人生何でも勉強、なんでも挑戦です。
この度挑むのは、ヤフオクで「出品」することです。ヤフオクに手を染めてから3年ほど経過しました。入札・買い入れ専門に毎日書道篆刻関連のお品を見定め、随分落札した結果、その評価が185となっています。同じところから落札しても評価は変わらないのでおそらく、200回以上落札したものと思われます。
そこで、「邪魔になるもんじゃあるまいし」と言いながら書道用品や篆刻用印材、書籍などをしこたま集めているのですが、やはり邪魔なんです(笑)。
最初の頃、様子もわからず書道用品でも、普段不要な硯や墨を次々に落札しましたが、結局使わずじまい。しかもかなり粗悪な土産物レベルが多かったのです。
紙や筆、墨汁なら消耗品なのでわずかづつ減っていきます。印材も観賞用を除けば、一日3個位は彫っているので、年間1000個を消費する計算になります。しかし硯や固形墨、安物の書道筆、印泥などが相当溜まって来たので処分しようと思い立ちました。わたしにしてはガラにもなく収納を活用し、小さなタンスやケースで整理してきたのですが、死ぬまで使いきれなかろうと悟りました。そろそろ断捨離せねばという心境であります。
また、入札価格(ワタシが消費した金額)の半分でも処分したらかなりの軍資金となるので、また新たに買える(爆笑)のです。
全くの素人なので、どこから手を付けるか迷います。それでも、とりあえずは、書道筆と硯を少し開放いたそうと思います。処分するべき品物を一手に集め、単品かまとめてかに分けることからでしょう。まとまったら、写真を撮るのですが、一応見栄えをよくするためのスタジオ・照明を準備しなければ。まず部屋の片づけからか。
そこから先は、ちょっと技が要るようです。紹介文やらタグは手馴れたものです。送料、地域への発送がどうだとか、梱包がどうだとかいろいろ取引説明文が必要なんですね。これには、いつも行く床屋(美容院)のマスターが先生であります。この人は、暇なときに片っ端から不用品を出品するという習慣だそうで、その評価点は1000点を超えていると豪語していました。
ある程度準備が出来たら(10点ほど出品するものの写真が取れたら)、自家製のシャインマスカットあたりを手土産に美容院に駆け込んでちょっと手伝ってもらおうと思います。オークション専用のフリーアプリがいくつかあって、それを活用すると定型的なフォーマットの簡便な設定が出来るようです。
入札し買うのは実に簡単でした。おそらく出品も一度やればさほど難しいものでは無かろう、と頭では考えますが、実際、人様にお金を頂くと言うのは神経を使います。子供のころから買うことは数えきれない回数になりますが、売ることは人生の中でもほんのわずかですから。梱包発送の手間や当然ながら、送料や品物に対するクレームとか考えだすとビビるのです。これだけヤフオクで品物があふれかえっているのですから、出品者も無数にいます。誰でも出来ると思うべきなんでしょう。
とかなんとか言ってるうちに昨夜もまた1件落札してしまいました。
あぁ、早いとこ一歩を踏み出さねばと、初秋に少しの焦りを覚える槐松亭であります。
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