植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

「やね乃めだか」をどうするか 

2024年02月09日 | メダカ
池乃めだかというちっちゃい芸人さんがいます、御年80歳で現役だそうです。うちにはちっちゃい本物のめだかがワタシの仕事場2階の階上に住んでいます。名付けて屋根のメダカ(そのまんま(笑))

本来屋上には、いくつもの鉢植えを置き、3,4か所に花壇を設け、草花を育てるうちイチゴやスイカまで育てることになりました。建設の専門家なら「ホントやめて」と言いたくなるでしょうが、それに飽き足らずめだかを飼うようになってしまいました。



その数およそ3千匹といったところでしょう。
一番最初は、20匹位まとめて農協さんで売っていたものでした。しかし、繁殖期に草藻やシュロに小さな卵を見つけて別容器に移し替えたのが事の起こりでありました。生まれたメダカの赤ちゃんがやたらと可愛いのです。生まれたてのめだかを我々は「針子(はりこ)」と呼びます。こいつらが小さな水槽でちょこまか動き回るのに魅せられてバンバン増やしていったのです。

2年後には、めだかの特別な品種があることが分かり、赤い「ヒメダカ」・ラメの様にきらきら銀色に光る「ラメ幹之(ミユキ)」・黒く、長く尾びれがたれた「オロチ」、さらには一種の奇形である「ダルマめだか」まで出現しました。これらを一つの容器に入れて混血種を作ったり、それぞれの純血種を増やそうとするうちに、いつのまにか容器が大型化しました。普通屋上にプールと言えば、幼児が遊ぶプールに決まっています(笑)。
ワタシのところには20個以上のメダカ専用プールがあるのです。




こんな感じです。これにはおろちを主体に飼っています。水が緑色なのは訳があります。メダカは雑食で、メダカの餌以外に藻もついばみます。水の中に発生した水苔も当然食べ物なので、出来るだけ緑色に保つのです。

本来ならば2月初旬は厳冬期で、数年前までは水の表面が完全に凍結し、日中ずっと融けないということが多かったのです。メダカたちは零下の中で底に沈んで動かなくなりますこれが冬眠で、餌やり水替え不要になります。ところが昨年あたりも、ほとんど凍結しませんでした。メダカたちは「冬眠」しないで日中泳ぎ回るのです。動くという事は餌も食べます、餌を食べれば糞もする、すると徐々に底に糞と食べ残しの餌と苔が混在し水質が悪化していくのです。

という事で、今年も2,3週間に一度順繰りに水交換する羽目になりました。空の容器に水を張り二日後に移し替えいたします。実際メダカが居る容器は12~13個で、他は洗浄し、乾燥・消毒させてから水を張る、というなかなかの作業なのです。

こちらが「ミユキ系」であります。

後2か月もすると、「カナちゃんの花屋さん」に7.8匹位適当に入れたパックを10個単位で持ち込みます。1パック700円で、取り分は50%、昨年は確か40パックで14千円(=年収)代金を頂戴しました。
当然そのお金は「無申告」であります。プールの水道代、餌代、ワタシの労賃などを考えたら大赤字なのです。屋根の上のメダカたち、そろそろなんとかしないといけないのです。ワタシが面倒見切れなくなるのが見えてきたからです。さて・・・どうしたものか。

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