後110日位で収穫と言われていますが、その計算で言えばあと20日ほどで収穫期を迎えるのです。しかしひと月以上前から外観で変化が無く大きく太る兆候が見られないのです。なんらかの理由で成長・成熟が止まったように見えました。
それで今朝一つ割ってみました。
そんなバナナ!?であります。硬くてぽろぽろした果肉は完全にアウトと思えます。かじってみるとエグミがありとうてい食するものではありません。懸念が現実となったようです。あと20日で熟するとは到底思えません。気候(気温)のせいか降雨量のせいか別の原因かはわかりません。もはや期待せず来月初旬に伐り倒してしまいましょう。

後は柑橘類であります。これらはだいたい順調と言っていいのです。
レモンは上に木が伸びず地ばいレモン状態です。

こちらはご存じデコポン。今年は豊作で30個近く実が付きました。収穫時期を間違えなければ美味しく食べられるでしょう。

さらに「はるか」熟しても皮が黄緑色に残ります

こちらが期待の「はれひめ」です。植えてから4年、初めて実がついて今年は最大の収穫になります。種が少なく、果汁が多く含まれていてジューシーなんだそうです。ほとんど市場に出回らないので食べた記憶がありません。楽しみであります。収穫時期が柑橘の中では最も早い部類で12月には食べられるようです。 


最後は「日本でもっとも美味しい甘柿」の一つと言われる「花御所柿」であります。鳥取名産で、ゴマが入らずみっしりとつまった果肉は柔らかくとても美味であります。これはもうぼちぼち食べられるのです。

というわけで、最も大事なのは収穫のタイミングであります。ピンキーとキラーズの歌ではありませんが忘れてならないのは恋の季節ならぬ収穫の季節、時期なのであります。自家用・近所へおすそ分け用だけで育てておりますが、肝心のワタシは「高血糖症状」が続いているので、味見程度しか出来ません。それがなにより残念であります。

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