植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

安いエコー検査でいい気持ちになる

2024年04月25日 | 健康
軽い鬱病と診断されたのが1年前であります。数種類の内服薬を処方されちゃんと時間を守って飲んでおります。薬の方は最短が6時間、最長が12時間の薬効と定まっていて、薬が切れる時間が近づくに連れ。何とも言えない焦燥感や不安感が胸に迫ってくるので、つい30分でも早く服薬してしまいます。

ただこれらの薬を飲んでいるから、効果のある時間に平穏でいられるかといえば間違い。薬が効き始める服薬後30分頃に胸のあたりの不快感が募り、その後も不定期に違和感を感じるのです。特に薬の効き目が無くなる時分(午前10時頃や夕方4時半ころ)に嫌な感じが出て参ります。

そんな生活が1年続き、先日いつもの病院でその薬を貰いに行った時「鬱病のせいかどうかはわからないけれど、心臓の周囲に違和感が付きまとう。1.2日に一度は呼吸から心臓までほんの一瞬だけれど停止しているように思えるときがある」と心臓の不調を訴えたのです。おかげで救心を買って飲むようになったと。

すると先生、ワタシの脈をとり、紹介状をさらさらと書きました。地元の総合病院で「心臓検査」を依頼したのです。何か感じる事があったのかもしれませんが、自分の患者が心臓異常だと困る(誤診になる)わけですものね。それで一昨日と昨日の午後、共済病院に赴き精密検査を受ける事となりました。

検査内容は大きくは、造影剤を使って心臓の断層写真を撮るという「CT撮影」、昨日は「心臓超音波検査=エコー」でありました。いずれも人生初めての経験であります。生まれてこの方学生時分に扁桃腺が化膿して1週間入院して以来入院経験もありません。大した病気もせずこの歳になりました。

初日のCTは、ベッドに上向きに寝て、丸い大きな筒状の機械に通されました。なにかがぐるぐる回っているようですが、こちらは身動きもせずただ寝ているだけであります。30分ほどで終了しましたが、何も見せてくれるでなし、ハイ終わりましたので会計してお帰り下さい。請求額7,280円!!高い

(ここからは15才+)翌日は、うす暗いカーテンで仕切られた検査室に通され、上半身裸で向こう向きに寝かされました。診察台に左を下にし右腕は身体に並行に脇から腰に下ろします。そこにいきなり看護師さんがお尻から座ってきたのです。ワタシの裸の背中に丸いお尻とその温かさがもろに伝わってきます。そしてワタシの乳首周辺にゼリーを塗り、その周りを何かでなでなぞっていくのです。

残念ながらワタシは68才になったせいか、あるいは鬱病のせいか今はほぼすべての「性欲」は失われております。自分の性感帯である乳首をまさぐられてもまぁ検査ですからさほど気にもなりません。しかし、腕を伸ばして検査するその女性の二の腕やわき腹(胸の周辺)がワタシの背中にあたるのです。

はい大きく吸って― そこで止めてー はい楽にしてーと看護師さんが声をかけてきます。ワタシは、ただただ息を荒くしてはぁはぁと呼吸するのです。こんな薄暗いところで男女が密着してはぁはぁしてたら間違われますよね。いわば風俗店のお試しコースのような雰囲気でした。

小一時間それが続いて、別の看護師さん?が入ってきました。どうやら今までの作業や撮影の最終結果を確認しているようです。小声でどこかを指さして「これで間違いないですね」などとひそひそやられた途端、今までの「疑似風俗気分」が吹っ飛んでしまいました。

最後に「循環器内科」の医師が検査結果を伝えてきました。
「どこにも異常は見られないようなので、安心して聞いて下さい」と言われてようやく我に返ったような次第でありました。
あれが、もっと元気で若い男性だったら我慢できなくなったかも(笑)。まぁそんな元気のある人は、そもそもこんなところで検査を受けることはありませんね。
それでお会計 検査費風俗お試しコース)2,860円でありました。

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